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シリコン・ゲルマ半導体


シリコン・ゲルマ半導体の実用化。

ゲルマニウム・トランジスタの音が良いことはよく知られたことですが、製造歩留まりが悪いので廃れてしまいました。そこで量産に向いたシリコンの登場となった訳ですが、近年、遂にシリコンとゲルマニウムを組み合わせた新型半導体が作られる様になったのです。

以下、IT用語辞典より引用。
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ゲルマニウム(Ge)はトランジスタが発明されたときに使われていた素材であり、当時「半導体に適した物質」と言われていたが、工業的な処理のしやすさから、その後はシリコン(Si)が半導体素材の主流となった。
しかし、近年、シリコンとゲルマニウムを組み合わせたSiGe半導体が開発され、これを応用したトランジスタは消費電力が少なく、より高速で動作し、ノイズも少ないことがわかった。こうした特性は、移動体通信端末などで大容量のデータを高速に送受信・処理するのに適しており、無線通信チップで広く利用されるようになった。
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SiGeが切り開く半導体の未来
http://ednjapan.rbi-j.com/issue/2009/7/27/3616

金田式で指定された往年の名石達を凌ぐ、素晴らしい石がシリコン・ゲルマ半導体によって生まれるのもそう遠くないでしょう。否、既に生まれているかもしれません。

期待はいやが上にも高まります!♪

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若杉 弘の「英雄」と「巨人」


Disc1
ワーグナー:
・『さまよえるオランダ人』序曲
・『タンホイザー』序曲
・『リエンツィ』序曲
・『ローエングリン』第1幕への前奏曲
・『ローエングリン』第3幕への前奏曲
 録音時期:1984年12月
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc2
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55『英雄』
 録音時期:1985年6月
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

Disc3
・マーラー:交響曲第1番ニ長調『巨人』
 録音時期:1986年8月
 録音場所:ドレスデン、ルカ教会
 録音方式:デジタル(セッション)

 シュターツカペレ・ドレスデン
 若杉弘(指揮)

CD・ステレオ
Sony Music Japan International Inc. SICC 1197-9



DokuOhさんお薦めの「英雄」です。

若杉の「英雄」

「天使に捧げられたエロイカ」とでも言いましょうか、どこまでも清澄で広大な響きに心酔させられます。

清々しく自然な流れの中に、剃刀の様に鋭利なものを内包しつつ、厳しくコントロールされたインパクト。

苦しみを決して露にしませんが、葬送行進曲のトゥッティなど壮絶なまでの高揚感に圧倒されます。

伝統あるシュターツカペレ・ドレスデンの響きが真に生かされており、これだけの音楽を生み出す若杉の実力に頭が下がります。

これは、フルトヴェングラー、シューリヒト、クナッパーツブッシュ、クレンペラー、ムラヴィンスキー、ワルター等と並んで語れる素晴らしい演奏と思います。久々に「英雄」の名盤に巡り会えました♪

録音技師もETERNA社のシュトリューベンが担当したとのことで、ソニー録音でありながらこの響きの味わいはETERNAのそれになっているところが見事です。



カップリングのマーラー「巨人」がまた大変な名演です。

各楽想・パートが独立した意志・表情を持ち、響きが交錯し、そして融合していく・・・
「あぁ、何と美しい!」と叫びたくなること頻り。

分裂と融合の優美。


若きマーラーの心象世界を追体験している様な錯覚に襲われます。

強靭な意志に裏付けられたマーラー。

若杉はまるで剣の達人の様な棒捌きで、危うい青年マーラーの心の嵐を再現していくのです。


このCDは、本当にお薦めです。
この場を借りて、DokuOhさんに御礼申し上げます。m(__)m

ヴェデルニコフのベートーヴェン


ANATOLY VEDERNIKOV
BEETHOVEN : PIANO SONATAS
Nos.30,31&32

CD・ステレオ・録音:1969年(No.31)、1974年(No.32)、1976年(No.30)、モスクワ

DENON COCQ-83654



ヴェデルニコフの研ぎ澄まされた感性が描くベートーヴェンの世界。

ベートーヴェンがピアノという楽器に籠めた精神・・・畏怖すら感じさせる音楽が再現されます。


楽譜を音楽として蘇らせるのは、演奏家の音楽性(含む技術)・洞察力。

ヴェデルニコフの素晴らしいベートーヴェンを聴くと、殊更、そのことを強く感じさせられます。


あまりに美しい音色に、情念と叡智・深遠を認めるヴェデルニコフ。


理性の音楽家。

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Author:Kapell
音楽は心のオアシス
オーディオは音楽の為に

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