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ハイドンを心から愛する方へ~ザンデルリンクのパリセット・・・そして


ハイドン・パリ交響曲(全6曲)

交響曲第82番ハ長調《熊》Hob.Ⅰ-82
交響曲第83番ト短調《めんどり》Hob.Ⅰ-83
交響曲第84番変ホ長調Hob.Ⅰ-84
交響曲第85番変ロ長調《王妃》Hob.Ⅰ-85
交響曲第86番ニ長調Hob.Ⅰ-86
交響曲第87番イ長調Hob.Ⅰ-87

クルト・ザンデルリンク指揮/ベルリン交響楽団

DENON COCQ-84328→30
CD・ステレオ・録音:1971年、イエス・キリスト教会、ベルリン(旧東独)


カワサキヤさんのイチオシ、遂に買うことが出来ました!以前からのお薦めでしたので、ずっと探していたのですが手に入らなかったのです。今回、買い逃すと10年は手に入らないというお言葉に、流石に危機感を覚えました。(^_^;)

引き締まって品格を湛えた、本当に素晴らしい演奏ですね!ザンデルリンクの読みの深さ・趣味の良さがひしひしと伝わる超名演だと思います。漫然と綺麗に流れているだけではなく、旋律が立体的に展開してハッとさせられるところが随所に聴かれます。

86番は、85年にバイエルン放送響を振った録音(En Larmes ELS04-533/4 下記URLに記事あり)も素晴らしい演奏ですが、この旧盤も瑞々しくて非常に魅力的です。オケのアンサンブルも見事に揃っていて、極めて高度なレベルの音楽が滾々と湧き出てきます。

http://blogs.yahoo.co.jp/william_kapell/9199740.html

一方、同86番にはシューリヒト/北ドイツ放送響の瀟洒な名演もありますが、このザンデルリンク盤も持っていなくてはならないものだと思います。とても幸せな気分に浸れるハイドンです。(^^♪

これもお薦め◎です。

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ヨッフムのモーツァルト”ジュピター”


モーツァルト:フリーメイソンのための葬送音楽KV477
モーツァルト:交響曲第41番KV551
ブラームス:交響曲第2番ニ長調作品73

オイゲン・ヨッフム指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

Altus ALT072/3
CD・ステレオ・録音:1981年9月20日、ムジークフェライン・ザール、ウィーン、ライブ


ベームの追悼演奏会・・・

フリーメイソンは、亡きベームへの音楽による哀悼の辞。沈み込む様な深みのある演奏で、この世のものとも思われない木管の響きが殊の外印象的です。

次の41番は、このアルバム中の圧巻。壮麗な超名演です!
ヨッフムがアムステルダム・コンセルトヘボウを振った33番(Altus ALT-015/6)も、それは見事な演奏でしたが、この41番も実に素晴らしい演奏です。オケは異なりますが、双方にヨッフム晩年のアイデンティティーがはっきりと刻まれています。

生き生きとしていながら、時に耽美的なまでの表情を聴かせます。それでいて造型は、決して崩れないのです。第1楽章61~62小節の絶妙なディミュニエンド!このディミュニエンドの妙は、全曲を通して鏤められ、パッセージ間を天衣無縫さながらに紡いでいきます。その甘美さと言ったら!121小節、何気ない木管の一呼吸にも巧さが光ります。随処に聴かれる旋律の対比表現~伏線の旋律提示から次の旋律への受け渡しや起承転結が巧みに、しかもさりげなく自然に行なわれる辺りは、本当に老練の業だと思います。

この演奏、全ての楽章が驚くべき高みに達しています。特に第2楽章は、演奏が悪いとダレて(飽きて)しまいますが、ここではその様なことが全くありません。例えば、91小節のヴァイオリンがpで奏される部分の味わい等、絶品と思います。ヨッフムがこの曲の素晴らしさを、心ゆくまで堪能させてくれるのです。

実に味わいの深い熟成された音楽が鳴り響きます。細部に様々な表情が付けられているのですが、全く厭味になりません。スタイルとしては古風なところ(例えば、第4楽章158小節で低弦にアクセントを付けつつグッとリタルタンドしてから、徐々にアッチェレランドを掛けていくやり方等)も感じられますが、一方では、随処に新たな発見があるのです。綿密に仕上げられた知情意のバランス感。

この曲をこの様に演奏することが可能だったとは!本来、この様に演奏すべきだったと思わしめる完成度の高さ!ウィーン・フィルがここまで指揮者の音楽を受け容れ、そして響きとして体現すること自体、そうそう体験出来る(聴ける)ものではないと思います。ウィーン・フィルとは縁が薄かったヨッフムですが、これだけの表現を成し遂げてしまう力量には本当に頭が下がります。

第4楽章・・・第1楽章から響き渡るどこまでも輝かしく、しなやかにして切れ味の良い弦、そしてこの第4楽章に至って・・・内部の燃焼度が尋常ではありません。堂々たるダイナミックスのコントロール。壮大・荘厳なフーガが展開、コーダも見事に決まっていて、真にジュピター(ローマ神話の主神)のイメージそのものではないでしょうか!

41番と言うと、クーベリック指揮/バイエルン放送響のライブ盤が個人的にベスト1だったのですが、このヨッフム盤を聴いてしまうと考えを変えざるを得ません。ヨッフム盤は、ハーモニーが厚くリジッドな感覚においてクレンペラーの解釈に近い部分がありますが、もっと柔軟で変幻自在な響きに溢れています。

この曲は、他にカザルス/マールボロ、クーベリック/バイエルン(スタジオ&ライブ)、シューリヒト/ウィーン・フィル&パリ・オペラ座、ワルター/コロンビア&ニューヨーク、クレンペラー/フィルハーモニア、フリッチャイ/ウィーン響、ヴェーグ/カメラータ・アカデミカ・ザルツブルク、スィトナー/シュターツカペレ・ドレスデン、ヴァンデルノート/パリ音楽院、シェルヘン/シャンゼリゼ、マーク/パドヴァ、等々・・・といろいろ聴いてきましたが、このヨッフム盤は中でも傑出した演奏だと思います。

ブラームス2番は、第1楽章の前半は興が乗らず、雰囲気が解れませんが、その後、次第に調子が出てきます。第4楽章コーダに至っては、流石と思わせる盛り上がりを見せ、圧倒的な中に全曲を締め括ります。

これもお薦め◎です。

ザンデルリンク/SKDの初来日東京ライブ


モーツァルト・交響曲第35番ニ長調KV385

ベートーヴェン・交響曲第8番ヘ長調作品93

ワーグナー・楽劇《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲

クルト・ザンデルリンク指揮/シュターツカペレ・ドレスデン

CD・ステレオ・録音:1973年10月31日東京文化会館大ホール(モーツァルト)
             1973年10月16日厚生年金会館大ホール、東京(ベートーヴェン、ワーグナー)
TOKYO FM ARCHIVES "TDK Original Concert Selection"TDK-OC008


本日、近所のCD店に立ち寄って・・・衝動買いです。

ザンデルリンク/SKDの日本ライブと聞いたら、そりゃ~買いますよ。私としてはベト8が狙いなのでした。(^^♪

モーツァルトは、大家風のロココ美とでも言うべき演奏。旋律の歌わせ方が独特なタッチで、ゆったりと粘るような感触。流石、ザンデルリンク、知情意のバランスとは、こういう演奏を言うのでしょうね。優美な充実感に溢れています。

ベートーヴェンは、凄いの一言!今まで聴いた中では、シューリヒト/パリ音楽院に近い解釈だと思います。凛として高潔、引き締まった辛口の演奏で、まず響き・ハーモニーが極めて豊かです。細部にも神経を通わせ、全体も見事な構築感を聴かせてくれます。ドライブの掛かった統率力が、実に音楽を生き生きと躍動させます。

もしかすると、この曲はベートーヴェンの「モーツァルト的なるもの」への挑戦だったのかもしれません。

ワーグナーのマイスタージンガーも、本当に素晴らしいです。堂々たる演奏で、音の背後に巨大な世界が広がります。


東独・旧ソ連指揮界の重鎮だったザンデルリンク。


これには降参です!お薦め◎です。

自然の響き


夏休み、旅先で見たトンボ。今、見ると懐かしいような、物悲しいような・・・。

かなりの至近距離で、コンデジのマクロモードにて撮影。

昔の一眼レフ時代から比べたら、随分と手軽に撮れて重宝します。

ツァイス・レンズのデジ一眼、次に買うならこれと狙っています。

PCオーディオ(その23)





ondaさんのHP'07.11.9付を拝見するに・・・またヤバイものを知ってしまいました。(^_^;)
http://www.eonet.ne.jp/~audio-interior/jounal.htm

ルビジウムのクロック、その存在は知ってはおりましたが、現実の製品を目の当たりにすると!!!ですね。

Stanford Research Systems
Rubidium Frequency Standard PRS10 — Low phase noise rubidium oscillator
Rubidium Frequency Standard FS725 — Benchtop rubidium standard

Antelope Audio "Isochrone Line"

ルビジウム原子時計テクノロジーなるクロック・・・あまりにも凄すぎ!
http://www.antelopeaudio.com/jp/index.html

小生もよく勉強してから、取り掛かりたいと存じます。しかし、周波数の違うクロックが必要な場合はOCXもその台数分必要なのかしらん?これって、モロ高くつきますよねー。

しかし・・・原子時計の精度でクロックを生成しようという考えが半端じゃないし、それが音の差になって現れるという現実。人間の耳って、恐るべき器官なのですね~。

井上道義のショスタコーヴィッチ@日比谷公会堂 (その2)





社団法人企業メセナ協議会認定/日比谷公会堂の再生を願う
日露友好ショスタコーヴィッチ交響曲全曲演奏プロジェクト2007

11月4日(日)
コンサート 2
交響曲第5番・第6番
井上 道義 指揮/サンクトペテルブルグ交響楽団



記念になる演奏会でしたが・・・

5番は「日比谷公会堂&ショスタコ」のお題目から、もっと鬼気迫る演奏を期待しておりました・・・。分断・分裂された曲想の描き分けが、もっとギンギンにきて欲しかった。全体に大味な気もします。聴いたことのないオケですが、調子も悪い様な・・・アインザッツも不揃いなところがあったり・・・。パートで言えば、特に金管が弱いと感じましたが、ホールのデッドさや席の位置といった問題もあるかも。しかし、ティンパニーは良かったですね~。

6番・・・この曲は聴いたことがないのです。m(__)m 第1楽章は、一緒に居た友人に拠れば、今日の演奏の中では比較的まともに聴けたそうです~確かにオケの鳴りも良かったかと。全体としては・・・本来、もっと盛大(ドンチャン騒ぎ)に鳴らすべきところがあったのに~と、友人は不完全燃焼を残念がっていました。

う~ん、残念ですが、これは?かも・・・と個人的には思います。

井上氏は、次にこのシリーズを聴くなら10日の7番だと仰っていました。1番も同日のプログラムで再び演奏されるのですが、これは9~20歳の子供(青少年)オケだそうです。これがウンマイ(巧い)から騙されたと思って、是非、聴きに来て下さいとのこと!再来年、ヨーロッパ演奏旅行の前座で「春の祭典」をやって、プロ・オケを驚かせてやろうというご発言があった辺り・・・井上氏も、ひょっとして思うところがあったのかもしれません。

反対のご意見がありましたら、どうか忌憚なくコメント頂けましたら幸いです。m(__)m

PCオーディオ(その22)


シリコンバッテリーの音質は素晴らしいと聞いても、1回の充電でどの位使えるのか、充電やメンテが面倒ではないかと二の足を踏んでいらっしゃる向きもあるかもしれません。

結論から申し上げますと、ご懸念は無用です。

実際に使ってみて・・・ホントに使い易いです。

1回の充電で少なくとも8時間程度は持ちます(私の使用状況ではせいぜい1日8時間位しか連続使用しませんが、最大でその倍は使えそうな余裕あり)。充電は鉛蓄電池用のチャージャーがそのまま利用出来ますし、充電時間も5時間程度でよい模様です。実際は、もっと短くても大丈夫かもしれません。要は、寝ている間(5時間程度)に充電は完了していて、翌日、8時間は楽勝で聴けるということです。

メンテも不要です~元々メンテナンスフリーのバッテリーですから。
中国製(中国で発明されたもの)、侮るべからず!(^^♪

後は経年変化・耐久性がどうかですが・・・ここまで非常に安定した性能を発揮しているので、これは期待通りの結果になりそうです。

A&R Lab Cell Exert Module CE-903H(その2)


A&R Lab
Cell Exert Module
CE-903H


(その1)で記事にした効能チェックの内、3と4はレポート未済でしたので、追記致します。
1.エンジンのアイドリング音の音程が低くなって、静かになっています。
2.カーステレオの音は、明らかにクリアになっています。んー凄いかも!
3.燃費改善やパワーアップは、暫く走ってみないと分かりませんね~。
4.カーラジオの感度向上も、少々、走ってみて受信条件を変えてみないと分かりませんね~。


3について
確かにアクセルを踏んだ時に、車が軽く走り出します。推進力がアップしている感じです。燃費は、きちんと測るのは少々難しいので、厭くまでイメージですが、10%くらいは改善していそうな気がします。高速圏での加速も、車が軽くなった様に反応が良く感じます。

4について
カーラジオは、やはり感度アップしています。トランスミッターの電波も、受信状態が以前よりも安定しています。

更に気が付いたことがあります。
今まで車を降りる際に、夏でも静電気がビリビリきて困っていたのですが、このCE-903Hを装着して以降、全く静電気が感じられなくなりました。これは静電気放電モジュールとして、本機の機能がきちんと発揮されている証左でしょう。感電しないだけでなく、静電気で汚れの類をボディに吸着することも減って、洗車の手間も省けるのではないかと思われます。

《動作原理》~メーカーHPより引用
Cell Exert Module 8 (静電気放電モジュール)はエンジン稼動時のピストン,クランクシャフト等の駆動部の摩擦で発生する静電気、走行時発生の静電気を最新のテクノロジーを使い積極的に回生させる静電気グランドループ回路を構成します。
静電気は、従来回路ではバッテリ-ラインから対地へ逃がしていました。
バッテリ(-)ラインに静電気、異常電圧が重畳するとバッテリ(-)ラインがバッテリ(+)ラインより電圧が高くなり、一時的にバッテリ回路の動作が出来なくなってしまいます。静電気がなくなると静電気による機械的ストレスがなくなり車が軽く感じます。また、静電気放電モジュールはバッテリ(+)ラインに重畳するスパークプラグなどの異常電圧も処理することでオーディオ系のS/N比を改善すると同時にバッテリの長寿命化に貢献します。

拙宅の車は大衆車ですが、高級車にお乗りの方は更に効果が出るのではないでしょうか?

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Kapell

Author:Kapell
音楽は心のオアシス
オーディオは音楽の為に

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