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PCオーディオ(その72)


D-Clock用金田式リニア電源の製作

高精度水晶、Macbook、Fireface400と相次いで金田式リニア電源を導入してきました。

このところ、愈々エージングが進んで、素晴らしい音楽を奏でております。CDを替える度にアンプやスピーカーまでが、更めてエージングされている驚きの事実!金田式リニア電源には、極めて強い支配力・制御力があることを思い知らされます。

さて、今回はCDドライブと1394変換回路の外部クロック・D-Clockの電源を金田式化します。

MHIさんが作られた金田式DACの5V電源基板を流用して、12Vに作り替えます。ツェナー・ダイオードと電圧調整抵抗を変更すればOKです。今回のケースでは扱う電流も20mA程度と僅かなので、虎の子2SA566は使用せず、2SA606を使い電流制限抵抗も合わせて変更します。

専売特許の「発振」が起きては一大事なので、負荷を掛けた上でオシロできちんとチェックし、妙に発熱するトランジスターがないか指先で慎重に確かめます。

D-Clockは動作電圧範囲が9.00~24.00Vと広いので、電圧調整はテキトーでも大丈夫です。一応、11.86Vでよしとしました。

とりあえず、2つあるD-Clockの片方用は出来たので、あともう1つをこれから作ります。

トランスやシャーシーまで新規調達して全部作り替えようと思ったのですが、ちょっと面倒なので易きに流れ、既存の三端子レギュレーター基板を外して入替えることにしました。

一方、高精度水晶とMacbookの電源については、近々、抵抗関係をZ201"Naked"に替える予定です。これも凄いことになりそうな予感♪

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ヴェデルニコフのモーツァルト



モーツァルト:ロンド イ短調 KV511
         幻想曲 ハ短調 KV475
         ソナタ ハ短調 KV457

アナトリー・ヴェデルニコフ、ピアノ

CD・ステレオ・録音:1977年、モスクワ

DENON COCQ-83962


モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番 変ロ長調 KV450※
         ピアノ協奏曲第23番 イ長調 KV488

アナトリー・ヴェデルニコフ、ピアノ
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
ソヴィエト国立放送交響楽団

CD・ステレオ・録音:※1971年、1967年、モスクワ

DENON COCQ-83961



「智・情・意の調和と優美=客観と厳格」の中に、生きる喜びと慟哭を認める、ヴェデルニコフのモーツァルト。

この驚異的な演奏を前にして、言葉を失い、奏でられる音楽に只管聴き入ります。

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《略歴・ライナーノートより要約》
アナトリー・ヴェデルニコフは1920年5月5日、ハルピンに移住したロシア人の家庭に生まれた。早くからその才能を開花させ、神童ピアニストとして話題を集めた。

1935年には来日し、ソロ・コンサートに加えて、モギレフスキー指揮・新交響楽団(NHK交響楽団の前身)と共演を行っている。翌1936年にはロシア(当時のソビエト連邦)に移り、ゲンリヒ・ネイガウスの許で研鑽を積むことになった。しかし、1年と経たない内に、父親がスパイ容疑で逮捕・処刑され、母親は強制収容所送りとなってしまった。

こうした苦難の中、心の支えとなったのは師ネイガウスであった。ヴェデルニコフはネイガウスからリヒテル、ギレリスと並んで高い才能を持つ弟子とされた。

外国での演奏活動が許されたのは60歳を過ぎてからで、欧州各地で客演を行なった。1993年には58年振りの来日を予定していたが、その直前に病死してしまったのだった。
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こんなに素晴らしいモーツァルトを弾く人が、旧ソ連にいたとは!

大袈裟なことは一切しませんが、僅かなテンポ・ルバートやペダルのコントロールが音楽に輝かしい生気と深みを齎すのです。

Q:過日、絶賛し捲くった河村 尚子のモーツァルトとどちらが良いのか?

A:意地悪な質問~両方共良い!!!としか言いようがありません。(まるで答になっていない)(^^ゞ

独奏曲の演奏はどれも凄いです。音楽に真摯に対峙しようとする姿勢が一貫しています。楽曲を自らに包摂しつつ、客観的であろうとする「最も困難なこと」に挑戦し、見事に成功している稀有な例でしょう。

協奏曲はKV488目当てで買いましたが、演奏はKV450の方がより生き生きとしつつ透徹している様に感じました(録音のせいがあるのは勘案しても)。いずれにしても、極めて高水準の演奏です。

実に清澄な響き、広い空間の中でモーツァルトが書いた音符達がここぞとばかりに蘇ります。時に旋律は美しい弧を描きながら、聴く者を深い感銘の世界へ誘うのです。

ロジェストヴェンスキーのサポートも見事です。純白に輝くしなやかな弦の優美、広い空間を感じさせるタクトの妙、控え目でいながらきっちり壺を押さえたバランスの良さ、ピアノとの息もぴったりで、ロジェヴェンの新たな一面を思い知らされました。

子供のような純真さと深い精神性を併せ持つ、たおやかにして強靭な内面を感じさせるモーツァルト。

音そのものの何という美しさ!ハスキルやクリーンを彷彿とする響き。本当に目頭が熱くなります。

ヴェデルニコフのモーツァルトは、録音が少ないので大変貴重なものです。KV488は生前ことあるごとに好んで演奏していた様ですし、もっと多くの録音が発掘されることを切に願います。

彼のCDは、バッハもベートーヴェンも全部、聴かねばなりません。個人的には、リヒテルやギレリスよりずっと好みです。途轍もない演奏家だと思います。

悲運のピアニスト、ヴェデルニコフの崇高なる芸術。

古代ギリシャの音楽


古代ギリシャの音楽~ミューズへの賛歌

グレゴリオ・パニアグワ指揮
アトリウム・ムジケー古楽合奏団

XRCD・ステレオ・録音:1978年6月
録音技師:アルベルト・ポーリン

Victor JM-XR 24200(仏harmonia mundi原盤)



故・長岡鉄男氏が絶賛した超優秀録音。「外盤A級セレクション」中、トップとの声が高い逸品。

有名な録音なので、既にLPでお聴きになった方も多いかと存じます。

最近のハイレゾ録音と比べても遜色のない、と言うか、それさえも上廻るかという尋常でない質の高さを確かに感じます♪

豊かな間接音の中で、ダイレクトに立ち上がる直接音のスピードに驚きます。何というトランジェント!
非常にクリアな空間に定位する声や楽器の実在感!

金田式DCマイク録音ではないかと思ったりします。(^^ゞ

楽曲そのものは相当パニアグワ氏のイマジネーションの産物みたいですが、悠久なる音楽の源泉に想いを馳せてみたり~なかなかの面白さかも。

まだお聴きでない方、是非、この世界を体験してみて下さい!

PCオーディオ(その71)


激安・高音質CDドライブ~TEAC:CD-552GA

utaさんのブログで紹介されていた物です。

http://utablo.asablo.jp/blog/2009/07/22/4450234

TEACのCD-552GAという、たった1,000円のCDドライブですが、クロック換装しない状態でも結構素性の良い音がします。勿論、電源はリニア電源に替えています。

プレクスターのPremium2だとCoolmax CD-510-COMBO(ケース)との相性もあるかもしれませんが、CDによっては僅かの偏心でドライブがブルブル音を立ててしまう(静音モードで改善はしますが、それでもなお五月蝿い)ので、このTEACのCD-552GAの存在は助かります。

このドライブのクロック換装をしてみようと思っております。シリコン・バッテリーも試しましょう。

探せばあるものなのですね~。(^^

utaさんには、この場を借りて更めて御礼申し上げます。

ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11




ショパン:ピアノ協奏曲第1番ホ短調作品11

1.マルタ・アルゲリッチ、ピアノ
  グーセゴルツ・ノヴァーク指揮/シンフォニア・ヴァルソヴィア
  CD・ステレオ・録音:1992年4月12日、ポーランドラジオスタジオ、ライブ、ワルシャワ
  POLISH RADIO CD S1-002K

2.ヨゼフ・ホフマン、ピアノ
  指揮者・オーケストラ不詳、弾き振り?
  CD・モノラル・録音:1930年代
  DANTE HPC002

3.クリスチャン・ツィメルマン、ピアノ&指揮
  ポーランド祝祭管弦楽団
  CD・ステレオ・録音:1999年8月、ジョヴァンニ・アニェッリ公会堂、トリノ
  Deutsche Grammophon 459 684-2



ショパンのピアノ協奏曲第1番、ショパンの苦悩・憧憬・夢といったものが協奏曲の形で描かれ、独奏曲とは異なった魅力がありますね。ショパンは、あまりオケの作曲が得意ではなかったので、その部分は指揮者の技量が問われるところでしょう。

いくつか聴き比べをしてみました。駄耳なので、あまり当てにはなりませんが・・・。(^_^;)

1のアルゲリッチ盤は、ライブの緊張感に包まれ、中庸のテンポでアルゲリッチ節たっぷりな演奏です。オケの表情付けも、堂に入ったものです。アルゲリッチも思うが侭に弾き捲くっていますが、第2楽章でもそんなに叩くのは、どうかな・・・。とは言え、ライブだから、このくらいの勢いはOKでしょう!

第2楽章が無類の美しさなのが、2のホフマン盤です。えらい旧い録音ですが、鑑賞には充分耐えます。夜空に輝く星達を仰ぐ様に、夢のように美しい世界が広がるのです。これには嵌りますね。ブライロフスキー盤(LP、ユージン・オーマンディー指揮/フィラデルフィア管弦楽団、1961年録音)も第2楽章が素晴らしいですが、ホフマンには一歩譲るかもしれません。ギレリス盤(指揮者とオケはブライロフスキー盤と同一)は綺麗ですが、どこか重たく途中で飽きてしまいます。

3のツィメルマン盤は、第1楽章冒頭のオケからまるでクナッパーツブッシュ張りのタメがあり、ロマンティックな旋律の部分になると思い切ってテンポを落としたり、ポルタメントを掛けたりします。う~ん、これは個人的にはやり過ぎの感が・・・感動的と言えば感動的ですが、奇を衒った感じがしてしまいます。因みにこのCD、音質は良いです。

ホフマン盤は、SPの復刻のせいか何小節かすっ飛んでいる部分もあるのですが、一番のお気に入りです。儚き優美といった趣が堪りません。第1楽章、ピアノの入りで甘美な旋律が奏されて一呼吸置く部分の左手の5つの和音(第1主題が変奏される箇所の手前)が、深い祈りと静謐さを持って響くのは、この演奏だけです。抑制の美とでも申しましょうか、悲しみを抑えているから、一層、聴いていて心に迫るのです。モーツァルトみたいなショパンかも・・・。

あと、リパッティ盤がありますが、これは再度よく聴いてみてから記事にしますね。勿論、似非ステファニスカ盤ではない方です。(^^ゞ

ホルショフスキ/ウィグモアホール・ライブ



ウィグモアホール・ライブ

ミエチスラフ・ホルショフスキ(ピアノ)

CD・ステレオ・録音:1991年6月4日、ウィグモアホール、ロンドン、ライブ

WIGMOREHALL LIVE WHLive0023



ミエチスラフ・ホルショフスキ
1892年6月23日~1993年5月22日 ポーランド生まれ

ショパン直系の弟子筋に当たりながら独奏者としては殆ど知られず、カザルスやシゲティとの合わせものを永年手掛けてきた自他共に認める地味なピアニスト。

そのホルショフスキが脚光を浴びたのは、90歳を超えてからのことでした。
この録音は、何と98歳の時のものです。格式の高いウィグモアホールでのコンサート。



モーツァルトのKV570が始まったその瞬間に、心は別世界へ連れ去られてしまいます。神々しいとは、こういう演奏を言うのでしょう。

まるで神の啓示に従うかの如く、ひとつひとつの音が、あるべき瞬間に、あるべき姿で、そこにあるという厳かなる驚嘆。

音そのものが美しい。自由奔放でありながら客観性も併せ持っています。

流石にご高齢なのでミスはあるものの、奏でられる音楽があまりにも素晴らしいのです!

モーツァルトの愉悦、ベートーヴェンの高潔、ショパンの優美、シューマンの憧憬・・・彼の描き出すどれもが私を惹きつけて止みません。

ダイナミックスのコントロールも瞠目すべきものがあります。まるでピアノでなくてフルオーケストラを聴くような錯覚に陥ってしまいます。

空間に立体的に鏤められる響き・・・楽器の介在を忘れさせる心象世界。

実に自然な息吹の中で、こうした奇跡が行なわれるのです。大袈裟であったり、これ見よがしなところがどこにも見当たりません。


それは、ただ「音楽の為にだけ」存在します。


ホルショフスキの音楽・・・至福の時。

金田石2SA649


幻の銘石2SA649

金田式御用達のトランジスター


数十年前、初めて金田式DCアンプ自作の世界に足を踏み入れた頃、パワーアンプ出力段のトランジスターとして2SA627/2SD188が採用されていましたが、金田先生は2SA649/2SD218が音質的に最高だと言明されていました。

しかし、2SA649がどうしても入手出来ず、次善の策として2SB541/2SD388を手に入れたのですが、D388の方はプレーナ型に移行して音質が悪化した為、本来のコンプリではないD218を組み合わせて終段に使った記憶があります。このアンプは今も動作しますが、小屋裏にしまい込んだままです。(^^ゞ

先日、とあるオークション・サイトでA649を見掛けたので、即席真贋鑑定を私なりに行なってゲットすることに決定しました。音の為には、多少の出費は目を瞑ります♪

さて、このA649をどう使うか・・・?電源に使ってやろうと思っています。モータードライブアンプ用電源(PCオーディオに流用)に使ったら、さぞかし凄い音を聴かせてくれるのではないでしょうか!もっと数が纏まっていれば、他の用途も考えられますが、僅か2個なので。。。

D218の方は手持ちが幾つかあるので、今回ゲット分と合わせてアンプにでも使おうと考えています。

蕎麦&うどん、そして生キャラメル@軽井沢




む~ちゃんさんのブログでお教え頂いた、軽井沢の「きりさと」と言う蕎麦屋へ伺いました。

む~ちゃんさんには、この場を借りて御礼申し上げます。

きりさとセット 1,920円を注文。尾頭付の20cmはあろうかという大きな海老が2匹と野菜の天麩羅、蕎麦・うどんのセットで食べ応え充分です。

評判なお店だけあって、美味しかったです。午後1時半過ぎで席に着くまでは30分くらい待ちましたが、お昼時の来店ピークは丁度過ぎた辺りでした。

蕎麦は、恐らく蕎麦粉100%ではないでしょうか。蕎麦の香りが良かったです。うどんもシコシコした歯触りが堪えられません。つゆは関東風に比べたら薄目ですが、旨いつゆです。天麩羅は大きな海老が圧巻で、野菜も美味しく揚がっていました。家族が食した海老天の衣の中の方が、少々生っぽかったのが玉に瑕でした。注文してから20分近く掛かっていたので、かなり急いで揚げたせいでしょう。

それから、家族のリクエストで近隣の軽井沢アウトレットにある「花畑牧場」にも行きました。生キャラメル・アイスは初体験でしたが、濃厚で癖になる味ですね~。当然、お土産に生キャラメルをゲット致しました。

PCオーディオ(その70)


Fireface400用リニア電源MarkⅡ

「MJ無線と実験」平成20年9月号・金田式DCアンプシリーズNo.198レコード再生システムの安定化電源・モータードライブ・アンプ用シリーズ・レギュレーター+15VモデファイによるFireface400用リニア電源Ⅱ


3日間エージングして試聴してみた結果、小音量では気にならないのですが、大音量にすると音にキツさがあります。これはエージングの問題ではなさそうです。どうしても固さが取れず、どこかピークがある感じで聴いていて甚だ草臥れてしまうのです。

Vishay VSRがどうやらミスマッチの様です。手持ちのスケルトン抵抗で置き換えます。

正解です!表情から妙な固さが取れました。Vishayも情報量としては立派なのですが、金田式とは相性が悪いということでしょう。同じVishayでも、Z201 Naked辺りになると結果は変わってくるかと思われます。

更に1日おいて試聴してみると、いい感じにこなれてきました。
やはり、三端子レギュレーターとは表現力が段違いです。自然な響きが印象的で、とても表情が豊かです。全てに余裕がある上、音色そのものに魅力が感じられます。

伸びやかなる「はるけき響き」、感情移入にぞくぞくする・・・!

これは素晴らしい!♪

畏れ入りました。m(__)m

KUNIZO BIGBAND



KUNIZO BIGBAND

A"Tokio Jazz Collective"one point WSD, 1-Bit 5.6448MHz Digital Recording

Engineered and Designed by Todd Garfinkle of MA RECORDINGS

CD・ステレオ・録音:2007年12月18日、東京杉並公会堂小ホール

Tokio Jazz Collective TJC-001



ondatejpさんのご紹介でゲットしたCD。

間レコーディングス(MA RECORDINGS)のタッド・ガーフィンクルによるワンポイント・ステレオマイク 「WSD」1ビット 5.6448MHz デジタル録音。

これは本当にクリアでダイナミック、ヴィヴィッドな録音です。ストレスのない空間にゴージャスなビッグバンド・ジャズが響き渡ります。演奏もグルーヴィーで、黙って聴かされたら日本人の団体とは思えません。

マルチマイク録音(ミキシング)が下手をすると「半殺しトーン」の大きな要因になることを実感するCD。

録音・演奏共にノリノリの凄いアルバム!
金田先生も、これを聴いたら大興奮ものでしょうね。(^^

こちらで買えます。
http://sd05club.exblog.jp/8013394/
http://www.bardon.jp/webshop/195_1065.html

ondatejpさんには、この場を借りて御礼申し上げます。

激安ワイン(その2)


BANROCK STATION

お手軽箱入りワイン。例によって、蛇口付きです。

オーストラリア産・カベルネ・ソービニヨン、2リットル入り・1,300円くらいのプライス。

ミディアム・ボディの飲み易いワインで、飲み出すと加速度が付きます。(^^ゞ

今まで飲んだフルボトル換算で1本1,000円程度までのワインの中では、一番、私の好みに合っています。しっかりした味なのですが、妙な癖がなくて質感が比較的良いイメージ。


これは私の常飲ワインとなりそうです!♪

PCオーディオ(その69)




Fireface400用リニア電源MarkⅡ

「MJ無線と実験」平成20年9月号・金田式DCアンプシリーズNo.198レコード再生システムの安定化電源・モータードライブ・アンプ用シリーズ・レギュレーター+15VモデファイによるFireface400用リニア電源Ⅱ


PCオーディオ(その52・53)で三端子レギュレーターのリニア電源を製作しましたが、PCオーディオ(その66~68)で金田式電源を導入した結果に気をよくして、Fireface400用リニア電源も金田式で組むことにしました。

デフォルトでは+15Vなので、ツェナー・ダイオードと電圧調整抵抗の値を変更して+12Vとします。+12Vの電源は何かと重宝で、色んな機器に使えるのが良いですね。

非安定側が26Vもある為、レギュレーター入力のパスコンはOSコンデンサー(20V47μF)をシリーズに繋ぎ、不足容量分は例によってContinental Capacitor Type A 30μFを入れました。Continental Capacitor Type Aはマイク・エリオットの推奨部品ですが、非常に音が良く愛用しています。確かに”physically too large”ですけど。

http://www.altavistaaudio.com/caps.html#pscaps

進のプレート抵抗が入手難なので、電圧調整抵抗等はVishay VSRを入れました。電波吸収テープを小さく切って裏面に貼付することで、自然感が増します。

整流ダイオードは、最近、金田氏が発見した日立のV19Eを入れてみました。

基板は、お馴染みMHIさんのお手製です。

さて、まずは音楽を鳴らしつつ、じっくりエージングです。数日後、試聴をしてみたいと思います♪

高音質ヒューズ


HiFi Tuning Fuses

オーディオ仲間の間で評判が良いので、Parts Connexionのバーゲン・セール中に数本買ってみました。

高精度水晶と金田式DACに装着。

下ろしたては低音が出ないし、ヴォーカルが妙にキンキンするな~というイメージ。

1日通電して、再度、試聴すると・・・キンキンは収まったのですが、エネルギー・バランスが中高域に寄ってしまったままです。クリアなのでオーディオ的な音と言えば、そうなのですが、金田式で言うところの「半殺しトーン」を感じます。ダイナミックなフレッシュさがなくなってしまうのです。音場も狭まって聞こえ、中高域に銀線特有の「ぬめり」とした質感があるのも気になります。昔、マイクロのフォノPUコードで銀線同軸タイプの物を使った際にも、同様の「ぬめり」感があり、気持ちが悪い思いをしたことを思い出しました。

尤も銀線自体が悪いのではなく、今、使用中のNBSのバランス・ケーブルは銀線ですが、実に素晴らしい音質です。銀の純度や構造等が影響しているのかもしれません。

普通のヒューズに戻して、ホッと胸を撫で下ろしました。まるで比較にならない程、普通のヒューズの方が良いです。

結論・・・HiFi Tuning Fusesは、拙宅では全く使えないヒューズでした。あぁ、凄く損した気分。(ーー;)

ネットで見ると、このヒューズは賛否両論ある様ですね。使う機器によって、かなり評価が分かれる模様です。マイク・エリオット推奨部品なのですが・・・初めて駄目な物に遭遇しました。

http://www.altavistaaudio.com/StuffILike.html

中国製


これって、一瞬"Panasonic"に見えますよね・・・・

LED懐中電灯に付属してきた電池。

因みにホルダーから外そうとして、強めに掴むと簡単に凹みます。

んっ、焦りました~中身は出なかったみたい。

国産の電池では、絶対あり得ないことです。



流石、中国製。

ホルヴァートのマーラー「悲劇的」


1.マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」
2.マーラー:交響曲第10番アダージョ
3.マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」

1&2~アントン・ナヌート指揮 リュブリャナ放送交響楽団
3~ミラン・ホルヴァート指揮 フィルハーモニカ・スラヴォニカ

CD・ステレオ・録音:1&2~1987年、3~1981年
CANTUS CLASSICS CACD 5.00136 F



ホルヴァートのマーラー交響曲第6番「悲劇的」

クラシック通の友人から貰ったCD。

第1楽章
冒頭の弦の刻みからして、只ならない雰囲気。
ホルヴァートは、冷静に楽曲を見据えています。他の指揮者が想い入れたっぷりに強奏させる部分は寧ろあっさりと表現しているのですが、力瘤を入れない分、透明な美しい響きが浮き立ってきてハッとさせられます。

第2楽章・スケルツォ
これまた見事な演奏。風格すら感じられます。やはり、この指揮者は並大抵ではありません。

第3楽章
足取りは、ゆっくりと沈み込んだ様に進められます。響きの作り方が実に巧く、即興的で微妙なアゴーギクが効いています。憧憬と悲痛の歌は透明な響きとなって、マーラーの孤独感をいやが上にも浮き彫りにするのです。後半の盛り上がりも見事で、輝かしい程の高揚を聴かせます。

第4楽章
冷淡・客観的でいながら、内部に熱いものを秘めています。この相容れない分裂の軋みこそ、マーラーの尋常ならざる心中を物語るものでしょう。生き物の如く蠢く弦に、怪しい退廃の美すら感得させるのです。時に必要とあらば内声部を際立たせ、テンポやダイナミクスの取り方も初めて聴くような新鮮さを齎します。ここぞという時の切れ味、迫力は凄まじいものですが、バランスを崩すことがないのです。


私的には、ボンガルツ、ノイマン、ラインスドルフ、バルビローリに加えて5本の指に入る超が付く名演だと思います。

真に匠の成せる業、ホルヴァートの眼光を感じさせるマーラー。

カップリングの「巨人」等の指揮はアントン・ナヌートですが、ホルヴァートと共に幽霊指揮者で有名?な人です。実在しない指揮者(ヘンリー・アドルフ、アルベルト・リッツィオ、等々)の録音として、彼らの録音が利用されてしまっているのです。

幽霊指揮者について、以下Wikipediaより引用致します。
幽霊指揮者の発端とされているアルフレッド・ショルツ(Alfred Scholz)は、ドイツの指揮者兼音楽プロデューサー。彼はオーストリア放送の放送用録音を大量に買い取り、PILZというレーベルを設立して、自身が指揮したもの、あるいは架空の演奏家のものとして大量に売り捌いた。幽霊指揮者の演奏とされる音源の多くは、この流れを汲んでいるとされる。

これらの中に、ショルツ自身の演奏による録音が存在する可能性は否定できないが、概して演奏者データが信頼できないため、検証できない。
またPILZはその後倒産し、POINT、ONYX、MEDIAPHONなどに分化した。

プロフィール

Kapell

Author:Kapell
音楽は心のオアシス
オーディオは音楽の為に

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