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シュタルケルのバッハ無伴奏


バッハ・無伴奏チェロ組曲 BWV1001~1006
     チェロとクラヴィーアのためのソナタ BWV1027&1028

ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)

CD・ステレオ・録音:1963年4月他、アメリカ
Mercury 432 756-2


往年の名演奏。♪

且つ、名録音です。ウィルマ・コザートおば様による映画用35ミリマグネチック・フィルムを使った録音。
通常のものに比べて、テープ幅は広く厚く、テープ速度も速いので記録波長が長くなり、より優れた周波数&トランジェント特性を得られています。
今聴いても、新たな発見がある録音です。

演奏、録音共にお薦め◎です。

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無線と実験


20年振りに「無線と実験」誌を買いました。
この3月号には、金田式初のD/Aコンバーターが紹介されています。実に興味深い内容です。

この記事、カテゴリー的には「自作の世界」の書庫に入れるべきものかもしれません。敢えて「メインシステム」としたのは、これからやろうとしていることが「メインシステム」に入るであろうモノだからです。(^^♪

嘗て金田式DCアンプに嵌り、スイッチングレギュレーター(電池電源)式プリとAB級100Wパワーを作り、その音の良さに驚嘆すること頻りでした!!

その時の経験が今も生きていると思います。回路・部品の変化が音にどのような影響を与えるか、具に私に教えてくれたのです。

音の評価尺度・・・金田氏は生のコンサートが基準だと常々仰っていますが、本当に同感です。


これからやろうとしていることとは・・・高精度水晶導入の為の下準備です。♪

電源は金田式をベースにして、少しアレンジしてみようかと考えています。それと、シリコンバッテリーも当然ながらエントリーします。

レーザーターンテーブルの不具合


レーザーターンテーブル エルプ LT-1LRC

昨年11月、実は困った問題が生じていました。LT-1LRCが特定のレコードで、サチュレーション(飽和)状態になってしまうのです。

「ブラスとパーカッション」
 シルヴィオ・グァルダ(打楽器)
 アルス・ノヴァ金管五重奏団
 ERATO ERX-4005

シンバルや金管の強奏・強打で音が完全にクリップしてしまいます。特にシンバルが駄目です。アタックのピーク音が、潰れて消し飛んでしまうのです。

このレコード、システムのトランジェント特性をテストするのに好適なディスクなのです。最大レベルはテラークの例の大砲に比べたら低い様ですが、急峻な立ち上がりが相当シビアです。

エルプに修理・対策を依頼して、数ヶ月後、やっと手許に対策済のLTが戻ってきました。バッファーアンプの基板をそっくり入替したとのこと。

さて、その音の変化ですが・・・かなりマシにはなっていますが、残念ながら、まだ少々サチっています。(^_^;)

エージングも必要でしょうから、数日間、様子をみようかと思っています。それでも駄目なら、再度、修理して貰う他ありません。

ボンガルツのブルックナー


ブルックナー:交響曲第6番イ長調

ハインツ・ボンガルツ指揮
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団

Berlin Classics 0091672BC
CD・ステレオ・録音年月日:1964年12月、ハイランズキルヒェ、ライプツィヒ



マーラーの「悲劇的」で超名演を残したボンガルツ。
そのブルックナーや如何に!

期待は高まります。

♪♪♪・・・

華美に奔らず、抑制すべきは抑制し、荘重な部分を思い切って鳴らす、実に気合の入ったブルックナー。
非常に聴き応えのある素晴らしい演奏だと思います。


時に荒々しい大自然を想起させるボンガルツのブル6。


このCDは入手難で、友人から借り受けたものです。再発を切に切に願います!m(__)m

PCオーディオ(その26)




shin_pa_paさんにお教え頂いたCPM( Capacitor Potential Module)をシリコンバッテリーに導入してみました。

A&R Lab 出川三郎先生のハイテク作品。

《CPMの能書》
CPMは、電気回路が根源的に持つL負荷としての特性に着目し、これにより励起される逆起電圧を効率的に+側に回生させる機能と、整流回路が発生する高周波ノイズをアースに流す機能を併せ持ち、結果として高度に 安定した清冽で力強い直流回路を作る能力を持っています。
整流回路の直後にこれを入れることで低域の力強さとキレのよさ、高域の澄み切った再現性を得ることができます。

電池電源を含む全ての直流回路に効果があります。
また、是非第二世代電源と合わせてもお使いください。これの実装で新時代の直流電源の完成です。

http://www.ne.jp/asahi/sound.system/pract/eparts/eparts.html#AANDLCPM
http://www.ne.jp/asahi/sound.system/pract/eparts/CPM8.pdf

《結果》
低域の量感がグッとアップします~と言っても、抜けが良くて低域が被ることはありません。最低域の伸びは、従来と五分五分でしょうか・・・。中高域にダイレクトな生々しさが加わり、一層スケールの大きな音場が形成されます。これは暫くエージングすれば、更に良くなる傾向の音です。♪

shin_pa_paさん、いつも有難うございます。m(__)m

《追補》
暫しエージングを重ねてみて・・・僅かに弦等のギスギスしたところ(CPMの癖?)が残っています。どうしたものかと考えあぐんだ後、駄目元でCPMの裏側に電磁波吸収テープを貼ってみると、そのギスギス感が取れて、グッとクリアでダイナミックな音になりました。これは凄い!♪

チョン・ミョンフン/N響のブルックナー


メシアン:キリストの昇天
ブルックナー:交響曲 第7番 ホ長調 ノヴァーク版

チョン・ミョンフン指揮
NHK交響楽団

2月9日(土) 開演 6:00 PM NHKホール
第1613回定期公演 Aプログラム



今回は、ちょっと文調・語調を変えてみようかと・・・。

N響定期でブルックナーをチョン・ミョンフンが振るというので、物見遊山的感覚で行ってみました。
ミョンフンのCDはベルリオーズの幻想交響曲しか持っていませんが、N響アワーでマーラーも聴いて、かなり独特な粘りと、うねるような空間・色を感じるような癖っぽい演奏をする人だなぁと感じてました。

その良くない先入観が、見事に崩れ去りました。

いやぁ~このブルックナー、とても良いです!物見遊山、面白半分なんて失礼千万でしたm(__)m。


第1&2楽章は、慌てず騒がず踏みしめていく様な純正調の演奏で、パッセージをしっかり弾かせていることに非常に好感を持ちました。第2楽章、中間部で第1主題が再現される前の旋律の受け渡しの妙は、他の指揮者では聴いたことがなかったものです。心の籠もった弦、コーダの盛り上がりも見事~クライマックスのシンバルもモロに決まったー!うっ涙が出てしまう・・・。メシアンでは非力だったトランペットも、ここではきちんと吹けてます。

ミョンフンがNHKホールの音響に配慮したらしく、弦の人数が妙に多かったです。コントラバスが5プルトも居るなんてのは、頼もしくて何とも壮観です。

ミョンフンの指揮・・・う~ん、これはもう風格すら感じさせるものです。オケの統率力が抜群!
しかも、メシアンも含めて全曲暗譜での指揮。

第3楽章は一転して快速モードに入ります。ちょっと目が詰まった感じですが、中間部ではうまいバランスでテンポを落としてます。ミョンフンの個性と言うか癖が一番前面に出た楽章の様に思いました。

第4楽章、第1&2楽章のしっかり世界に回帰します。響きは、実に無理なく充実しているんです。ブルックナーを聴き終えた満足感に浸れました。

因みに演奏時間・・・トータル68分余り。
第1楽章 21分52秒
第2楽章 24分09秒
第3楽章 09分11秒
第4楽章 13分03秒

ザールブリュッケン放送交響楽団の音楽監督もしていたミョンフンは、ひょっとしてスクロヴァチェフスキの影響~ブルックナーーのエッセンスという部分で~を受けていたのかもしれません。師匠と傾向は異なる演奏ですが・・・。


ミョンフン&N響・・・当夜、日本で今聴ける最高のブルックナーが鳴り響いたことは確かでしょう。♪


1989年1月、バレンボイムがバスティーユ・オペラの音楽監督に内定していたのですが、法外な待遇を要求したことから(背景には音楽マフィアが存在したという話?もあり)、パリ市は契約取り止めを発表します。そこに現れた音楽監督が、無名の韓国人指揮者ミョンフンなのです。そしてミョンフンは、見事にバスティーユ・オペラを成功に導くことになります。

ミョンフンは、1974年、チャイコフスキー国際音楽コンクールでスタニスラフ・イゴリンスキーと共にピアノ部門第2位を受賞しています(1位はアンドレイ・ガヴリーロフ)。お姉さんはヴァイオリニスト、チョン・キョンファ(鄭京和)。同じピアニスト出身の指揮者でアシュケナージやエッシェンバッハは、個人的には何だか中途半端で今イチだと思いますが、ミョンフンは素晴らしいです。こりゃぁ、この先も大いに期待出来ますね!

ブルックナー:交響曲第5番


1.ブルックナー:交響曲第5番変ロ長調

  オットー・クレンペラー指揮/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

  CD・モノ・録音年月日:1968年6月、ウィーン、ライブ

2.ブルックナー:交響曲第6番イ長調

  オットー・クレンペラー指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団

  CD・モノ・録音年月日:1961年6月、アムステルダム、ライブ

  IMD MUSIC DISTRIBUTING S.A. LS 1041



マスクさんにお教え頂いてゲット致しました。

この5番、期待に違わぬ途轍もない名演ですね!

クレンペラーの鋼鉄のような意志の力が縦横無尽に張り巡らされていて、この曲の持つ峻厳さを堂々たる安定感で聴かせてくれます。♪

圧倒的ボリューム、何という壮大さ!隙のない構築感、譜面からこれ程の音楽世界を現出させる手腕には舌を巻きます・・・やはり、クレンペラーは凄すぎる!

シューリヒト/ウィーン・フィル、ヨッフム/コンセルトヘボウ、ヴァント/ベルリン・フィル、チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルに加えて、個人的には同曲ベスト5にさせて頂きました。m(__)m(2008/2/4マスクさんのご指摘により修正)

音質が少々歪っぽいですが、鑑賞には問題ないレベルです。

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Author:Kapell
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