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ドヴォルザーク:弦楽セレナーデホ長調Op.22

1.モーツァルト:セレナーデニ長調K.239『セレナータ・ノットゥルナ』
2.メンデルスゾーン:弦楽の為の交響曲第9番ハ長調
3.ドヴォルザーク:弦楽セレナーデホ長調Op.22
4.ヴォルフ:イタリア風セレナーデ

ザルツブルク・カメラータ・アカデミカ
指揮:シャーンドル・ヴェーグ

CD・ステレオ・録音:1986年8月22日、モーツァルテウム、ライヴ (ヴォルフのみ1986年8月19日、フェルゼンライトシューレ)
 
ORFEO C630041B
 

 
ヴェーグの紡ぎ出す音楽は、本当に生き生きとして自由闊達、それでいて考え抜かれたバランスの良さを持つことにいつも驚かされます。
 
このCD、モーツァルトは勿論素晴らしいですが、ドヴォルザークがこれまた素晴らしいです!
 
ネヴィル・マリナー指揮/アカデミー室内管弦楽団の演奏も見事でしたが、このヴェーグの演奏はそれを上廻る「心に訴え掛けるもの」を持っています。第1楽章から惹き込まれてしまい、高く上り詰めていく弦の響きにはしみじみとした中に高揚感すら感じさせられます。

 
優美にして実に深い、ヴェーグの弦楽アンサンブル。
 
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PCオーディオ(その81)

afplaydropletの音質の素晴らしさ~本当に「あり得へん音が出てくる」んですよね。
 
CDからのストリーミング再生(AIFF変換)にも対応しているので、大変使い易いソフトです。1曲まるごとメインメモリーに読み込んでから再生する方法ですと音質は更にハイクォリティですが、CDからの読み込みにかなり時間が掛かるのが難点です。今の設定・環境で8倍速ですが、30分の曲なら読み込みに4分近く掛かることになります。
 
そこで、ハードディスクに音楽ファイルを蓄えておく(非圧縮AIFF)貌にしてみました。これですと、CDから直接読み込むより断然速いです。肝心なのは音ですが、これが非常に素晴らしい! 通常はストリーミング再生の方が音が良いのですが、afplaydropletの場合(特に1曲まるごとメインメモリーに読み込んでから再生する場合)、ハードディスクに一旦蓄えて(リッピングして)から読み込んだ方が音が良いことが分かりました。
 
超低域がしっかりとしていて非常に安定感のあるピラミッド・バランス、しかもトランジェントに優れていてシンバルの音など真に生の響きです。音場は立体的で見通しが良く、個々の楽器や声に伸びやかさがあります。オケのパートが幾つも重なった時の音の厚み・ボリューム感の増大がとてもリアルに再現されます。これだけの音が出れば、本当に満足してしまいます。拙宅の音量は半端じゃないので、ハードディスクの方がCDドライブより振動の影響を受けにくいこともプラスに作用している模様です。
 
喜び勇んでCDをどんどんハードディスクに取り込んでいくと、すぐにMacbookのハードディスクが一杯になってしまいました。これでは困るので、外付けハードディスクを増設することにしました。
 
LaCie 3.5インチ 外付ハードディスク LCH-2Dシリーズ 1TB
eSATA 3Gb/s、FireWire 800、FireWire 400、USB 2.0 対応
 
 

 《能書》
■デザイナー名:Neil Poulton ■4種類のインタフェースに対応しています。eSATA 3Gb/s、FireWire 800、FireWire 400、USB 2.0 を搭載したハードディスクは、MacとWindowsの両方のユーザーにご利用いただけます。 ■Neil Poulton が特別にデザインした独自の頑丈なアルミヒートシンクボディは、ファンレスで熱を分散する設計により、静音動作を実現し優れた信頼性を確保しています。 ■FireWire800が2ポートあるので、デイジーチェーン接続が可能です。 ■多彩なインターフェースを持っています。Mac や Windows で最大限の互換性を確保できます。(eSATA、FireWire 400/800、Hi-Speed USB 2.0) ■電源連動機能はパソコンの起動・終了やスリープモードに対応して自動的に電源をON/OFFする便利な機能です。一度接続してしまえば、電源スイッチを操作することなく使用することができます。 ■初期設定時にはLaCie Setup Ass
istantのカスタマイズ機能によって、OSに合った最適なフォーマットを選ぶことができます。 ■EUの「RoHS指令(電気・電子機器に対する特定有害物質の使用制限)」に準拠
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 FireWire 400接続でこれを使用します。流石フランスのデザイナーで垢抜けしていますね。機能もきちんと押さえてあります。今日、配達される予定なので楽しみです♪ 電源は、例によって金田式で自作しようと思っております。
 

レオン・フライシャーのモーツァルト

モーツァルト:
1.ピアノ協奏曲第12番イ長調K.414 (385p)
2.ピアノ協奏曲第7番(3台のピアノのための協奏曲)ヘ長調 K.242(2台ピアノ版)
3.
ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
 
シュトゥットガルト室内管弦楽団
キャサリン・ジェイコブソン・フライシャー(ピアノ/K.242)
レオン・フライシャー(ピアノ、指揮)
 
CD・ステレオ・録音:2008年、ルール・ピアノ音楽祭、ドイツ、デジタル(ライヴ)
 

 
このCDはyymoonさんのブログで紹介されていたものです。これはと思って、ネットで試聴し驚嘆ポチでした。(^^
この場を借りて、yymoonさんに御礼申し上げます。トラックバックもさせて頂きますね。
 
 
1928年7月23日生まれ、8歳でデビュー。早くから才能を開花させ幅広く演奏活動を行い、アルトゥール・シュナーベルにも師事しました。将来を嘱望されながら、演奏家として絶頂期にあった30代で難病ジストニアに罹り右手の自由を失ってしまうのです。以後は左手のみの演奏および指揮、教育活動に専念してきましたが、治療(ボトックス療法)の甲斐あって2004年には両手での録音が出来るまでに回復しました。
 
このCDを聴くと、そうした経緯がコマーシャリズムの「お涙頂戴」的な売り戦略では片付けられないことがすぐに分かります。のっけからあまりに見事な音楽が溢れ出すのです。
 
ピアニストとして致命傷を負ったにも拘らず、フライシャーの心の中には、神々しいまでの音楽が醸成されていったのですね。

 
ゆったりしたテンポで慈しむ様に表現される旋律達。心を籠め抜いていますが、決して重たくなりません。控え目に鳴らされるオケには、モーツァルト作品への畏敬すら感じられます。シューリヒトやフリッチャイがよく成し得るところの愛に満ちた無上の響きがここにも存在します。
 
それにしてもピアノの音色の何と言う美しさ!時に指が縺れる様なところが無きにしも非ずですが、その解釈の素晴らしさがそれを補って余りあるものなのです。落ち着いた優美さと生き生きとした節回し、悲しみを抑えているからこそ感銘は一層深くなります。
 
こんなに素晴らしいモーツァルトが聴けることに、本当に感謝したいと思います♪
 
 
恰も天界の響き、レオン・フライシャーのモーツァルト。

内田光子のモーツァルト

・ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488
・ピアノ協奏曲第24番ハ短調K.491

クリーヴランド管弦楽団
内田光子(ピアノ、指揮)
CD・ステレオ・録音:2008年12月4&5日、セヴァランス・ホール、クリーヴランド
 

 
内田光子が名門クリーヴランド管を弾き振りしたという興味津々なCD。
昔々ジョージ・セルが鍛え上げたアンサンブル・・・今はどうなのでしょうね。KV488の方は86年7月のジェフリー・テイトとの録音があり、20年の歳月を経ての音楽の変化も大いに期待されます。

 
KV491は内田が心を籠め抜いた内向的な演奏で、カデンツァも内田のオリジナル。あちこちに内田の即興的な装飾音が施されています。個人的にはそれなりに立派な演奏と思いますが、聴く人の好みで評価が分かれるかもしれません。
 
KV488についても、心を籠め過ぎて音楽が少々重たいイメージです。必要以上のテンポ・ルバートも気になります。清冽な流れの中に純白の優美が輝く様な演奏を好む私めとしては、曲想との懸隔を感じざるを得ません。これに比べるとテイトとの旧盤はまだすっきりした美しさがあり、妙に重たくない分好ましいと思われます。
 
当盤は全体に内田光子色がかなり強く出ていて(ジャケットの写真が物語るもの)、これを好む方にとっては無上のものでしょう。しかし、オケ・コントロールがやはり今一つの気が致します。巧いオケですから合わせてはきますが、ピアノとオケがお互いを高めあいながら、新次元到達みたいなところまでは至っていないと思われます。
 
大英帝国勲章=デイム・コマンダー(DBE)に叙された内田光子氏の記念アルバム的位置付けのCD。

PCオーディオ(その80)

Mac再生ソフトあれこれ
 
afplaydropletは凄い!!!
 
 

この写真は「ヒマラヤの青いケシ」です。あまでおさんのご好意で頂いたものです。本当、美しいですよね♪
妖艶と清楚を併せ持つ様な魅力が堪りません!
 
 
ところで、本題です。
 
Macの音楽再生ソフトはいろいろと試しましたが、傑出したものを見つけました。
 
その名は「afplaydroplet」・・・対応OSは、Snow Leopardになります。
 
PCオーディオfan No.2 の167頁にも出ている手法ですが、afplaydropletは、この高音質を簡便な操作で可能にしてくれるのです。
 
私は、先人に倣ってスクリプトを少々弄って使用しています。
afplaydropletのdocument.wflowシェルスクリプトの一部を下記の通り変更します。
 
《メソッド1》
メインメモリーにより多くを読み込んでから再生する方法
/usr/bin/afplay "$f" を
/usr/bin/afplay -q 1 "$f"へ変更
 
《メソッド2》
更に1曲まるごとメインメモリーに読み込んでから再生する方法
cat "$f" > /dev/null を追記
/usr/bin/afplay "$f"
 
上記2種類のafplaydropletをリネーム(afplaydroplet_q1とafplaydroplet_mp)して作り、使い分けしております。
《メソッド2》の方が一層クォリティが上がります。
 
afplaydropletソフト・ダウンロード先
これが無料ですから、本当に有難いです。
 
2チャンネルにお役立ち情報が沢山あります。お世話になっております。
iTunesと単体DACで相当ウマー×8
 
微細な音の再現性が驚くほど増すことから、非常にリアルで自然な音が出てきます。
「あり得へん音が出てくる」と言うてはる方もおいでです。(^^何故か大阪弁)
 
Windowsでは、やはりCubaseですね。このafplaydropletと共に、真に両雄と言うに相応しい再生ソフト。
 
Macをお持ちでSnow Leopard入れたら、これは是非共のお薦めソフトです。Snow Leopardへのアップグレードも数千円ですし、afplaydropletはタダですから迷うことはないかと!
 
但し、スクリプトを改変するので自己責任でお願い致します。大元のコピーを取ってから、コピーの方を弄れば安心です。

加藤知子のバッハ無伴奏

 


加藤知子のバッハ無伴奏
 
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)
1.ソナタ 第1番 ト短調 BWV1001
2.パルティータ 第1番 ロ短調 BWV1002
3.ソナタ 第2番 イ短調 BWV1003
4.パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004
5.ソナタ 第3番 ハ長調 BWV1005
6.パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006

加藤知子(ヴァイオリン)

CD・ステレオ・録音:1999年5月 200年1月 牧丘町民ホール
DENON COCO-70908-9
☆レコード芸術特選
 
 
このCDは、maskball2002さんのお薦めで購入致しました。
お薦め通り、「知・情・意」のバランスが取れた本当に素晴らしい演奏です。
以下、感想を書かせて頂きます。
 
 
たゆまなき生成、そしてあまりに多彩な音色の美。

遅めのテンポながら、決して弛緩することのない、立体的でエッジの効いた響。
これほどの集中と感情移入を施しながら、しなやかで押し付けがましくならない自然。
 
孤独の闇に差し込む一条の光。
 
ゴシックの厳格にロココの光を当てた演奏とでも言いましょうか・・・「知・情・意」のバランスと言うとモーツァルトを想起しますが、どこかモーツァルト的な美がこの演奏には感じられます。
 
聴いていて、兎に角飽きない演奏なのです。ずっと聴いていたい・・・そう思わせる何かがこの演奏にはあります。
 
外連味のない、音楽だけを感じさせる姿勢。
 
密やかに何より深く多くを語る、加藤知子の無伴奏。
 
 
日本人の演奏という枠を超えた世界レベルの演奏と思います♪
これは本当にお薦め◎です。こんなに素晴らしい演奏が何と廉価盤ですから、実に有難いお話です。
プロフィール

Kapell

Author:Kapell
音楽は心のオアシス
オーディオは音楽の為に

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