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マーラー:交響曲第9番ニ長調


 
・マーラー:交響曲第9番ニ長調 [92:08]
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
 録音時期:1997468日(ステレオ)
 録音場所:ドレスデン、ゼンパーオーパー(ライヴ)
 
R.シュトラウス:交響詩『死と変容』Op.24 [26:27]
 シュターツカペレ・ドレスデン
 ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
 録音時期:200111011日(ステレオ)
 録音場所:ライプツィヒ、ゲヴァントハウス(ライヴ)
 
 
このマーラー第9、シノーポリは極めて落ち着いた足取りで、陶酔的・耽美的なまでに表現を拡大しています。オケの巧さも相俟って、この複雑なテクスチュアを、各パートの絡み合いを、殊更精緻に圧倒的な構築感で聴かせてくれるのです。兎に角、溜めに溜めた演奏ですが、凭れることがなく、圧倒的なインパクトを聴き手に与えます。ワルター/コロムビア響盤は流石に隙がなく立派ですが(ウィーンフィル盤も別の意味で凄い)、このシノーポリ盤も決して一時の感情に流されることなく、現代の視点をもって分析し、持てる知性と感性でマーラーの芸術を再現しようと試み、見事に成功していると感じます。シノーポリの演奏を奇を衒っているとして嫌う向きもありますが、この素晴らしいマーラーまで退けてしまっては、あまりに勿体無い気が致します。
 
カップリングのR.シュトラウス「死と変容」は、シノーポリの死の3ヶ月前の録音です。オケにとっても真に十八番で、危険なまでの美しさが表出されています。シノーポリの白鳥の歌でしょうか。
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BEHRINGER POWER AMPLIFIER A500


 
驚くべきハイ・コストパフォーマンスのパワーアンプ。
このスペック、この音質で\17,800という俄かに信じ難い低価格。
 
ステレオ出力は125Wx2 / 8ohms・185Wx2 / 4ohms、ブリッジモノ出力では375W / 8ohmsの大パワーとなります。拙宅では、ブリッジモノとして使用しています。スピーカー駆動力に優れ、小音量でも音が痩せません。 電源トランスに大型トロイダルを使用していることや、AB級動作であることが効いている模様です。プロ用スタジオ仕様のモデルですが、音質はダイナミックなだけでなく、繊細さもなかなかのものです。冷却ファンレスなので、動作音が五月蝿くないのもポイントです。入力端子が、XLRx2、TRSフォンx2、RCAピンx2と揃っているのも助かります。設計はドイツ、部品は日本とアメリカ、製造は中国というグローバルモデルとのこと。
 
鳴らし難いDynaudio Acoustics PPM-1をきちんと制動して聴かせる辺り、本機の実力の程が分かります。欠点と言えば、100dB程度の高能率のスピーカーでは残留ノイズが少々気になるかもしれないこと、フロントパネル周辺がプラスティック製で質感が今一つなこと、ヒートシンクの仕上げが雑で角を丸めていないので取扱いに注意が必要なことくらいです。何せお安いので、手許に1台と言わず2台あっても損はありません。
 
プリアンプは、カウンターポイントSA-3.1を繋いでいますが、実に相性が良いです。Panasonic SL-PS700 改造版が、バランス良く音楽を聴かせてくれます。ONKYO C-S5VLも、電源プラグを非メッキ品に交換した処、音質が一層透明で深くなりました。再試合してみますかね。(笑)

Panasonic SL-PS700(その2)


上段:ONKYO C-S5VL
下段:Panasonic SL-PS700
 

FIDELIX Pure Rhythm 2
 

horestaさん作の金田式電源基盤を使用
 

インストール風景
 

外した部品
 
 
FIDELIX Pure Rhythm 2のインストール
 
Pure Rhythm 2を12月30日に発注して、何と翌日31日に届きました。中川氏には、大変スピーディにご対応頂きまして畏れ入ります。もう来てしまったら、大晦日でもやらなくてはならないでしょう。(笑)
 
horestaさんのクロック基盤は元々高精度水晶発振器用のもので、三田の高精度水晶発振器を取り付けてあったのですが、今回それを外してPure Rhythm 2の電源として使用しました。出力電圧が5Vにしてあったので、お誂え向きだったのです。大元の電源は、ニチコン MUSE KZのところから14.2Vを引っ張ってきました。Pure Rhythm 2の配線は長いままですが、とりあえずこんな感じでインストールしました。Pure Rhythm 2は、電波吸収テープを貼った熱収縮チューブを被せた上、両面テープでメインの基盤に貼り付けてあります。
 
さて、その音です。
 
Pure Rhythm 2を入れたことで、余韻成分の再現性が一段と増してきました。低音がどうの高音がどうのと言うのではなく、自然で深い響きがします。静寂の中に音楽が響く・・・その響きに潤いと厚みがあります。これを聴いてしまうと、もう元には戻れません。
 
次にONKYO C-S5VLとの比較試聴です。C-S5VLもジッター対策を施した機種なのでデジタル臭いザラザラした響きがなく、今風のクリアサウンドというイメージです。どこか女性的な柔和さを感じる音でもあります。対して改造版SL-PS700は、より自然でアナログライクな音調になります。見通しの良い音場で、ヌケが良く響きの厚みと瞬発力が両立しています。駄耳の私めですが、ここはストレスフリーで瑞々しい改造版SL-PS700の圧勝と言えましょう。
 
一方、使い勝手の面で見ると、C-S5VLはCDを入れてから音が出るまでに13秒ほど時間が掛かり、もどかしさがあります。SL-PS700の方はメカの反応が速く、CDを入れて3秒で音が出るので普段使いに重宝です。結果C-S5VLは、サブシステムのSACD再生専用となりそうです。

謹賀新年


 

 

 
謹賀新年
 
旧年中はお世話になりました。
本年も宜しくお願い申し上げます。
 
 
上の写真は、2013.4.7 ミューザ川リニューアルオープン・コンサートのものです。
 
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