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シューリヒトのウィンナワルツ





タワーレコードが往年のコンサートホール・ソサエティ盤をリマスタリングで出したので、これはと思い、お試しで購入してみました。

ハイブリッドSACDで、とりあえずCD層をリッピングして聴いてみると、確かに音質は良くなっています。高域の伸びが不足してモゴモゴした音だったのが、完全にではないですが、かなり改善していて臨場感が増しています。

演奏は既に折り紙つきですが、ウィーンの森の物語など、シューリヒトならではのしみじみとした優美さがあって、本当に心を奪われます。

ブラームスの交響曲第3番と第4番も同シリーズで出ているので、思わず食指が伸びそうです。

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ドヴォルザーク:弦楽セレナーデホ長調Op.22

1.モーツァルト:セレナーデニ長調K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
2.メンデルスゾーン:弦楽の為の交響曲第9番ハ長調
3.ドヴォルザーク:弦楽セレナーデホ長調Op.22
4.ヴォルフ:イタリア風セレナーデ

ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ
指揮:シャーンドル・ヴェーグ

CD・ステレオ・録音:1986年8月22日、モーツァルテウム、ライヴ (ヴォルフのみ1986年8月19日、フェルゼンライトシューレ)
 
ORFEO C630041B
 

 
ヴェーグの紡ぎ出す音楽は、本当に生き生きとして自由闊達、それでいて考え抜かれたバランスの良さを持つことにいつも驚かされます。
 
このCD、モーツァルトは勿論素晴らしいですが、ドヴォルザークがこれまた素晴らしいです!
 
ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団の演奏も見事でしたが、このヴェーグの演奏はそれを上廻る「心に訴え掛けるもの」を持っています。第1楽章から惹き込まれてしまい、高く上り詰めていく弦の響きにはしみじみとした中に高揚感すら感じさせられます。

 
優美にして実に深い、ヴェーグの弦楽アンサンブル。
 

ヴィヴァルディ:「四季」

ヴィヴァルディ:「四季」
 
Musici Di San Marco
Alberto Lizzio, conducting
 
CD・ステレオ・録音:不詳・デジタル
PILZ 160 109
 
昔、PILZのサンプラーCDでこの演奏を聴き、その素晴らしさに甚く感動してずっと探していたのですが、PILZレーベルが潰れてしまい諦めざるを得ませんでした。
 
先日、クライネルトのCDを独アマゾンの中古で発見して、もしかしてこれもあるかもと検索してみると、見事ありました!早速、ポチ。
 

 
いやぁ~素晴らしい!生き生きとして潤いがあって、各奏者の技量もさることながら、指揮者が確りと全体を纏め上げていて本当に聴き惚れてしまいます。
 
ヴィヴァルディの「四季」と言えば、往年のイ・ムジチの名演があり、普段あまり聴く曲でもないのでもう充分という気でおりましたが、このリッツィオ/ムジチ・ディ・サンマルコの演奏に衝撃を受けて、この曲の未知なる世界を垣間見た想いです。
 
天上の調べもさながらに、それはそれは美しい響きに陶酔させられます♪
 
しかし、指揮者リッツィオはPILZ得意の幽霊指揮者だそうです。ムジチ・ディ・サンマルコについても情報がなくて、どういう団体なのかさっぱり分かりません。Zagreb Soloists(ザグレブ・ソロイスツ)と一緒になったらしく、そのザグレブ・ソロイスツは、湧々堂さんに拠れば・・・
 
 
「ザグレブ・ソロイスツのメンバーであるヴァディヨンは、ザグレブ音楽アカデミーで学び、その後ニーマン、シュヴァルツベルク、フェドトフ、グルムリーコヴァーなどに学びました。1995年から合奏団「ヴォックス・アンティクヮ」と「グレンツイーバーシュライテンデス三重・四重奏団」でバロック・ヴァイオリンを演奏しています。ザグレブ・ソロイスツは1953年、チェロ奏者で指揮者のアントニオ・ヤニグロの指導の下にザグレブ放送の中に創設されました。1968年からは指揮者を置かず、コンサートマスターをリーダーとして演奏しています。
 
とのことです。
 
瑞々しくも、はるけき響き・・・リッツィオ/ムジチ・ディ・サンマルコのヴィヴァルディ。

Henry Purcell: Ten Sonatas in Four Parts


Retrospect Trio
Henry Purcell: Ten Sonatas in Four Parts
...celebrating 350 years of Purcell
CKD 332 (Linn Records)


LINNの音楽ダウンロードサイトで、Studio Master WMA 24bit 88.2kHz (1,278.1MB)をゲット。

CDフォーマット:16bit 44.1kHzを超えるハイ・リソリューション・サウンドの世界!

透明・微細・緻密・・・鮮やかに楽器の響きが伝わってきます。真に「再生」~音が生き返る時。

こんなに素晴らしい録音がインターネットでダウンロード出来るとは、本当に有難い時代になりました。
演奏も精妙で味わい深いものです。

(^^♪

シモノフの「火の鳥」


IGOR STRAVINSKY

1.LE SACRE DU PRITEMPS (THE RITE OF SPRING)

2.THE FIREBIRD - BALLET SUITE (1945)

The Royal Philharmonic Orchestra
Yuri Simonov (Conductor)

SACD:HYBRID・ステレオ・録音:1996年

Centurion Music Ltd 222880-203


チャイコ1812年の爆演を聴いた後、さて春祭はどうなのかと興味津々でした。

結論から言うと、個人的には大人しい演奏かと思いました。ゲルギエフの春祭の衝撃は記憶に新しく、これとはまた違ったアプローチで椅子から転げ落ちる様な演奏を期待したのですが、シモノフの演奏は寧ろ弱音に重きを置いたとでも言いましょうか、少々、物足りない想いが致します。

意外にも素晴らしいのが、「火の鳥」です。英国のオケ、ロイヤル・フィルから驚きの響きを引き出しています。ロシア物のストラヴィンスキーなのに、フランス物の様な描写が聴かれるのです。こんなことはこの曲で初めてのことです。色彩的で美しい・・・この色香は、ストラヴィンスキーの新たな一面を感じさせる驚くべきものです。

2009年からロイヤル・フィルはシャルル・デュトワを芸術監督兼首席指揮者に迎えますが、その辺りの背景がこの響きにあるのでしょうか?デュトワは1966年にロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団とロンドンでデビューを飾り、それ以来、長く非常に良い関係をこのオーケストラと築いてきた(本人の弁)ので、その影響があっても不思議ではありませんが・・・。

いずれにしても、この「火の鳥」、素晴らしい演奏だと思います。

チャイコの1812年同様、SACD:HYBRIDで音質も良く、廉価盤(因みにタワレコで752円)なので、これはお買い得・お薦めです。♪

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