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モーツァルト・交響曲第34番


モーツァルト・交響曲第34番ハ長調K.338

カール・シューリヒト指揮/ドレスデン・フィルハーモニー

BERLIN Classics 0090732BC
CD・モノラル・録音:1943年5月18日



あまり一般には聴かれていない曲ですが、素晴らしい曲ですね。

シューリヒトが残したモーツァルトの中でも屈指の名演だと思います。

あのスウィトナーにも同曲の録音がありますが・・・申し訳ないですが、このシューリヒトの演奏の後ではかなり野暮ったく聴こえます。

自由奔放でありながら、洗練されていて無駄がありません。そして品格の高さと温かな情感が両立しているのです。

特に第2楽章の静寂に溶け入る様なディミニュエンドは、絶美としか言い様がありません。
本当に心に染み入る調べです。

ワルター/ウィーン・フィルのアイネ・クライネも異様な程の耽美的境地を聴かせますが、このシューリヒトの34番も尋常ならざる境地にあると感じます。

カップリングのドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」も瑞々しい輝きに溢れた演奏で、シューリヒトならではのエスプリに富んだフランス物です。

モノラル録音ですが、音質は鮮明でノイズも殆どなく鑑賞には問題ありません。

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コメント

No title

william_kapellさんは素晴しいオーディオ装置を所有しているのに古いモノラル録音CDの紹介が多いですね(笑)!いい装置だからこそ、古い録音の音楽もきれいに再生できるのでしょうね。

No title

junozaさん、恐縮です。そう仰るjunozaさんのシステムも相当なものですよ。装置は一生懸命調整をしないとうまく鳴ってくれませんね。まだまだ精進です(^^♪。装置で演奏のイメージが変わることもありますので、つくづく怖いなと思います。

No title

このCDはあまり聴いてませんが、43年の録音なのに鮮明な音でシューリヒトの良さが判りますね。スイスへ亡命する直前にドレスデンフィルとこんな名演を残していたのですね。驚きです。

No title

いい装置になればなる程、音質の変化が良くも悪くも、鮮明に判るようになっちゃいますね。ケーブルやスピーカーコードや部屋の状況やら、大変ですよね!

No title

yymoonさん、本当に録音として残されただけでも幸いなのに・・・音質も鮮明ですからね~二重の幸運です。

No title

junozaさん、拘りだすと大変です(^_^;)。最近、また自作・改造の虫が疼いてきております。DynamiCapというマイケル・エリオットご推薦の高音質コンデンサーに注目中です。

No title

この曲はなかなか演奏会でもとりあげませんよね。34番はたしかわたしもこの盤しか持っていなかったような気がします。

No title

Rボーダーさん、隠れた名曲だと思います。モーツァルトはなかなか本音を言いませんから、奥が深いですね。

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