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エルネスト・ブールのモーツァルト(その1)




モーツァルト:交響曲選集
第21番・第25番・第28番・第29番・第31番・第33番
第35番・第36番・第38番・第39番・第40番・第41番

エルネスト・ブール指揮
南西ドイツ放送交響楽団

CD・ステレオ・録音年月:不詳1972~1979?
Weton-Wesgram B.V. CLASSICAL GOLD CLG512



ブールのブラームス:交響曲第2番を前回採り上げましたが、実に見事な演奏でしたので、是非モーツァルトも聴いてみたいと思っていました。その矢先、友人がこのCDを入手して、私に貸してくれたのです。アマゾンで1,500円くらいだったそうですが、購入後の価格を見ると2万円とかトンでもない価格になっていたとのこと。

まず、29番から聴いてみます。
冒頭から楚々とした品格の高い響き、何と美しいのでしょう。この曲は、個人的にワルター/コロムビア響が最高だと思っていたのですが、ブールのこの演奏はそれを凌駕するものです。一音一音に心が籠もっていて、その瑞々しく豊かな表現力に心底魅了されます。パッセージ毎に絶妙なアゴーギクが掛けられていますが、曲想にマッチしているので自然さを失いません。

旋律の歌わせ方も、律せられたロマンティシズムここに極まれり~真にかくあるべしといった風情で、聴こえてくる響きの背後に透明な流れが一貫してあることにも気付かされます。


近現代物を得意としたブール。そのリアリストの目が、モーツァルトをかくも美しく描くとは!!!

これから他の曲を聴くのが、非常に楽しみです♪


彼のモーツァルトが、録音として残されたことを本当に感謝したいと思います。
このCDを貸してくれた友人にも、この場を借りて御礼申し上げます。

(因みに、私も速攻でアマゾンにこのアルバムを注文しました。偶々、安価な物が出ていたのでラッキーでした。)



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Pass Labs: XA100.5 試聴



チャンデバの調整も何とか纏まり、じっくりと試聴してみました。

非常に品位が高く、強靭さも併せ持つ音です。立体的な表現力、緻密で現代的な実在感溢れるトーン。弦の織り成す甘美な響きは、実に陶酔的ですらあります。「花に隠された大砲」とでも言いましょうか・・・これはもう、芸術の領域ではないでしょうか。

以前中高域ホーン用に使用していたCOUNTERPOINT NP220とは大いに傾向の異なる音ですが、不思議にウーファー駆動用のMcIntosh MC-2600との繋がりが良く、見事なバランスで音楽を聴かせてくれます。懐が深く暖かく透明なNP220に対して、XA100.5は克明でソリッドな透明感を持っています。しかし、何より音楽に聴き惚れさせる点においては、両者に共通するものがあります。

大音量での再生でも、NP220がB級600Wに対してXA100.5がA級100Wですが、そのパワーの差を感じさせません。XA100.5は、強力な電源部等により負荷の変動に対して安定で300W程度の駆動力があるとのことです。電網検索すると、XA100.5はプライトロンのトロイダルトランスを使用していることが分かりました。何と、これはNP220と同じではないですか~電源トランスとしてのプライトロンの優秀さが弥が上にも示された貌です。


白昼夢を見るが如き、耽美の世界。

XA100.5・・・設計者ネルソン・パスの美学。



PCオーディオ(その92)



hiFace Evo 用自作外部クロックのオーバーシュート防止用ダンピング抵抗ですが、金田式御用達スケルトン抵抗からVishay TX2575(Z201naked)に変更した試聴結果です。

まずバックグラウンドの静けさが異なることに気付きます。吸い込まれるような静けさ・・・単なるS/Nではなく、超低域の再現性が一層高まっているからでしょう。ごく小音量の再生でも、その差は歴然としています。全域に亙って分解能が上がり、オーケストラのパートが立体的に分離し、ハーモニーとして溶け合う様が印象的です。いろいろな音楽を再生していくと、秒刻み・分刻みでエージングが進んでいくのが分かります。

やはり、Vishay TX2575は、ノイズの少なさではダントツですね!
非常に安定で情報量が多い抵抗でもあるので、クロック信号の方形波を歪めないこともあるのでしょう。

Vishay Z201~宇宙開発が生んだ抵抗.。

PCオーディオ(その91)



hiFace Evo 用自作外部クロックのオーバーシュート防止用ダンピング抵抗ですが、金田式御用達スケルトン抵抗からVishay TX2575(Z201naked)に変更してみました。抵抗もノイズを発生させますので、この変更でどうなるか面白そうです。TX2575はお値段も凄く、真に抵抗出来ない抵抗ですが・・・。(笑)

クロックこそがデジタルの基準・基礎ですが、これがアナログ信号である以上、アナログ音楽信号と同様に相当の配慮が必要です。ノイズは、ジッターの原因そのものです。ノイズを放置することは、カメラの世界で言えばブレブレの写真に例えられるでしょう。元の音楽とは似ても似つかない、殆ど近似になっていないデジタル・デフォルメの砂嵐になってしまうのです。16bit 44.1KHzのデジタル・フォーマットでも、クロック(増幅器・電源)に極力ノイズの少ないものを使えば、潤いのあるアナログライクな音質を得ることが出来ます。

これから試聴してみますね♪
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Kapell

Author:Kapell
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