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電源ランプLED~そのノイズの問題

ネオン球LED-1

今までPCオーディオの外付けHDD駆動用のリニア電源(金田式シリーズレギュレーター改)の電源ランプには、青色LEDを使用してきました。LEDがノイズを出すことは気付いていたのですが、外付けHDD駆動用の電源ですから、とりあえず音にあまり影響はないだろうと高を括っておりました。今回滅多に壊れないはずのLEDが突然光らなくなりましたが、交換するのが億劫で暫く放置モードだったのです。並行してCSEのクリーン電源をデュポン・コーリアン&オーディオテクニカAT6098のインシュレーターの上に載せて~ただそれだけなのに俄かに信じ難い効果に驚く日々が続きました。

青色LEDの手持ちがなくなっていたので、取り寄せて交換した処、交換前より音が悪いのに気付きました。特に低域方向の深さ・豊かさが減退しているのです。ここまで差が出てしまうとは、ちょっと止めて欲しい感じです。電源ランプはPLITRONトロイダルトランスの2次側独立巻線(2組の片方)を使っているので、音質に影響はないだろうと思っていたのですが見事に外れでした。LEDは使えない、となると何を使えば良いのか? すぐ思いつくのはネオン球です。早速ググってみると、あるある、アマゾンにお誂え向きのがありました。抵抗なしバージョンで50個セット、千円しない低価格。50個は当面使い切れませんが、まぁ安いからOKです。

さて電源ランプの交換です。ネオン球の抵抗はFIDELIX中川氏ご推奨・拘りのPRPを用い、電源トランス1次側に結線します。電源ランプを光らせる為だけですが、ここまでやらねば本当の高音質を手に出来ません。

愈々試聴です。やはり、低域方向の深さ・豊かさが段違いに良くなります。前述の「並行してCSEのクリーン電源をデュポン・コーリアン&オーディオテクニカAT6098のインシュレーターの上に載せて~ただそれだけなのに俄かに信じ難い効果に驚く日々が続きました。」の部分、実は青色LEDが偶々壊れていたことが大いに音質上幸いしていたのです。

低域方向だけでなく、音全体の風合いがよりアナログライクになり、弦楽器の擦弦が一層生々しくなりました。たかが電源ランプ、されど電源ランプ、やはり電源ランプ・・・通常は、気にも留めない部分も妥協せず拘り抜くことが肝要と思い知らされました。外付けHDDの電源ランプのノイズが、これ程迄に音質に影響するとは将に吃驚仰天です。

電源ランプ・ネオン球LED-1

上がランプ交換後の電源、下が青色LEDのままの別の電源(バックアップ用外付けHDDに使用)になります。
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LIRICOで聴くザ・スリー

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"THE THREE" TAKE2

LIRICOの実にフレッシュなプレイバックで、名手の見事なインタープレイを満喫出来ます。

ダイレクトカット・レコードが生きて語り掛ける時間(とき)。

LIRICOで聴くクラウス・シュトリューベン

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ドイツ・シャルプラッテンレーベル専属の録音技師クラウス・シュトリューベンの名録音。

しなやかに、そして深く、大気を孕んで広がる弦。
雄々しい金管の咆哮。

直接音と間接音のブレンド、バランス感が見事。
音楽の素晴らしさ、演奏の素晴らしさを生き生きと伝える録音。この録音は、技術を超えた芸術の領域ではないでしょうか。

このアナログ・ディスクは、嘗てステレオサウンド誌のプリアンプのテストリポートでも使用されたものです。その中で、カウンターポイントのSA-5が特に高い評価を得ていたのが印象的でした。その後、拙宅ではSA-5.1を導入することになります。因みに現状はサブ機として使用中です。

LIRICOで聴くシェフィールド

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Sheffield Labのダイレクトカット・レコード。

テープ録音を廃し、いきなりカッターレースでマザー盤を刻む~新鮮この上ないサウンド。嘗てステレオサウンド誌でも、機器のテストリポートで使われていた記憶があります。

名匠エーリッヒ・ラインスドルフがロスアンジェルス・フィルハーモニックを振ったワルキューレの騎行等々。後で編集が出来ないから、失敗は許されないという緊張感溢れる(笑)録音、と言うより、ザッハリッヒなれど熱い演奏。言わば、二重に新鮮。

録音現場へのワープ。

LIRICOのセッティングと試聴

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LIRICOのセッティングですが、デュポン・コーリアン(人工大理石)板の上に載せました。この下は見えませんが、PLEXTERのCDドライブだったりします。もっとリジッドな台に載せないといけないとの声が聞こえてきそうですが・・・。

LIRICO底面のディップスイッチは、全てフロントパネル側にしてあります。と言うか、デフォルトでそうなっていました。中川氏の推奨で、ノイズ等の問題がなければ音質的にはこの設定が最良とのこと。

さて試聴です。

カートリッジはデンオン DL-103、ターンテーブルはORACLE DELPHI MKV、アームはVPI社JMW-9 Signature、フォノイコはマーク・レヴィンソンのLNP-2(モジュールがバウエンから自社に変わる過渡期のモデルで、メーターモジュールだけがバウエンという珍しい個体)を使用して、プリ出力をジェフ・ローランドのCOHERENCE(バイパスモード)に入れチャンデバKRELL KBXへ、パワーの中高域はパスラボのXA100.5、低域はマッキンのMC-2600、スピーカーはJBL S9500という構成。

まずはクリップスがロイヤルフィルを振ったモーツァルトの交響曲35番を聴いてみます。一聴して、ノイズが非常に少なく、クリアなことに驚かされます。様々な楽器の音がくっきりと際立ちながら、一体感を持って、広大な音場に響いていきます。妙な癖がなく、生き生きとして躍動感に溢れる音。過度応答が優れている為、レコードのスクラッチノイズが目立たず、音の背後に静けさが感じられます。

次にクレンペラーが手兵のフィルハーモニア管を振ったブルックナーの交響曲4番を聴いてみます。やはり上記の印象は変わらず、アナログを聴く悦びに浸ることが出来ます。分解能に優れ、表情が豊かで、聴感上のダイナミックレンジが大変広く感じられます。

これは実に素晴らしい!!

フィデリックス社の中川氏は、A級パワーアンプで、かのマーク・レヴィンソンにも大きな影響を与えた方です。プリアンプ等のローノイズ化の重要性についても、中川氏とマーク・レヴィンソンは一致するところがあります。フィデリックス LIRICOとマーク・レヴィンソン LNP-2のコラボは、時代を超えた技術と音楽(再生)の融合と言えるかもしれません。
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Kapell

Author:Kapell
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