FC2ブログ

テクニクス SL-7の修理






テクニクス SL-7の修理

手持ちのSL-10ですが、リニアアームの動作は快調なものの、ミューティング回路(リレー等)に不具合があって音が途切れてしまいます。このリレーが生産中止品で、ネットをいくら探してもありません。仕方ないので部品取りにと思って、下位機種のSL-7ジャンク品をオークションでゲットしました。

SL-7を開腹してみると、何とリレーは全然違う物が付いていました。ガーン!

それなら考え方を変えて、SL-7を生かして使うことに。

SL-7のリニアアーム駆動用のベルトが経年劣化でギリギリ状態なので、ネットで代替品を探しましたがうまく見つかりません。とあるサイトで、別の用途の物を転用して成功している例がありました。これです!早速、実行あるのみ。

http://kokoromomori.blog103.fc2.com/?no=116

もっちゃんさん、有難うございます。本当に助かりました。

エラストマー・ゴム脚の直径24mmを輪切りにして使うというアイデアです。

これは塩梅が頗る宜しい・・・エラストマーの柔らかさがプーリーにフィットしています。
快調に動作しております。

と思ったら、途中で演奏が止まってしまいます。リフトを上げて、アームをレコード内周に手動で移動させると、そこからの再生には問題がないのです。これはベルトを交換する前からあった症状なので、別の原因です。さぁ、これから究明しなくてはなりません。どなたか、こうした故障を修理した方、いらっしゃいますでしょうか?(^^ゞ

スポンサーサイト



PCオーディオ(その75)


気になっていたところ・・・部品の交換を連休に入って行いました。


1.金田式DACの5V電源制御トランジスター、2SA653を2SA566に交換。

金田氏も、A653よりA566の方が音は柔らかく肌理が細かく、しかも超低域がスムーズに出ると述べられているので、これは取り替えるしかないという想いが沸々と湧いてきました。超入手難のA566を何とか中古で手に入れることが出来、早速、交換と相成りました。

まだエージング中ながら、音は確かに肌理が細かくて、超低域がストレスなく出てくる自然さがあります。これは大正解!純正金田式御用達部品は、やはり伊達ではありません。

A653も良いですが、比較するとA566に軍配が上がります。


2.Vishay Z201"Naked"を高精度クロック、Fireface400、Macbookの金田式電源へインストール。

既存の福島双葉スケルトン抵抗と進プレート抵抗をZ201"Naked"に交換することを思い付いて以来、期待に胸は膨らんでおりました。これは物凄いに違いない!

やってみました。で、その結果なのですが・・・

これは駄目です。全然、駄目。確かにクリアにはなるものの、中高域にキンキンした響きが乗り、長く聴いていられないのです。楽器の音色も固有の輝きが支配的になり、中域の階調が飛んでしまいます。Vishay VSRに交換した際も似た結果でした。嗚呼、何と言う大外れ!巷の評価では、Z201"Naked"の特質は「圧倒的な情報量と自然さ」にあるとのことでしたので、キンキンした響きのない自然で克明な深みのある音を只管期待しておりましたのに・・・。

エージング不足の音なんていう甘いものではありません。情報量が多くなると、こなれないガサガサした音がスピーカーから出るものですが、暫く鳴らしていてもキンキンした響きが耳を刺すばかりで、脳味噌が破壊されそうです。何しろ、楽器の音が異常なバランスなのです。弦もピアノも、生はこんな上澄みだけの音じゃないです。音場も狭く、作り物の様なリアルさで頂けません。ボリュームを上げると、非常に五月蝿く感じます。部屋から逃げ出したくなる聴くに耐えない音。

私的結論。金田式にVishay~まるで駄目です。相性最悪。

流石にゲンナリして、鶏冠にも来て、全て元に戻しました。

手持ちのZ201"Naked"は、何か別のところにでも使うことにしましょう。カウンターポイントNP220には、VSR"Naked"が使われていて素晴らしい音を堪能させてくれているのに、金田式では美味くない・・・回路や他の部品との相性としか言い様がありません。

オーディオは、一筋縄ではいきませんね。(^^ゞ

ヴェデルニコフのバッハ:・イギリス組曲


バッハ:
・イギリス組曲第1番イ長調BWV.806
・イギリス組曲第2番イ短調BWV.807
・イギリス組曲第3番ト短調BWV.808
・イギリス組曲第4番ヘ長調BWV.809
・イギリス組曲第5番ホ短調BWV.810
・イギリス組曲第6番ニ短調BWV.811

アナトリー・ヴェデルニコフ(ピアノ)

CD・ステレオ(6番のみモノラル)・録音:1962年、1978年

Venezia CDVE04364



調和の美学・・・ヴェデルニコフのバッハ

ここにあるのは額に皺を寄せたバッハ像ではなく、静謐・精妙・端正な中にそこはかとない深みを感じさせるものです。瑞々しく、清々しい美しさも兼ね備えています。

ロマン主義的な表情も持ちますが、傾き過ぎることがありません。常に心で感じながら客観性を忘れないヴェデルニコフならではの集中力が貫かれた見事な演奏。

只管、音楽を窮めようとする真摯な姿勢。

ヴェデルニコフの演奏を聴けること、録音として残されたことを我々は感謝しなければなりません。

Vishay Z201 "Naked"


Vishay Z201 "Naked"

"Naked"="Nude"="Skeleton"ということで、ヴィシェイZ201の外皮を剥いだモノです。

マイク・エリオットとvinさんのご推奨部品で、圧倒的な情報量と自然さを持った抵抗とのこと。

最近は、大分価格的にこなれてきました。出始めの頃、流石に1本10,000円では手が出ません。この10,000円はZ201オリジナルの価格ですから、特注バージョンの"Naked"はもっと高価だったでしょう。

これを高精度水晶発振器やMacbookの電源に使う魂胆♪

週末に作業致しましょう。(^^

※諸般の事情により、写真は抵抗の裏面となっています。

ソニー・TA-1120F電源ランプ切れ




先日、入手したソニー・TA-1120Fですが、早速、電源ランプが切れてしまいました。昨年、ソニーのメンテを受けて、電源ランプも交換したと修理明細書に記載があるのですが・・・何だか早過ぎる球切れです。

さて、電源ランプの交換部品がないかソニー・サービスに訊くと、「部品が払底した」との回答。仕方がないので、TA-1120Fを開腹して中を見てみることにしました。

両サイドと底面のビスを外すとフロントパネルが外れました。電源ランプは、一般的なニップル球(2.2V/0.25A)でした。ソニーさん、ニップル球ならどこでも手に入る部品ではないですか・・・宜しくお願いしますよ~。

同じ物を取り替えるのも面白くないので、LED豆球を入れることにしました。

http://www.xikit.com/store/index.php?main_page=product_info&products_id=259

このLED豆球、なかなかの優れモノです。たかが豆球、されど豆球、やはり豆球・・・こういうメーカーがあるのを知ると、何だかとても嬉しくなってしまいます♪

開腹したので、ついでに中身を具に見てみると、おぉ双信のフィルムコンが惜しげもなく大量投入されているではないですか!お気楽アルミ電解で済まさない辺り、大変な拘りを持っていることがひしひしと伝わってきます。それに、この手配線の労力たるや・・・真に「いい仕事してますね~」の世界です。

電源ランプ交換を終え、CDをかけてみます。何だか、前より音が良くなった様な・・・ホントかいな?(^^ゞ

PCオーディオ(その74)




CDドライブ(Coolmax CD-510combo)用金田式リニア電源の製作~「MJ無線と実験」平成20年9月号・金田式DCアンプシリーズNo.198レコード再生システムの安定化電源・モータードライブ・アンプ用シリーズ・レギュレーター+15Vモデファイ

PCオーディオの電源関係を逐次金田式に入替えてきましたが、今回で全ての電源が金田式リニア・ディスクリートになりました。正確に言うと、金田式&マイク・エリオット推奨部品のコラボです。本件の整流ダイオードは、音楽と戯れる会のItoさんお薦めのA&R Lab FCH10A15/FRH10A15を使いました。このダイオード(選別品ブリッジ)は、妙な癖がなくクリアで深みのある音がするので、とても気に入っております。Itoさんには、更めて御礼申し上げます。

今回は、MHIさんのプリント基板を使い切ってしまったので、金田式指定のベーク・ユニバーサル基板を使っています。裏配線は、2497素線0.18mm7本撚りではなく、0.60mmのオーグラインを使用しました。裏配線は、いつもながら配線パターン図と回路図のにらめっこが必要ですが、高精度水晶の電源製作時にチェックを終えているので、さっさとパターン図通りに作ってしまいます。

出力トランジスターは、指定の2SB541の手持ちがなくなったので、何と幻の名石2SA649を起用しました。どんな音がするか、胸が躍る想いです♪

出力側のパスコンには、OSコンSPとブラックゲートNX、双信の丸型ポリカーボを組み合わせてみました。

暫くはエージングです。ちょっと聴いてみると、非常にニュアンス豊かな彫りの深い音が垣間見えています。出来立てでこの音ですから、解れてきたら愈々凄いことになりそうです!(^^

PCオーディオ(その73)



D-Clock用金田式リニア電源の製作

完成です。既存の三端子レギュレーター基板を外して入替えるだけでしたが、案外、時間が掛かりました。Vishay VSRを再登板させたのですが、やはり音の癖が気になってスケルトンに交換したり・・・交換の際、スケルトンの足径がギリギリの太さなので、ランドがハンダの熱もあって剥げてしまったりで手間取りました。余計なことはしない方が良いですね~。(^^ゞ

因みに整流ダイオードは、金田式で新採用の日立V19Eです。→2009.10.24、PCオーディオ(その76)でA&R Lab FCH10A15/FRH10A15へ変更しています。

さて、暫くエージングして鳴らしてみました♪

分解能が凄いです。ごく自然に稠密に、立体的に各楽器が並んでいることを鮮明に伝えてきます。リアルさ、ニュアンスの豊かさも断然良いです。ボリュームを上げた時、三端子レギュレーターでも五月蝿さは殆ど感じなかったのですが、このディスクリート版では五月蝿さがまるでありません。余裕綽々の音が部屋を満たします。

昨夜、CDドライブ用金田式リニア電源も完成したので、別途、記事にしたいと思います。

ダニエル・ドゥ・ニースのモーツァルト



DANIELLE de NIESE, soprano
the Mozart album

ダニエル・ドゥ・ニース、ソプラノ

サー・チャールズ・マッケラス指揮
エイジ・オブ・インライトゥメント管弦楽団

CD・ステレオ・録音:2008年11月24~30日、2009年4月1日、アビーロード・スタジオ、ロンドン

DECCA 478 1511



生き生きとフレッシュな、一度聴くと耳に残るしみじみと魅惑的なソプラノ。

音楽だけを感じさせる純粋さと幅広い表現力。

高みに上っていく、美しき声の飛翔!

指揮のマッケラスのサポートも見事。

http://www.danielledeniese.com/


これは嵌りました♪

未聴ですが、ヘンデルのアルバムも良かったそうですね。

この歌手には、これからも注目していきたいと思います。

ダニエル・ドゥ・ニースの略歴
http://www.universal-music.co.jp/classics/artist/danielle_de_niese/profile.html

OLD SONY F GROUP



OLD SONY F GROUP

1960年代後半に登場して、マニア垂涎の的となったソニー・Fグループのオーディオ機器達。

中学生の頃、銀座ソニービルの試聴室・ショールームに足繁く通い、その音を聴いては、ただ指を銜えて眺めているしかなかった・・・叶わぬ夢。カタログを集めて喜ぶのが精一杯。

そして、数十年の歳月が流れた訳ですが、巡り合わせでしょうか・・・

先日、何気にオークションを見ていると非常に程度の良い出物があったので、もうこれはニ度とないだろうと思い透かさずゲットしました。

ST-5000F

http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/tuner/st-5000f.html

TA-1120F

http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/amp/ta-1120f.html

前者は、日本を代表するFM専用チューナーでした。今の貨幣価値に引き直すと、50万円位のプライス(当時の大卒初任給の3ヶ月分)が付いていたことになります。中学生には、とても買えたものではありませんでした。(^_^;)

後者は、当時のソニー半導体技術の粋を集めたプリメインアンプです。STAXやFIDELIXで著名なかの中川 伸 氏がその設計に携わっています。差動2段増幅・準コンプリメンタリー・DCアンプ・A級プッシュプル動作という当時では斬新なものでした。これも今の貨幣価値で言うと、70万円位(当時の大卒初任給の5ヶ月分)になります。

http://www.fidelix.jp/others/classA.html

今、それらを手にして喜びは一入です!部屋の明かりを消して、イルミネーションを見てはニンマリ。

いずれも大変丁寧に扱われ都度メンテされてきた模様で、外観も綺麗で内部もピカピカ、埃一つありません。とても何十年も経た物とは思えない状態。ボリュームにも、ガリが全くありません。真に超良品!大当たりの有難き幸せ。

音は、実に嬉しい往年のソニー・トーン。透明でソリッド、且つ中低域に厚みがあって表現力が豊かです。

嗚呼、この音色こそ、ソニーの美学。

嘗て日本経済が隆盛を極めた時期の工業製品であって、同時に芸術作品と言えるほどの完成度を持っていることに更めて驚かされます。

シンプルで機能美を感じさせる無駄のないデザインが物語るもの・・・ソニー製品も、この頃が物作りの頂点を示していた気がします。


オールド・ソニーの優美。


今のソニーは、ソニーならではの拘りが薄らいでしまった様に感じるのは私だけでしょうか。

プロフィール

Kapell

Author:Kapell
音楽は心のオアシス
オーディオは音楽の為に

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ