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カウンターポイント SA-220のグレードアップ


カウンターポイント SA-220のグレードアップ

同社は既に倒産してしまいましたが、チーフ・エンジニア兼社長であったマイケル・エリオットがARIAというアンプメーカーを立ち上げ、一方でALTAVISTA AUDIOを通じて旧カウンターポイント社製のアンプのグレードアップサービスを始めていたのです。もっと早く知るべきでした(^_^;)。

このグレードアップが真にマニア垂涎。ダイナミキャップはじめ使われる部品の拘りは、オーディオというより音楽の為と感じます。出力段の半導体・放熱器を含めて基板ごとそっくり入れ替わるので、実質、新製品を買ったのと同じになるのです。

写真を見ただけで、ワクワク胸が躍りますねー。(^^♪

ALTAVISTA AUDIOのURL
http://www.altavistaaudio.com/np220.html


しかし、このグレードアップをするのに、アメリカにアンプを送るとなると大変です。スムーズにいけば良いですが、何かトラブったら語学の障壁もありお手上げ状態になります。

ネットのオーディオ仲間O氏から耳より情報を得ました。何と国内でアップグレードを手掛けている方のブログがあったのです。見るとマイケル公認とのこと。

渡りに船でその方・H氏と連絡を取りました。純粋に趣味でおやりとのことですが、半端じゃないです。

私はPremiumのグレードアップを選びました。BTLですと、一層、音質向上が期待出来る様です。費用的にはALTAVISTA AUDIOの表示価格+H氏工賃+送金手数料等が掛かります。

金田式アンプの自作をしたこともあり、私としては全く腕に覚えがない訳ではないのですが、ここは慣れたセミプロにお任せした方が安心と判断しました。

本当に楽しみです!

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ホルショフスキのモーツァルト


モーツァルト・ピアノソナタ第12番ヘ長調K.332
ドビュッシー・子供の領分
ベートーヴェン・ピアノソナタ第15番ニ長調作品28「田園」
ショパン・即興曲作品38

ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)

LYRINX LYR CD070
CD・録音:1986年7月26日、プラド音楽祭、ライブ
(マイク2本のみによる録音・電気系統はLYRINXオリジナル)



ホルショフスキに嵌りました。

モーツァルトもドビュッシーもベートーヴェンも・・・ショパンは勿論。

スネイプ・モールティングスでのバッハ・平均律クラヴィア曲集第1巻~前奏曲とフーガ BWV.855やシューマン・子供の情景も、HMVで試聴した瞬間、購入を決定。ウィグモアホール・ライヴ、モーツァルトのジュノーム他協奏曲集、日本公演(CD&DVD)・・・片っ端から注文しました。

もう、これは全部持っていないといけないのです。(^^♪

さて、このCDです。

ご高齢で技術的に危ういところも確かにありますが、そういうレベルの話じゃありません。

モーツァルトの研ぎ澄まされた美音、凛とした様式感を保ちつつ自由奔放で・・・この遮るもののない世界は一体何なのでしょうか!

ドビュッシーも只管美しい、この構成感~一音一音に籠められた意味深さ、この作曲家の素晴らしさを再発見する演奏です。

ベートーヴェン、何気に表現される高潔さには畏れ入ってしまいます。

ショパンはお家芸~正に聴かせてくれるショパンです。わけても弱音が効いており、ショパンの生前の演奏を偲ばせるものだと思います。

買い込んだCD・DVDは、今後、記事にして参ります。HMVに在庫のないものもあるので、暫く時間が掛かりそうです。

早く聴きたい!の一言。

ブルックナー・交響曲第9番ニ短調


ブルックナー・交響曲第9番ニ短調

オイゲン・ヨッフム指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

MEMORIES EXCELLENCE ME1057/60(4CD)
CD・録音:1987年1月、ライブ


チェリビダッケに鍛えられたミュンヘン・フィルをヴァントが振ったブル9は、別途記事にしてありますが驚異的な名演でした。

何とヨッフムも振っているのです。これは実に興味深い!
一体、どんな演奏を聴かせてくれるのでしょう?期待に胸は高鳴ります。

さて・・・

基本的な解釈はベルリンフィルを振った往年の名盤と似ていますが、表現はより渋く厳しく切り詰められたもので、神々しさすら感じさせます。

特にアダージョは静謐と神秘、落ち着いた美しい響きで見事な高揚感を表出しています。クライマックスでの金管の咆哮も実に壮大です。ヨッフムらしい求心的なブルックナー。

ミュンヘンフィルのブルックナー…ジークムント・フォン・ハウゼッカー時代からの脈々たる演奏の歴史を感じさせるものですね。

このCD、4つのオケでブル3、7、8、9、テ・デウム※と5曲が聴けるヨッフム・ワールドです。
クリアな音質で録音状態も良いです。

※ブル3、7、8、テ・デウムは74~78年の録音です。

5,000アクセス、有難うございます!


おっと、いつの間にか5,000アクセスを超えてしまいました。

畏れ入ります!

これからも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。m(__)m

スーパーPCOCCスピーカーケーブル/ゴトウ総合音響製


スーパーPCOCCスピーカーケーブル/ゴトウ総合音響製

この製品は、導体に純銅アズキャスト線を使用したものです。
ダイスで線を引き出す一般の大量生産方法とは異なり、アズキャスト線は加熱鋳型を用いてゆっくり鋳込んだ細線を直接リールに巻き取り製造します。従来の銅線製造の数倍の時間を要するので、量産は困難です。
つまり、線材にストレスが掛かっておらず、結晶境界の影響が非常に少ない訳です。


スーパーPCOCCを最初に世に出したのはオーディオ・テクニカだったと記憶していますが、その後、他のメーカーからも発売されていました。銀製の物も出ているそうですね。

オーディオ・テクニカのスーパーPCOCC スピーカーケーブルの音には、本当に衝撃を受けました。超低域から超高域まで帯域バランスはフラット、透明且つ開放的な音なのです。これは、今でもサブシステムで活躍しています。

一方のメインシステムのスピーカーケーブルはと言うと、同じスーパーPCOCCですが、デルカテックの製品を使っていました。このデルカテック、導体表面に縞状の模様がついていて(オーディオ・テクニカの導体表面はピカピカで綺麗)、音もオーディオ・テクニカのそれと比べると少々くすんだ感じがありました。しかし、ケーブルの長さ等の関係で仕方なくデルカテックを使ってきたのです。

今般、そこにネットで偶々見つけたこのゴトウ総合音響のケーブルの登場です。
ゴトウ総合音響は、オーディオ誌でも見かける老舗オーディオショップです。

しかし、この製品については・・・正直、半信半疑でした。
ホームページでの製品説明でなるほどと思わせる部分もあったので、とりあえず、中高域ホーン・ドライバー用に使ってみようと導入を決定しました。

配送された紙袋のあまりの軽さに驚き、封を切ってケーブルを見て・・・絶縁被覆がウレタンと表示されている・・・愈々これは駄目かなとの印象を持ちました。せめてテフロン系を使って欲しかったのよねぇ~。

とは言え、何せ聴いてみなければ・・・そしてシステムに結線。

何と、これは素晴らしい!

以前より相当良くなっています。透明感と繊細且つダイナミックなニュアンスがグッと増して、帯域バランスも抜けたところがありません。中高域だけ変えたのに、低域まで繫がり良く鳴る様に変化しました。しかし、この深い低域の鳴り様には感動です。実に自然でストレスのない音。

オーディオ・テクニカと比べても、ダイナミックレンジが拡大して聴こえます。また、硬い音、柔らかい音の描き分けが俊敏です。

オーケストラの個々の楽器の音が鮮明で、またそれらの響きの溶け合いが美しく、奏者の掛け合いや気配が見事に再現されるのです。
録音による音の差も更にはっきりと出ます。左右・上下・前後に音場が変化する様が手に取るように分かり、マイクアレンジ、ミキシングの状態も一層明らかにしてきます。

ケーブル固有の音色に塗り潰されることがなく、表現力の豊かさとニュートラルな質感が両立しています。

見た目は稍々シャビーですが、このケーブルは本当にお薦めです。
次に低域用にも導入すべく、もう1セット注文しました。

その後、知ったのですが・・・残念ながら線材メーカーがこの素線の製造を中止するとのことで、最早、在庫限りとのことです。

ゴトウ総合音響~ホームページのセンスは今イチですね(^_^;)・・・少々オカルトっぽいものもある様な気もします。
店主も言われている通り、何よりも自分の耳で聴いてみることです。
http://homepage3.nifty.com/audio-goto/index.htm

焼酎探訪~その1


最近、焼酎のお気に入りを探そうといろいろと試しております。(^^♪

今、瀞(とろ)を飲んでいます。香りが大蒜みたいで個性的ですが、味はすっきりと飲み易いです。毎日、違う銘柄を飲むのも一興ですね。

友人にワインに嵌ってるのがいますが、こちらは焼酎ですから廉価版です。

それから・・・極端に安い焼酎は、どうやら体に良くない成分がある様です。大した量を飲んでいないのに、翌日、妙に調子が悪かったりしますし、そうでなくても長い間に肝臓等を蝕んでいく可能性が高いと思います。

いずれにしても、お酒は適量にしなくてはいけませんね(^_^;)!

バッハ・平均律クラヴィーア曲集第1巻


バッハ・平均律クラヴィーア曲集第1巻

ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)

ARTEMIS COCO83841→2
CD・録音1979~1980年、ニューヨーク、ヴァンガード23丁目スタジオ



ミエチスラフ・ホルショフスキ
1892年6月23日~1993年5月22日 ポーランド生まれ
ショパン直系の弟子筋に当たりながら独奏者としては殆ど知られず、カザルスやシゲティとの合わせものを永年手掛けてきた自他共に認める地味なピアニスト。

そのホルショフスキが脚光を浴びたのは、90歳を超えてからのことでした。
この録音はその数年前のものです。

この演奏、一聴して殊更の集中度の高さを実感させる様なものではありません。しかし、聴けば聴くほどに演奏の深みに惹きづり込まれるのです。

ご高齢なので技術的な衰えがないことはないですが、そんなことはこの音楽を聴けば関係ないことがわかります。年輪を経た心温まるそして垣間見える精妙なる響きに他に得難いものを感じます。

エドゥイン・フィッシャーの平均律も特に技巧精度の高いものではありませんが、バッハの世界に分け入って行く求心的な眼光の鋭さが感じられる名演でした。

ホルショフスキの平均律は、彼がこの曲と一体化した様な聴くほどに味の出る名演だと思います。そこはかとない自然体の佇まいの中に、造形の強かさと誤魔化しのない明確な語り口を持っているのです。

たった一つのフレーズに「悲痛と安息」を同時に封じ込めるとは!
全ての音が必然であることを知らしめるのです。

裏方仕事の多かったホルショフスキですが、底光りする様なその音楽は真に感動的です。

ブルックナー・交響曲第5番


ブルックナー・交響曲第5番変ロ長調

セルジュ・チェリビダッケ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

Altus ALT138/9
CD・ステレオ・録音年月日:1986年10月22日、サントリーホール、ライブ



またもや、大変な録音が出てしまいましたね。

所謂、隠し録りが陽の目を見たパターンで、遺族が「ノー」と言ったら聴けずじまいだったことを考えると二重に幸運だったと思えてきます。

この演奏、チェリならではのテンポ感で風格のあるブルックナーが描かれています。止まりそうなくらいに遅いところもありますが、違和感より説得力が強いです。

遅いだけでもなく、例えばスケルツォの47小節目でテンポを落として、96小節まで徐々にアッチェレランドを掛けていく表情を見せたり、一筋縄ではありません。

この超スローテンポを軸として完璧なオケ・コントロール!どこまでも充実したハーモニー!

これは・・・個人的には同曲のベスト3ですね。シューリヒト/ウィーン、ヴァント/ベルリン、そしてこの演奏です。しかし、これ程に凄い名演が簡単に手に入るのは、何とも無上の悦びです!

オーディオ的にも、サントリーホールの音響が良く捕らえられていて良い録音だと思います。



チェリ独特の審美眼から生み出される深く澄んだ、そして広大なブルックナーの世界。

今日も、この5番に浸ろう。

DBX224




DBXと聞いて「ん!」と思われた方・・・相当な年季が入っていますね(^^♪。
デシリニア・ノイズリダクションシステムという、ダイナミックレンジの圧縮・伸張によってノイズを激減させるアナログ時代の画期的なシステムでした。

当時、静寂から突然立ち上がる音楽に驚き興奮したものです。

以前、ティアックのA-7400RXというDBX付のオープンリールデッキを使っていたのですが、モーターが故障したものの交換部品が入手出来ず、泣く泣く手放して代わりに同社A-6100MKⅡを購入(勿論、中古)したのです。

困ったのはDBXエンコードしてあるオープンリールテープやアナログレコードの再生です。ここでピンチヒッターをしてくれたのがテクニクス(松下電器のオーディオ・ブランド)のカセットデッキM255Xでした。M255XにはDBXが付いていて、アナログディスク再生のモードもあったのです。

しかし、カセットデッキですからオープンリールテープの再生時には、録音スタンバイ状態にして信号を取り込んでやらないと、きちんとDBXデコードされません。

やはり、DBXデコーダー・エンコーダーが必要なのです。そして、探し続けること早?十年(^_^;)。

今般、ヤフオクで状態の良い出物があったので3千円で落札しました。
さて、何せこのDBX~30年くらい経っている代物ですから、見た目が綺麗でも中は相当に劣化していると思われました。

音を出してみて・・・幸いブリージングはないのですが、案の定、妙に音が籠もっていて多少歪が感じられます。これは電源の電解コンデンサーが駄目になっている可能性大です。

蓋を開けてみました・・・写真で分かりますが、電解コンの足元に電解液が漏れ出した跡がありますね。そりゃ~何十年も経っていて大丈夫な訳はないです。

しかし、この基板を見て感激しました・・・往年の名TRコンプリ:A872とC1775が惜しげもなくいくつも使われているではないですか!金田式DCアンプを作ったことのある方ならお分かりですよね。

さて、即、電解コンの交換作業です。
秋葉の海神無線でニチコンKZを購入、470μF×4と100μF×2で1,200円くらいでした。

外した旧電解コンデンサーの写真をご覧下さい。このように電解液が漏れ出しています。

交換後、DBXの音は見事に蘇りました。本当に反応がフレッシュになり、低音も高音も伸びています。これでオーディオラボの「SIDEbySIDE Vol.2」がじっくりと聴けます。

2トラ38の音は、真に素晴らしいです。これは、CDやアナログレコードを凌駕しています。
しかし、悲しいかな・・・最早、オープンリールは死語と化しているのです。

クレンペラーのチャイコフスキー・交響曲集


チャイコフスキー・交響曲第4番へ短調 第5番ホ短調 第6番ロ短調「悲愴」

オットー・クレンペラー指揮/フィルハーモニア管弦楽団

英EMI CMS 7 63838 2
CD・ステレオ・録音年:1961年、1963年、キングスウェイ・ホール、ロンドン



チャイコと言えば・・・ムラヴィンスキーをはじめ多くの名演奏がありますが、超マイナーなところでクレンペラーは如何でしょうか?

3つの交響曲、どの演奏も見事ですが圧巻は6番でしょう。

実にオケの鳴りの深い演奏で、悲しみに打ち勝っていく強靭な意志力を感じさせるチャイコです。
解釈としては奇を衒ったものではなくクレンペラーらしい堂々たる構えで、荒涼としたロシアの大地が描かれていきます。そこには、透明な美しささえ感じられるのです。

クレンペラーの看板とも言える「第1・第2ヴァイオリン両翼配置」も功を奏しています。

しかし、これだけの演奏が一時全世界的に廃盤だったのですから、世の中、一体どうなっているんでしょうか?
とりあえず、現在はアマゾンにも(バラ売りですが)在庫がある様です。

http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_m/503-0368421-7167957?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i&url=search-alias%3Dclassical&field-keywords=%83%60%83%83%83C%83R%83t%83X%83L%81%5B%81@%8C%F0%8B%BF%8B%C8%81@%83N%83%8C%83%93%83y%83%89%81%5B

ところで・・・N響アワーで2006年1月8日に放送されたネルロ・サンティの4番も凄かったですね(^^♪。

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