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極太ケーブルの功罪

過日、「アキュフェーズDP-75→Wadia Digilink40→Wadia DMX-32」のお題で、FIDELIX PureRhythmへクロック換装をした後の音・・・そこそこ良いものの、期待したほどではありません。低音が被り気味で、全体的に反応が鈍いのです。
 
金田式リニア電源まで導入して、この音は流石にないだろう・・・暫し、考えます。
 
ふと頭を過ぎったのは、電源ケーブルです。
 
アキュフェーズのデフォルトはアクロテックの無酸素銅ケーブルでしたが、これが固有の音色が強く半殺しトーンになってしまうので、ど太いワイヤーワールドのエレクトラ・レファレンス・パワーコードに替えて使用して来ました。これで量感はそのままに生き生きとした表情が出てきて満足だったのですが、今回はこのワイヤーワールドを疑ってみました。
 
金田式電源には、金田式御用達の電源ケーブルだよね~という安易な発想で、ダイエイ電線のお試しです。
 


 
写真の如く、ケーブルの太さはまるで違います。
 
ダイエイ電線の端末処理は、アキュフェーズ側:IEC Cord Connector スイス製のSHURTER 4782.0000、電灯線(CSE安定化電源)側:Panasonic ベター小型キャップ WH-4415BPとしました。電灯線側は、ごく普通の松下プラグです。
 
 
かくして、その結果は・・・
 
ダイエイ電線の圧勝です。鮮明で生き生きした音! まだガサガサした感触のエージング不足の音が残っていますが、これは暫く鳴らし込めばいい感じに仕上がるパターンです。やはり、電源ケーブルに原因があったのです。
 
ワイヤーワールドは良いケーブルだと思いますが、ここでは金田式のバランスの関係でダイエイ電線がツボに嵌りました。相性というものは、なかなか難しいものですね。
 
ケーブルは太ければ良いとは限りません。ど太いケーブルの中には変化に乏しい固有の音色が支配的であったり、音が鈍くなる傾向を持つ物があります。複数の機器で根気強く試して良い結果が出ない場合は、ケーブル自体に問題があることになりましょう。
 
ところで、某有名ケーブルメーカーの極太ケーブルを分解した処、中からベルデンのプロ用ケーブルが出てきたそうですね。個人で自作するなら自由な話ですが、メーカーが人の褌で相撲を取ってはいけません。高額ケーブルのインチキ商法に騙されない様に気を付けましょう。
 
写真のダイエイ電線50芯平行ケーブルはメーター180円程度の安い物ですので、プラグを入れても1,000円余りでお試しが出来ます。この際、原点に戻ってごく普通のケーブルの音をお聴きになってみては如何でしょうか。
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デュポン・コーリアン製インシュレーター

デュポン・コーリアン製インシュレーター
 
嘗てデュポン・コーリアンという人工大理石を使用した音の良いオーディオ用インシュレーターで
SAECのMEF-110がありましたが、製造中止になってしまいました。
以来、どこかが作っていないかと探しておりました処・・・
 
発見!
【人工大理石製インシュレーター、窪み、銅スパイク付き点接点可能】
 

 
デュポン・コーリアンを使うと、俄かに信じ難い程、音に滲みがなくなり、クリアな響きになります。下手なインシュレーターは帯域バランス・エナジーバランスがおかしくなる等、音に固有の癖が付いてしまいますが、このデュポン・コーリアン製の物はそうしたことがなく、非常に好感が持てます。
 
コーリアンには機器・部品等に生じるマイクロフォニック・ノイズを吸収する効果があるのではないでしょうか。
個人的な想像ですが・・・。
 
SAECのMEF-110は、コーン型のコーリアン&ゴムシート&円筒形コーリアンの三重構造でしたが、この人工大理石製インシュレーターは円筒形コーリアン&銅スパイク付円筒形コーリアンの三重構造です。
 
価格も良心的で、お試し感覚で購入出来ます。因みに私は平板受用の直径30mm×厚さ13mm @400-、銅スパイク付の直径30mm×厚さ15mm @480-を3組購入。これでメール便送料込で計2,640円也。
 
まずCDドライブを3点支持とし、結果に気をよくして、最近自作した金田式フォノイコにも同様に導入です。
これは素晴らしい!
 
音質改善効果大。宜しければ、お試しを♪

Panasonic 充電式EVOLTA 充電器セット

Panasonic 充電式EVOLTA 充電器セット
 
K-KJQ91M34R
電池(HHR-3MRS×4本)・充電器(BQ-391)
 

 
そもそも金田式フォノイコを作る為に購入したPanasonic 充電式EVOLTA 充電器セットでしたが、この充電器がかなりの優れものと分かりました。思い掛けない嬉しい収穫です♪
 
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《メーカーの能書》
 
[電池の特徴]
●くり返し使える約1,200回
●フル充電して1年後でもすぐ使える
●つぎ足し充電OK!
 
[充電器の特徴] ニッケル水素電池専用 単3型・単4型兼用
1.使った分だけすばやく充電
 ・先進の過充電防止機能搭載
  使った分だけ充電するので充電し過ぎがなく、つぎ足し充電でも安心&すばやく完了。
  1個ずつ、わかりやすく完了表示します。
2.ていねい充電で弱った電池も回復
 ・電池のコンディションに応じて充電モードを自動選択
  弱った電池もていねいに充電、1回で入らなくても自動でやり直す機能付き。
  ※ただし、電池の状態によっては回復しない場合があります。
3.充電できない電池は充電ストップ
 ・充電すると危険な新品乾電池を誤って入れた場合、約2秒で検出。ランプが消え、充電されません。
●海外でも使えます
 ・海外電源電圧対応(AC100~240V)
  ※渡航先のプラグ形状に合うプラグアダプターが別途必要な場合があります。販売店でご確認下さい。
●安全&保護カバー
 ・誤操作、ホコリ、ゴミ付着を防止。
  充電時の安全、信頼性を高めます。
 ・スライドロック式カバー採用
  お子様のおられるご家庭でも安心です。
●カンタン、電池取り出し(単3型)
 ・電池のマイナス側を押すとプラス側が浮き上がり、電池が取り出しやすくなります。
 
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この充電器は一応EVOLTA専用となっていますが、他社のニッケル水素電池も問題なく充電出来ました。
他社電池も芯まで充電出来るという感じで、電池の持ちも良い様です。つぎ足し充電OKで、1個ずつ充電を管理してくれるのは本当に便利です。
 
電池も充電器も、日進月歩ですね♪

イルフェジュール:【栗のミルフィーユ】

以前、イルフェジュールの【イルフェジュール】というケーキについて記事をアップしました。
 
久し振りにイルフェジュールが食べたくなり、家族のリクエストでミルフィーユも買うべく麻生本店に伺いました。
 
 
銀座レカンで修行した宍戸哉夫(シシド・チカオ - SHISHIDO Chikao)パティシエの手になるスイーツの数々。
 
店員の方がとても丁寧で印象が良かったです。前回はお高く留まったイメージの若い女性だったのですが、今回の方は良い意味で違いました。店員の対応も味のうちかと思われます。
 
 
私はイルフェジュールの【イルフェジュール】です。
個人的にケーキの芸術品と感じております。
 
お店側の説明~オレンジタルトにネーブルオレンジ、紅茶のムースの中にはオレンジのセミコンフィーが入っています。

 
 
家族はこちらの【栗のミルフィーユ】です。
香り高い秋の味覚。
 
お店側の説明~熊本産の栗を裏ごしたペーストの風味、ムースリーヌの層と醗酵バターの香りが堪りません。折込パイがとても良く合います。秋の限定メニュー! (原文は一部意味不明なので、勝手に修正させて頂きました。関係者の方、ご容赦下さい。)

 
 
サバランも美味しそうでしたので、買えば良かったと後悔・・・。
甘い物を食べ過ぎだと家族の厳しい目線が気になるので、止めておいて正解でしたでしょう。(^^ゞ
 

金田式バッテリードライブ多機能DCプリアンプ(その4)

DCアンプシリーズ No.210
金田式バッテリードライブ多機能プリアンプ~フォノイコライザーアンプのみ製作
 


 
PRPの抵抗が届いて早速工作を再開。
 
部品の足を一つ一つポリマールで磨いてはエタノール・アルコールで拭き取り、ピカピカ状態にしてハンダ付していきます。これには時間がえらく掛かりますが、金属光沢は気分が実に良いです。IC等では静電気の問題があってポリマール磨きは怖いですが、トランジスターやFETは大丈夫だと勝手に思い込んでやっております。
 
MJの記事には書いてありませんが、一応、2段目の2SA970と終段の2SC2240はhfeを測って揃ったものを選別しました。あまり神経質になる必要はないのかもしれませんが、揃っているに越したことはないでしょう。
 
因みにMJ記事の回路図(39頁上右)のツェナーダイオードの向きが逆になっています。[図13]バッテリーチェック基板の配線図が正しいのでご注意下さい。
 
さてオーグラインの基板裏配線も終わり、調整に入ります。
 
AOCの調整は未体験ゾーンでしたが、ブラームスみたいに?行きつ戻りつを何回か繰り返して、最終的に0Vに合わせることが出来ました。昔の金田式プリでは、3万円(ステレオで6万円)もするSEケースマイカが使われていたので恐ろしい出費でしたが、このAOCは安価・簡便な回路でドリフトを抑えてくれる優れモノですね。
 
出力段のコレクター電流Ioを5~10mAになる様に2段目エミッター側の抵抗値を決めるのですが、デフォルトの160Ωでは少々不足なので、150Ωとしておきました。部品のバラつきで、ここの抵抗値が130Ωくらいになることもある模様です。
 
無事、調整も出来たので、次は基板と端子間の配線とシャーシーへの格納です。出来るだけコンパクトに作ろうということで、シャーシーがギリギリの大きさの為、モガミ2497は諦め、代わりにBELDENのプロ用ケーブル88760を採用しました。この88760も細いのは良いのですが、固くて取り廻しが結構大変です。シャーシーに収めてからショートや基板のランドごと外れて断線になると困りますので、慎重に指でケーブルを収まり良く曲げて癖を付け何とか格納に漕ぎ着けました。
 
遂に完成!
 




 
 
早速、音出ししてみます。
 
緊張の一瞬。おぉ、きちんと音が出ています。これで暫しエージングです。この時点でも金田式らしくヌケの良い音で、パルシブな音の反応が大変スピーディに感じられます。
 
この後が愈々楽しみです!♪
 
 

イリーナ・メジューエワのショパン


 
ショパン:
CD1
ノクターン 嬰ハ短調(遺作)
3つのノクターン 作品9
3つのノクターン 作品15
2つのノクターン 作品27
2つのノクターン 作品32
CD2
2つのノクターン 作品37
2つのノクターン 作品48
2つのノクターン 作品55
2つのノクターン 作品62
ノクターン ホ短調 作品72の1
ノクターン ハ短調(遺作)

イリーナ・メジューエワ(ピアノ)

CD・ステレオ・録音:2009年7月, 9月, 10月 新川文化ホール(富山県魚津市)
若林工房 WAKA4143~44(2枚組)

 
ハルコウさんのご紹介で購入したCDで、メジューエワというピアニストを聴くのは初めてです。
 
見た目も美しい方ですが、演奏も上品で美しい演奏です。
ブルジョワジーのお嬢様がピアノをとても上手にお弾きになる・・・そうしたイメージとは異なり、ハルコウさんも仰っていましたが、「不思議と全体に寂寥感が漂っていて、どの様な人生を送ってきた人なのだろうと考えさせられる」演奏なのです。
 
当たりは柔らかなのですが、さりげない中に響きを深く味わわせるものを持っています。嬰ハ短調(遺作)には、河村尚子の素晴らしい演奏(私の大のお気に入り)があり、その深さ・涙には及びませんが美しい上質なノクターンを聴いた充実感に満たされます。
 
これだけの実力派が大手のレーベルと契約しない理由が何なのか知りませんが、1997年以来、日本を本拠地として演奏活動していることから交友関係でそうなっているのかもしれません。どなたかご存知でしょうか。
 
演奏良し、録音良し。今宵はメジューエワのノクターンでグラスを傾けましょう♪

金田式バッテリードライブ多機能DCプリアンプ(その3)

DCアンプシリーズ No.210
金田式バッテリードライブ多機能プリアンプ~フォノイコライザーアンプのみ製作
 

 

 

 
PRPの抵抗が来るまでに工作出来るところはやっておこうということで、徐にハンダ付やドリル加工に取り掛かりました。
 
一番上の写真・左の基板手前の部品はA&R LabのCPMです。純正金田式ではなく、出川式電源も導入しました。このCPMはシリコンバッテリーでクロック等を動作させる際にも使用していますが、電池電源にも顕著な効果があります。CPMには嵌ってしまい、拙宅の電源と言う電源にインストールしてあります。CPMを入れると非常に低域の伸びが良くなるのです。CPMのケース裏に電波吸収テープを貼ると一層自然な音になります。
 
出来るだけ小型にしようとケースもギリギリにした為、リアパネルの入出力端子は処狭しになってしまいました。見た目で余裕があっても、シャーシーに補強リブがあって使える面積はごく限られています。現物合わせで慎重に寸法を計り、卓上ボール盤で丁寧に穴開け作業して、何とか形になった様です。(^^ゞ
 
このサイズだとモガミ2497を入出力に4本も使うのはまず不可能なので、BELDENのプロ用ケーブル88760を起用することにしました。このケーブルはやや固めの音調ながら、情報量が多く妙な癖がありません。しかし錫メッキ線なので、金田氏だったら使わないでしょう。異種金属の接合はボルタの電池と同様で、音質上良くないと指摘されていたのです。ただ、その金田氏も同氏推奨のデンオンMCトランスAU-301の出力ケーブルがメッキ線であることに触れ、「AU-301はメッキ線を使っているが音が良い」とも仰っていました。
 
電源の電池ボックスですが、金田氏のご指定通りにボックス同士を両面テープで貼り付けてみました。ケーブルは、ボックスの一つにドリルで穴を開けて、そこから引き出す形としました。見た目にもすっきりと纏まりが良いですね。
 
部品到着後、裏配線→動作確認・調整→入出力配線を行なうことになります。
今度の週末には完成しそうです♪

金田式バッテリードライブ多機能DCプリアンプ(その2)

DCアンプシリーズ No.210
金田式バッテリードライブ多機能プリアンプ~フォノイコライザーアンプのみ製作
 

 
前回、進工業のプレート抵抗が入手出来ない部分はリケノームを使うと申し上げましたが、FIDELIXの中川氏がCAPRICE(DAC/プリアンプ)に採用しているPRPのメタルフィルム抵抗を急遽導入することと致しました。
milonさん、情報有難うございます!
 
 
特筆すべき低ノイズの抵抗で、音質も定評があるとのこと。これはきっと金田式にも相性ピッタリでしょう。(^^
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Author:Kapell
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