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Panasonic SL-PS700(その1)

 

上段:ONKYO C-S5VL
下段:Panasonic SL-PS700
 
へうたむさんのブログで採り上げられていたPanasonic SL-PS700。
 
かなりの高評価でしたので、私も思わずゲットしてしまいました。4週間ほど聴き込んでみて、流石高評価だけのことはあると感心致しました。兎に角すっきりとした音で、バランスが良く聴き疲れしません。クラシックもボップスも音楽的に破綻なく聴けるのは、この価格(当時39,800円)としては驚きです。CDローディングメカニズムが凝っていて反応も早く、世評では耐久性も相当なものらしいです。1991年の製品ですから既に20年以上経っていて、事実快調に動作しています。
 
しかし・・・改造の虫が蠢き出してしまったのです。クロックをFIDELIXのPure Rhythm 2にしたら、どうなるだろう?回路図を見ると、水晶発振子は16.9344MHzなので丁度手持ちがあります。もうこれはやるしかないモード。早速開腹手術となりました。
 

 
あれ?この水晶発振子、回路図と周波数が違います。現物は33.8688MHzで、2倍の周波数になっています。これでは手持ちのPure Rhythm 2が使えません。仕方ないので、もう勢いでFIDELIXに33.8688MHzを注文してしまいました。折角開腹したのだから、とりあえず電源の整流ダイオードをA&R LabのSBDに、平滑コンデンサーをニチコンKZに、三端子レギュレーターをFIDELIX 超低ノイズ三端子レギュレーターに夫々交換しました。ジッターを減らす為には、何よりノイズを減らすことです。
 

取り外した部品
 

A&R Lab SBD FCH10A15/FRH10A15
 

ニチコン MUSE KZ 1,000μF
 

FIDELIX 超低ノイズ三端子レギュレーター +5V
 
さて交換後の音ですが、予想通りでした。すっきりとした音調はそのままに、潤い・滑らかさが増して、一層余韻がはっきりと聴き取れる様になり、空間の再現性も良くなりました。なかなかHiFiな音で、これでクロックを換装すれば更に新次元となるでしょう。このCDプレーヤーは基本性能が良いので、こうした改造がストレートに良く効きます♪ 因みにメガネ端子型着脱可能ACコードは、非メッキタイプにしてあります。
 
Pure Rhythm 2インストール後、ONKYO C-S5VLとの比較試聴をしてみたいと思います。
 
《2013.12.31追補・訂正》
上記に「水晶発振子の周波数が回路図と違う」とありますが、私の見間違いでした。D/AコンバーターMN6474に繋がる水晶発振子は、回路図上も33.8688MHzで現物と一致しております。お詫びの上、訂正させて頂きます。
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ロスバウトのマーラー


 
マーラー:交響曲第5番嬰ハ短調
 
ケルン放送交響楽団(ケルンWDR交響楽団)
ハンス・ロスバウト(指揮)
 
録音時期:19511022
録音方式:モノラル
Ica Classics ICAC5091
 
 
ロスバウトのハイドンを聴き、この指揮者は只者ではないと確信し、ディスクを次から次へと買い漁っております。
 
このマーラーも、実に素晴らしいです。第1楽章冒頭、トランペットの主題の奏し方・テンポからして、何かやらかしそうな気配。その後の一撃が恐ろしく強烈! ロスバウトは分析的に楽曲を見つめ、オケ・コントロールを巧みに行い、確信的な音楽を生成していきます。
 
大胆なアゴーギク、妖しげなまでのポルタメント、旋律のアクセントの妙~血沸き肉踊る響き。何より堂に入った表現で、マーラーの再現芸術は真にかくあるべしといった趣があります。僅かなディミュニエンド、休符の意味合いの濃さも相俟って、 聴き手はマーラーの心象世界にいつの間にか深く引き擦り込まれて行くのです。気が付けば、感涙に咽ぶ自分がそこに。
 
世紀末の退廃美
豹の様な身のこなし、ロスバウトのマーラー
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