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アルヴィド・ヤンソンスの幻想交響曲


ベルリオーズ:幻想交響曲 作品14

アルヴィド・ヤンソンス指揮
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

CD・ステレオ・録音:不詳

Leningrad masters LM1309


アルヴィド・ヤンソンスの幻想交響曲。

録音年月日が不詳ですが、表現のスタイルが1976年録音のモツレクと似ていて、一つ一つの楽想を重ねていく彫刻の如き立体感を獲得しているところから、近い年代の録音であると思われます。元の録音がアナログと表記されており、その音質からしても70年代の録音でしょう。

アルヴィド・ヤンソンスは52年からレニングラード・フィルの指揮台に立ち、70年には来日もしています。(その時の曲がショスタコ5番&チャイコ5番で、CDがAltusから出ています。)84年に他界するまでレニングラード・フィルを振る機会がどの位あったか分かりませんが、このCDの演奏は結構晩年に近いものなのかもしれません。

さてこの幻想、素晴らしいです!
《夢-情熱》からしてアルヴィド・ヤンソンスならではの「彫刻の如き響き」が現れて、期待がいやが上にも高まります。《舞踏会》、《野の情景》、《断頭台への行進》・・・薬(ヤク)に侵された幻想の世界が、時に吐き気を催すような危ない響きを伴って描かれていきます。《サバの夜の夢》では、オケの性能・余裕も相俟って、俊敏で充実した響きを堪能出来ます。

アルヴィド・ヤンソンスの録音、もっと発掘されることを心から祈ります。♪

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ウルブリヒ弦楽四重奏団のハイドン


ハイドン:太陽四重奏曲集

1.弦楽四重奏曲第31番変ホ長調作品20の1
2.弦楽四重奏曲第32番ハ長調作品20の2
3.弦楽四重奏曲第33番ト短調作品20の3
4.弦楽四重奏曲第34番ニ長調作品20の4
5.弦楽四重奏曲第35番ヘ短調作品20の5
6.弦楽四重奏曲第36番イ長調作品20の6

Rudolf Ulbrich, Violin Ⅰ
Wolfgang Buelow, Violin Ⅱ
Joahim Zindler, Viola
Clemens Dillner, Violoncello

CD・ステレオ・録音:1970年4月、ドレスデン、ルカ教会

DENON COCO-70733→4


カワサキヤさんのお薦め、ウルブリヒ弦楽四重奏団のハイドンです。♪
ウルブリヒ弦楽四重奏団は、ドレスデン国立管弦楽団のメンバーによって組織された団体。

風格のハイドン、極めて完成度の高い演奏です。31番はやや雰囲気が解れず譜面を辿りながら演奏している感じがありますが、32番以降はどれも素晴らしい演奏だと思います。

流石はドレスデン国立管!

32番は東京クヮルテットと比べてどうなのかですが、繊細さでは東京クヮルテット、風格ではウルブリヒ弦楽四重奏団でしょうか・・・両方持っているのがベストかと存じます。(^^

デセイのヴォカリーズ


1.ラフマニノフ:ヴォカリーズ作品34-14
2.アリャビエフ:ナイチンゲール
3.サン=サーンス:ナイチンゲールと薔薇~《パリザティス》より抜粋
4.ドリーブ:カディスの娘たち~スペインの歌(ド・ミュッセ詩)
5.ラヴェル:ヴォカリーズ~ハバネラ形式のエチュード
6.グラナドス:マハと夜うぐいす~《ゴイェスカス》より抜粋
7.プロッホ:主題と変奏曲《おお!恋人よ、帰れ》作品164
8.デラックァ:ヴィラネル(ファン・デル・エルスト詩)
9.グリエール:コロラトゥーラ・ソプラノと管弦楽のための協奏曲へ短調作品82
 9-1.第1楽章 アンダンテ
 9-2.第2楽章 アレグロ
10.ヨハン・シュトラウスⅡ:ワルツ《春の声》作品410(ジュネ詩)

ナタリー・デセイ、ソプラノ
ミヒャエル・シェーンヴァント指揮
ベルリン交響楽団
リヒャルト・ヴァーゲ、フルート
デイヴィッド・アブラモヴィッツ、コレペティトール

CD・ステレオ・録音:1996年6月、1997年11月

EMIミュージックジャパン TOCE-14129



デセイの歌声に嵌りました。ちょっと線が細いところがあるのですが、欠点にはならず、そこには心を奪われる様な可憐ささえ漂わせます。

声の質、そのものに魅力があるソプラノ。

選曲もセンスが良く、とても良い雰囲気に包まれて音楽に浸れます。

今日もデセイの歌を堪能しましょう!♪

ニコラウ・デ・フィゲイレドのスカルラッティ


Nicolau de Figueiredo plays Domenico Scarlatti

1.Sonata K.119 Allegro D major
2.Sonata K.132 Cantabile (Andante) C major
3.Sonata K.141 Allegro D minor
4.Sonata K.144 Canatabile G major
5.Sonata K.147 E minor
6.Sonata K.208 Adagio e cantabile A major
7.Sonata K.239 Allegro F minor
8.Sonata K.296 Andante F major
9.Sonata K.297 Allegro F major
10.Sonata K.380 Andante commodo E major
11.Sonata K.381 Allegro E major
12.Sonata K.490 Cantabile D major
13.Sonata K.491 Allegro D major
14.Sonata K.492 Presto D major

Nicolau de Figueiredo, Harpsichord

CD・ステレオ・録音:2001年5月、ボズウィル教会、スイス

Alquimista Records ALQ-0002


ニコラウ・デ・フィゲイレド、このCDを聴くまで知らない演奏家でした。

ケネス・ギルバートに師事し、グスタフ・レオンハルトの元で研鑽を積み、スコット・ロスの最後の弟子という経歴の一部を見ただけで、何か凄そうな予感。

フィゲイレドの研ぎ澄まされた感性はスコット・ロス譲りですが、ラテン的な躍動感が異なっています。これはこれで素晴らしいスカルラッティです。

ホロヴィッツ、マイヤー、ハスキルの往年の名演に比べると、深みが及ばない感がありますが、この才気溢れる音楽密度には目を見張るものがあります。

このCDは音質が大変良く、オーディオ的にも非常に価値が高いものと思います。♪

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