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オーディオ・グルメ・リサイタルの会

今般、リベロさんの企画で、オーディオ・グルメ・リサイタルの会にご一緒させて頂きました。



会長邸は、3千坪の敷地にゆったりと建てられていて、オーディオルームも入念に設計された模様で、ご覧の通り理想的なものとなっています。



多くの異なった個性を持つスピーカー達を、夫々にドライブするハイエンド機器群に圧倒されます。各スピーカーの特質に合わせたチューニングがなされていて、そのご手腕に敬服致しました。各機器は傷一つない綺麗な物で、状態が非常に良いのにも驚かされます。また特にパワーアンプ系は相当な重量があり、セッティングするのも一苦労かと思うのですが、全て会長お一人でなさっているとのことです。筋トレもされているのかな。(笑)



今回お聴かせ頂いたシステムはどれも素晴らしいものでしたが、特に印象に残ったのはDivaとEpilogueです。前者のホログラムの様に浮かぶ音像と広がりあるストレスフリーな響き、後者の付帯音のないクリアでリジッドな音の構築感、両者共に聴いた瞬間声を上げてしまう程衝撃的な世界でした。またじっくり聴いてみたいとの願望に駆られます。

この後、かのキーシンが舌鼓を打った「うさみ亭」のステーキをご馳走になりました。熟成肉なのでしょうか・・・とても柔らかく旨みのある高級なステーキでした。

さてラストは、中丸三千繪ソプラノ・リサイタルです。表現の幅の広さ、感情移入の深さに思わず涙が出る素晴らしい歌唱を満喫致しました。会場の坂東市民音楽ホールも木質の響きが見事で、東京中心部の某ホールよりずっと音楽に浸れるセンスの良い造りと感じました。

中丸三千繪「あの素晴らしい愛をもう一度」「私を泣かせてください」・・・
https://www.youtube.com/watch?v=JqnKN3L4JYc

という訳で~大変密度の濃い贅沢な一日でした!

オーディオも料理も音楽も、芸術の秋ですね。

会長nazo_otokoさん、リベロさん、この場を借りて更めて御礼申し上げます。
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A&R Lab 訪問記

A&R Lab 出川三郎氏のお宅に伺って参りました。
小田急線鶴巻温泉駅から徒歩7分くらいの所です。




出川式第2世代電源に改造された機器達

ラック内はホーンシステムのドライブ用アンプ群等、CDプレーヤー右のフェーダー・ボックスは、スタジオ・コンソールに使われているフェーダーを独立させた物で、仏EMS励磁型フルレンジ用に使用中。



5ウェイ・5スピーカーシステム

スピーカーはエンクロジャー内がマクソニックで、そのウーファーが励磁型、ホーンはアルニコマグネット仕様。上に載っているホーン大中小はエール音響製で、全てアルニコマグネット仕様。一番上のホーンがウーファーのすぐ上の帯域を受け持ち、順次マクソニックのホーン、エール音響の高域ホーンとツィーターで5スピーカー構成となっています。全てのユニットがリニアリティの良い帯域を受け持つ様に、アキュフェーズとべリンガーのチャンネル・ディバイダーで18db/oct乃至24db/octで帯域をクロスさせているとのこと。

5ウェイ・5スピーカーシステムで、各ユニットをドライブするアンプも異なったメーカーとなっているにも拘わらず、実に巧くバランスを取られていて感心致しました。


励磁型ウーファー用出川式電源24V
上の黒い筐体は仏EMSの励磁型フルレンジ用出川式電源・電流制御型1A


カッターレースに使われる真空管で製作したパワーアンプ

林立した平滑コンデンサーは何と電解ではなくフィルムコンデンサーで、小容量で特性の良い物を採用されています。これも、出川式電源なればこそでしょう。仏EMSの励磁型フルレンジ用アンプとして使用しています。


ソニーの800番SACDプレーヤー~出川式第2世代電源・0.1ppm精度クロック換装

ヨーロッパで出川式電源のデモを行った際に使用した物で、ヨーロッパ仕様の電源電圧240Vを100Vに降圧するトランスが後方にあります。


仏EMSの励磁型フルレンジ・ユニットLB8EXMK2

出川氏お気に入りの励磁型ユニットで、50リットルの密閉型エンクロージャーに格納されています。本当は100リットルくらいのエンクロージャーが良いそうですが、デモでの可搬性を優先して小さい物としたとのこと。床に余分な振動を伝えない様に、エンクロージャーの下にインシュレーターを履かせています。出川式電源の効果もあって、実に瞬発力の良い俊敏な音を聴かせてくれます。サイズを超えた低域の再現性を持っており、本当に驚かされます。拙宅でも導入したいと、真剣に考えてしまいました。

出川氏には、出川式第2世代電源についてご説明も頂きました。実際に音を聴かせて頂いて、左右前後上下の広がり、余韻の美しさ、ダイナミック且つ瑞々しい響きに魅了されました。私達は、将に電源の音を聴いているのだという思いを強くしました。

拙宅でも出川式CPMは数多く活躍中ですが、更に各機器の出川式第2世代電源への改造、仏EMS励磁型スピーカー導入と悩ましい課題が増えてしまいました♪(笑)


魂柱


 
オーディオのインシュレーター、写真はソルボセイン(弾まないゴム)とコーリアン・ボードですが、いろいろと応用の利くアイテムですね。
 
CDプレーヤーやアンプ等々に振動対策として、やたら重い物を載せると音が抑圧されてしまいます。重さのストレスがシャーシーの内部の基板にまで伝わってしまい、それがどうしても音に出てしまうのです。
 
オーディオ機器が振動することは大なり小なり不可避なので、出来るだけ美しく振動させてやって、美しく減衰させるのが吉かと。スピーカーからの音圧で振動するだけでなく、電流が流れることで部品が振動することもあります。シャーシー自体を堅牢に作るのも振動対策として大変有効でしょうが、振動の影響から完全に逃れるのは困難でしょう。
 
ヴァイオリンの魂柱やチェロのエンドピンは響きを美しく豊かにするものですが、オーディオ機器にも通じるものがある様な気がします。オーディオ機器も楽器だと思うことが、生き生きとした響きに繋がるのではないでしょうか。
 
PCオーディオでMacbook本体のインシュレーターをあれこれ替えていて、更めてそう感じた次第です。(^^
 
 

録音について

録音がメーカー等の都合で弄くられているものは・・・大抵、駄目ですね。

ミキシング物は良くないことが多いです・・・マイクが妙に楽器に近づけられた光景を見られた方は多いと思います。これは、よくあるマルチ・マイク録音です。しかし、実際のコンサートでひとつひとつの楽器に自分の耳を近付けて聴くなんてことは~あり得ねー!でしょう。つまり、音場感情報は初めからなしの世界なのです。

ミキシング=技術万能と勘違いですかね?
中にはミキシングものであっても、使用マイクの位置・配置や物理的並びに音楽的感度をきちんと認識・配慮して、見事な職人芸をもって感動的に巧く纏めている録音(英DECCAの一部等)もあります。これはこれで、ひとつの芸術です。

問題なのは、そうでないものが世の中に数多く存在するという現実です。

マルチ・マイク即ちミキシング録音の多くは、欺瞞的テクニックでは・・・?沢山のそれらしい録音機材があると、それだけで音がいいと勘違いする心理を突いているのかもしれません。

マルチ・マイク録音は同地点から発せられた直接&間接音が地点の異なる複数のマイクに入り、それをミキシングする結果、タイミングのずれた音響のベクトル情報が複雑に相殺され、金田氏曰くの「半殺しトーン」に成り下がる可能性が高いのです。それは・・・楽器の音は勿論、ホール・トーンまで著しく歪めてしまうのです。

音の到達時間をコントロールした上でミキシングするハイテクもありますが、所詮、今の処は大同小異です。異常な音が記録され、再生される・・・下手すると脳細胞がストレスで破壊されるかも・・・^_^;。

「感度の良いワンポイント・ステレオマイク録音が理想です。」

しかし、マイクの性能・感度が今ひとつなものが多い・・・主にマイク・アンプがシャビーなのです。
それは、何故か?マルチ・マイク録音が跋扈する理由そのものなのですが・・・

林立マイクありの、ミキシング・コンソールありの、そのためのエンジニアありの等々・・・複数の利害関係があるからこそ、そうなってしまうのです。そういったものが、ワンポイントの優秀マイクの利用乃至開発を遠ざけ、その都合で音を、音楽を、破壊しているのです。

実に寂しいですね。

ケーブルによる音の変化について

ケーブルの音を決定する要因は・・・

1.導体の材質(純度・メッキ・異種金属の組合せ・合金・製造乃至鋳造方法)
2.絶縁材の材質
3.構造(導体の芯線数や太さ、絶縁材の厚み、絶縁材による導体の締付け度合い等も含む)

といったところだと思います。

最終的にはそれら要因のバランスによって、音が決まります。ケーブルを触った(持った)感じで、ある程度の傾向は掴めます。固く突っ張ったケーブルは、タイトな音がする傾向があります。柔らかいケーブルは、やはり柔らかなタッチの音がします。1~3の要因が絡み合って、ケーブルの感触や重さが決まる為です。

また、繋いだ状態で指で弾くと、何がしか微かにスピーカーから音が出ます・・・マイクロフォニック・ノイズですが、これが曲者。音の透明度・分解能を落としてしまうのです。2と3の要因を詰めることで、低減させることが出来ます。

世の中には恐ろしく高価なケーブルも存在しますが、高ければ良いということはありません。高価なケーブルの中には固有の音色が強くて、音を半殺しにしてしまう物があるので注意が必要です。逆に安価なケーブルにも、優秀な物があります。

オーディオ・ショップの中にはケーブルの貸し出しをしてくれるところがありますので、自分で取っ替え引っ替えして試してみるのがいいですね。

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Author:Kapell
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