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河村尚子のモーツァルト




1.モーツァルト:ピアノ・ソナタ第18番ニ長調KV576
2.シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番イ長調D.959
3.プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第2番イ短調作品14

河村尚子、ピアノ

CD・ステレオ・録音:2002年6月、Coservatoire Superieur de Paris

DiscAuverS AUVERS DAS001


河村さんのモーツァルト、入手難でHMVに注文後何週間か待ちましたが入荷せず、これは無理っぽいので河村さんの本拠地ドイツのアマゾンにアクセスしてみると、ありましたありました♪早速、注文ボタンをポチ。

驚いたのは配達の速さです・・・注文後、何と中3日で手許に来ました。カナダにオーディオ部品を注文した時も配達が速いですが、ドイツも流石です。国民性ですか・・・まぁ、店の担当者の対応如何でもありますね。CDの価格より送料の方が高くつきましたが、トータル3千円くらいで入手出来ました。


さて、このモーツァルトです。

本当に素晴らしい!宇野功芳氏が嫌うところの、女性的で小味なモーツァルトではありません。きりっと引き締まった清潔なタッチ、非常に繊細で陰影に富みながら、背筋のピンと張った芯の強さも併せ持っています。この、たった一音で「喜び」と「悲しみ」を描き分ける手腕には頭が下がります。こんなことは、ホルショフスキーで体験して以来のことです。どれ程の鍛錬をしてここまでの技術を身につけたのでしょうか・・・技術と音楽性が高次元で結びついた驚異の世界。

ハスキルやホルショフスキー・・・その演奏の神々しさ。河村さんも間違いなく、それらと同じ類のものを持っていると感じます。微かなテンポ・ルバートに籠められた深い思索の跡。

思わず、ワルター・クリーンとリリー・クラウス(68年録音)のCDを取り出して、KV576を聴き比べてしまいました。簡単に言うと、河村さんの演奏はクリーンより自然で、クラウスよりニュアンスが豊かです。河村さんの響きは、常に立体的(構造的)で生き生きとしています。

シューベルトもプロコフィエフも、見事な演奏です。作曲家の特質・語法を自らに取り込み、自在に音として表現する・・・その直観力は瞠目に値します。

河村さんは、ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームス、シューベルトの交響曲もかなり聴き込んでいらっしゃるとのこと。そうした音楽が、少なからず河村さんの響きに深みを与えている様に思われます。

録音は2002年6月ですから、河村さんが21歳(1981年5月生)の時のものです。前回記事のそれから6年余り経たショパンも実に感動ものでした・・・これからも本当に期待されるピアニストです♪

尚、ジャケットにシューベルト:ピアノ・ソナタ第22番とあるのは、第20番の印刷ミスと思われます。当記事の方は修正しております。

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PCオーディオ(その65)


Continental Capacitor Type A

Oil-Filled Polypropylene PS Caps

Discovered by Mike Elliot (founder of Counterpoint), of tube electronics manufacturer Aria Audio & modification company Alta Vista Audio, these are one of the finest, if not the finest PS caps for use in tube gear.

See Specs Here:
http://www.partsconnexion.com/PDF/Continental_cap_specs.pdf

This is what he has to say:

"IN HIGH VOLTAGE POWER SUPPLIES I used to use the fine ELNA Cerafine, but they were
discontinued. Black Gate WKZ, N and NH were excellent, but they too have ceased to be made.
Lately I've started to use Continental Capacitors' "Type-A" oil-filled capacitors for power supply work. They can't be used in all the products, as they are physically too large.
But when I can fit them in, I will. These are luscious-sounding capacitors, warm, round and very present.
They make it sound like the singer or musicians are in the room with you, more so than the Black Gate parts, and more than any other oil-filled capacitor I've found."

朗報!
Parts Connexion で取扱いが始まりました。
30 μF / 425V & 25 μF / 650V
http://www.partsconnexion.com/t/catalog/CapacitorsFilm.html

某コンデンサーをPCオーディオ(その63)で記事にしましたが、やはり本命はこちらです♪
早速、ゲット致しました。週末は入替作業となります。

河村尚子ピアノ・リサイタル(その1)




河村尚子ピアノ・リサイタル

5月16日(土)18:00開演 フィリア・ホール(青葉台)


先日、CDで河村さんのショパンに痺れ、即、コンサート・チケットを手配したのでした。

今回のリサイタル、本当に素晴らしかったです。

スカルラッティの精妙な世界、何と多様な音を出せる人なのでしょう!技術もさることながら、音に魂が籠もっているのです。格好だけでなく、本当に精魂籠めて弾いていて、音に見事にそれが現れています。しかも自然で美しい・・・この空間と深み。思わず、固唾を呑んで聴いてしまいます。

ベートーヴェンについても、その作品の魂を追って止みません。終楽章は、やや硬い感じを受けましたが、聴かせる演奏でした。

ショパンは、期待通りの素晴らしさでした。否、期待以上でした。ピアノを聴いているというより、さながらオーケストラを聴いている様な錯覚に陥ります。変幻自在なタッチ、ダイナミクスのコントロールが本当に巧いピアニストだと思います。
ただ、中間の休憩後、最初のプログラムだった舟歌は、CDより早めのテンポで流れを重視して始まったのですが、右手と左手の音が微妙に合わず、右手の和音を弾き違えるところがありました。その後、かなり立ち直ったのですが、どうしても吹っ切れずに終わってしまいました。舟歌はかなり期待していたので、これは残念でした。やはり緊張があったのでしょうか?
夜想曲、バラード第3番、アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズは、もう只管、感動の世界です。弱音の美しさも瞠目に値します・・・ショパン自身の生前の演奏を想像して、河村さんと重ね合わせてしまいました。

楽譜から生きた音楽が飛翔する瞬間に居合わせられる喜び!

アンコールは・・・
1.ショパン:夜想曲第20番遺作
2.プロコフィエフ:ピアノソナタ第2番より第2楽章
3.フォーレ:即興曲

1は河村さんのアンコール定番ともなっている曲です。演奏の素晴らしさは言うまでもありません。2は、ダイナミックでショー・ピース的な面白さもありました。3は、それこそショパンの影響を受けたフォーレの曲です。

演奏後、会場の拍手が止まず、アンコール要求が続くので、最後に河村さんがもうお仕舞といった仕草でピアノの蓋を静かに閉めるという微笑ましいエピソードもありました。

本当に心に響くコンサートでした。

リサイタル後、サイン会があったのでしっかり並びました。ミーハーですかね。(^^ゞ
音楽誌”CHOPIN”の表紙下にサインを頂きました。大切な記念になりました♪
私が「CDは、既に自宅で涙を流して聴いております。」と言うと、河村さんは「有難うございます。」と微笑んでいらっしゃいました。可憐でいて、芯の強さを感じる女性ですね・・・確かにオーラがありました。

TEAC R-919X カセットデッキ






TEAC R-919X オートリバース・ステレオ・カセットデッキ

今更、カセット?と言われそうですが、慣れ親しんだ機器は手許に置いておきたいものです。今まで使っていたソニーのWM-D6C(ウォークマン・プロ)が不調で修理に出した処、ソニーから部品がないので修理不能との連絡がありました。

う~ん、困った。友人から貰ったテープや自分のストックがあって繰り返し聴きたいのですが、これでは聴けません。ヤフオクでTEAC R-919Xの程度の良さそうな物があったので、入札したら安値でゲット出来ました。(^^♪

http://showa-cassettedeck.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/teac-r-919x.html

モーターのベルト関係は新しく交換してあるとのことでしたが、発売が1983年ですから相当な年数が経っている訳です。恐らく電源の電解コンデンサーは、完全に逝かれているでしょう。

さて出品者から送られてきたデッキを見ると、フロント・パネルはヤフオクの写真通り綺麗でしたが、上面には結構傷がありました。まぁ、この程度は普通のレベルとして・・・気にしない気にしない。
中身を開けてみますと、案の定、電解コンデンサーから電解液が漏れ出していました・・・これが制振用の接着剤と高温下で反応したらしく、コンデンサーが基板と固着してしまって、ハンダを吸い取ってもなかなかコンデンサーが外れてくれません。根気良くグニグニして、やっと5個のコンデンサーを交換しました。手持ちのニチケミKMGと交換したのですが、容量がピタリと合う物がないので適当にやっちゃいました。電解液が出きってスカスカに軽くなった状態(容量抜け)でも動いていたのだから、それに比べたら多少の違いは誤差の範囲と割り切ります。(^^ゞ

有難いのは、このデッキの底板がネジ7本で外れることです。写真の様に非常にメンテし易い構造となっています。他のハンダ部分もクラック等がないかチェックし、フラックスの汚れも綺麗に清掃しておきました。

回転系は出品者の言う通り、平ベルトと角ベルトが交換されていて問題なさそうな様子です。これでシャーシーを元通りに戻してメンテ完了。

快調に動いています。一世を風靡したカセット文化を保存していく使命感を持って!?、今後共、カセットデッキを使って参ります。(^^♪

シューベルト:交響曲第8番「未完成」


ワーグナー
1.歌劇<ローエングリン>より第一幕への前奏曲
2.歌劇<タンホイザー>より序曲
3.歌劇<オベロン>より序曲

シューベルト
4.交響曲第8番「未完成」

エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

CD・ステレオ・録音:1977年9月27日(1・2)、10月12日(3~5)、東京文化会館大ホール、実況記録録音

MRAVINSKY in Japan Live Edition
キングインターナショナル ALT053



このCDの圧巻は、シューベルト「未完成」でしょう。

第1楽章
冒頭、弦のギリギリの弱音からして只ならぬ気配。弦に比して木管はやや強めに奏させることで、虚無的なまでの孤独感を漂わせるのです。魔術に掛けられた様に、思わずその世界に引き摺り込まれてしまいます。透徹した弦の美しさも無類で、幽玄の響きは夢と現実の狭間を彷徨うシューベルトの心を想わせます。
一方、意外なところでかなり思い切ったアクセントで気迫の強音を響かせる等、独自の視点から再構成された「未完成」ですが、有無を言わせぬ説得力を持っています。しかし、このオケのダイナミクスの幅は凄まじいものです。最強音でも普通のオケならこの辺で留まるであろう処が、更にその上が何気に出てしまうというレニングラード・フィルの力量には、真に感嘆させられます。

第2楽章
開始から背筋がゾクゾクする様な緊迫感が底流を流れ、オケの響きは壮絶なまでに悲壮感を高めていきます。それでいてムラヴィンスキーは、いつも冷静に音楽の内面を凝視している感があるのです。極めて完成度の高い演奏が繰り広げられます。

冷徹と燃焼が交錯する「未完成」、ムラヴィンスキーの芸術。

個人的には、クナッパーツブッシュ指揮・ベルリン放送交響楽団の演奏(1950年)が何よりお気に入りなのですが、このムラヴィンスキー盤も5本の指に入る名演だと感じます。

音質も、前回記事のモーツァルト39番よりは良いです。

アナログの世界~ターンテーブルシート


アナログ・レコードプレーヤーのターンテーブルシート

昔から・・・ゴムの一般的な物・単体、同左プラス豚皮、SAECの金属シート(表面:サファイア加工)、オーディオ・テクニカのテーパー付金属シート、同社のバキュアム・ディスクスタビライザー方式シート(表面:金属と豚皮の2種)・・・と使ってきましたが・・・今は、大事にしまってあります。

この10年は、ウィルソン・ベネッシュのプレーヤー付属のカーボンファイバー・シートの音の良さが気に入って、ずっとこれだけでした。

そこにネット・サーフィンしていて、偶々、あるシートを発見しました。

CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastics) 炭素繊維強化樹脂

ドライ・カーボンを使用したハイテク・ターンテーブルシートです。

http://www.carbon-goods.com/

CFRP、ドライ・カーボンについては・・・

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%8A%E7%B6%AD%E5%BC%B7%E5%8C%96%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF

・軽量且つ高い強度
・水平方向に対して、瞬時に振動を逃がす特性
・高周波やノイズ成分を効果的に排除
・全帯域でスピーディー且つクリア、奥深い低域までのリニアな再現に寄与

こうなると、試してみたくなるではないですか!ウィルソン・ベネッシュのカーボンファイバー・シートは2mm厚で、この製品は5mm厚と堅牢に出来ています。

早速、問い合わせしてみると、受注生産で入手まで1~2週間掛かるとのこと。評判も良い様なので、速攻注文。約1週間で手許にきました。

これは、素晴らしい!

最初は音が頭打ちの感じでガサゴソした音ですが、次第に壁が取れて靄が晴れてきます。余計な響きが付かない、克明な表現力。非常にクリアなのにドギつくならない、ハイスピード・サウンド。

スタイラスが音溝をトレースしているとは思えない。
深く澄んだ空間に、浮かび上がる・・・得も言われぬリッチで艶やかな響き。

この週末は、LPを聴き捲くります。(^^♪

因みに写真のプレーヤーは、MHI氏作の金田式モータードライブアンプ搭載・テクニクスSL-1200MK3Dです。

2トラ38の優美~DBXの修理


PCオーディオ(その64)で、工具関係を広げたついでにDBX224の修理をしました。

先日、2トラ38デッキを倒して被害を受けたDBX224のRCA入力ジャック辺り・・・プラグの入れ具合で接触不良を起こす有様になっていたので、開腹・修理することにしました。中を開けてみると、いやいや~RCAジャックの端子が基板に直にハンダ付けされている部分のパターンが浮き上がっていたり、切れたりしている箇所があります。これで音が出ていたのが不思議なくらいです。早速、裏打ち配線を施してハンダ付けを念入りに行いました。

ふと見ると、DBXの肝であるダイナミックレンジの圧縮・伸張をする箇所と思しき部分のコンデンサー、その片方の足のハンダ付けの色がおかしいです。ん、これはハンダの不良か・・・否、パターンごと剥げているではないですか。いつぞや、へたったコンデンサーの交換をした(下記URL)のですが、ハンダをしたつもりで出来ていなかった箇所の様です。老眼の悲しさよ~トホホ。(ーー;) しかし、これも良く音が出ていたものです。不幸中の幸い?驚いている場合じゃないですね。

http://blogs.yahoo.co.jp/william_kapell/13360402.html

気を取り直して、ジャンパー配線をしてOK。ついでに、以前、コンデンサーを取り替えた際、基板上に残ったままになっていたヤニの汚れを綺麗に落としておきました。見えないところもきちんとが大事です。

PCオーディオ(その64)


金田式ソリッドステートDAC 5V電源のダイオード取替え

オリジナルの回路図でA872(私の場合はA726)のベースに繋がっているダイオード1S1588がディスコンなので、代替品の1S2076を使用していたのですが、これがずっと気になっていました。

弦に艶がもっと欲しいな。クリアだけど、どこか尖がっている様な・・・もしや。

1S2076はガラスエポキシ系接着剤でA726と熱結合してあるので、何だか面倒くさくてなかなか手が付きません。これをうまく外して最小限の手間で済まそうと考えると、次第にやる気が失せるではないですか・・・。

連休とは有難いものです。遂にやる気になりました。(^^ゞ

1S1588はネットのあるサイトで発見し、すかさずゲットしておきました。徐にカッターを取り出し、熱結合部分の分離に取り掛かります。カッター先端をポキッと折って新しい刃にした上で、執拗にトランジスターとダイオードの間隙にメスを入れていくと、思ったよりうまく且つ早く外れたではないですか!我ながら見事!

後は、ハンダを外してダイオードの交換と再度の熱結合だけです。スルーホールの基板で、部品が込み入っている場所でもあり、ランドの穴に詰まったハンダを除去するのが大変かもと思いましたが、これも「ハンダ鏝を基板裏から当て、表からハンダ吸取り器」作戦が功を奏してあっけなく出来てしまいました。

かくして、交換作業は完了。

交換後の試聴ですが・・・
弦の艶、出てきたではないですか!やはり、金田式指定部品は伊達ではありません。もっと早くやっておけば良かった。おっと、弦のパートの人数も増えているし、演奏の熱気も増しているぞ~これは凄い!エージング後が、非常に楽しみな音です。

その後、数日して更なる変化が訪れました。ダイナミックレンジが一層広がって、生々しい響きが部屋の壁を越えて広がります。驚愕のブレークスルー!手当たり次第にCDを聴き捲くっている自分に気付くのです。

たかがダイオード1本ですが、本当に侮れません。
今更ながら、指定部品に拘って損は無いです。畏れ入りました。m(__)m

写真は後ピンになってますが、コンデジですのでご愛嬌ということで。

モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調KV543


モーツァルト:交響曲第39番変ホ長調KV543※1
チャイコフスキー:交響曲第5番ホ短調作品64※2

エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団

CD・ステレオ・録音:1975年6月7日※1、5月13日※2、東京文化会館、ライブ

MRAVINSKY in Japan Live Edition 5
キングインターナショナル ALT058



ムラヴィンスキーのモーツァルト39番と言えば、65年2月モスクワ音楽院大ホール実況録音盤(アナログLP)がありますが、このCDはその10年余り後の演奏になります。

硬く結晶化した響き、厳しく鋭い眼光を感じさせるのは、いつもながらのムラヴィンスキーですが、この演奏では時に耽美的なまでの表情を聴かせるのです。弦のしなやかな流れは、さながら天衣無縫の境地、ヴェーグの指揮するディヴェルティメントを彷彿とする世界が現れます。音楽が刻々と表情を変えていく様は、今までに聴いたことがない驚くべき深みを生み出します。決して力瘤は入れず、これだけの演奏を成し遂げてしまう技量には、本当に頭が下がります。オケ・コントロールの完璧・・・恰も自らピアノを爪弾くかの様な自在さ。

これに比べると、旧盤は見事ではありますが、「統制・軍楽調」といった一本調子なイメージがどこかにある気がします。やはり、10年の隔たりは大きいのでしょう。

惜しむらくは、このCDの録音があまり良くないことです。マイクが音源から遠く、音そのものが若干曇っていて、ノイズも年代の割りに多いのです。しかし、この演奏の素晴らしさからしたら、些細なことと感じます。

カップリングのチャイコフスキー5番も、良く歌う弦、ビシッと決まる金管はじめ、ムラヴィンスキー/レニングラードの面目躍如たる演奏です。録音は、こちらの方か鮮明になっています。

このCDが、廉価版で1枚1,050円。シベリウスの交響曲第7番も買いましたので、後日、感想をアップします。ライナーノートに拠れば、シューベルトの未完成も凄い演奏とのことなので速攻ゲットしなくてはなりません。(^^♪

2トラ38の優美





我が家の2トラ38機も、期せずして3台目となりました。

1台目のティアックA-7400RXは、モーターの回転不良が生じたものの、部品がディスコンであえなく下取りへ。2台目は同じティアックのA-6100MKⅡでしたが、スピンドルの軸受けに難があり、本体を少し傾けないとモーターのゴロが出ました。

この2台目、先日、ちょっとした片付けものをした際に誤って思い切り倒して、ピンチローラーの軸受けに甚大なダメージを与えてしまいました。う~ん、これはショック。当然、まともに動きません。これは修理と言っても部品がないでしょうし、出来たとしても相当コストが掛かりそうです。いっそのこと買い替えるのが吉と判断致しました。

そこで目に止まったのが、前々からチェックしていたnekoneko_onsenさんのところ。丁度、SONY TC-R7-2の良い出物があったのです。ヤフオクに入札、意気込んで落札を図りました・・・が、夕食で席を外した間に「いますぐ落札」ボタンを他の人に押されてしまいました。折角の美品だったのに~悔しさ頻り。

nekoneko_onsenさんに訊いてみると、また同機種をオークションに出すとのこと。これはラッキーです!やりとりの結果、それなりの価格で直接譲って頂くことになりました。(^^♪

さて遂にSONY TC-R7-2が送られてきました。nekoneko_onsenさんが内部を細部に亘ってメンテナンスされた上、外観も磨き込んであって大変綺麗です。

早速、繋いでみると、往年の2トラ38の余裕綽々の世界が出現。アナログ・レコードを超えるクォリティ・・・ダイナミックにして滑らか、生々しくシームレスな響きが部屋を満たしています。nekoneko_onsenさんは電子工学専攻だそうで、こうした電気・メカ弄りはお得意とのこと。それにしても、1973年の発売ですから、もう35年以上の歳月が過ぎているのですが、この音といい、外観といい、とてもそうは思えません。心を籠めたメンテナンスが、素晴らしいアナログの世界を蘇らせました。

因みに電源は、単相200Vから個別にPLITRONの医療用アイソレーション・トランスを介して供給しています。バックグラウンドの静けさに痺れます。

nekoneko_onsenさん、この場を借りて更めて御礼申し上げます。m(__)m

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Author:Kapell
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