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DBX224




DBXと聞いて「ん!」と思われた方・・・相当な年季が入っていますね(^^♪。
デシリニア・ノイズリダクションシステムという、ダイナミックレンジの圧縮・伸張によってノイズを激減させるアナログ時代の画期的なシステムでした。

当時、静寂から突然立ち上がる音楽に驚き興奮したものです。

以前、ティアックのA-7400RXというDBX付のオープンリールデッキを使っていたのですが、モーターが故障したものの交換部品が入手出来ず、泣く泣く手放して代わりに同社A-6100MKⅡを購入(勿論、中古)したのです。

困ったのはDBXエンコードしてあるオープンリールテープやアナログレコードの再生です。ここでピンチヒッターをしてくれたのがテクニクス(松下電器のオーディオ・ブランド)のカセットデッキM255Xでした。M255XにはDBXが付いていて、アナログディスク再生のモードもあったのです。

しかし、カセットデッキですからオープンリールテープの再生時には、録音スタンバイ状態にして信号を取り込んでやらないと、きちんとDBXデコードされません。

やはり、DBXデコーダー・エンコーダーが必要なのです。そして、探し続けること早?十年(^_^;)。

今般、ヤフオクで状態の良い出物があったので3千円で落札しました。
さて、何せこのDBX~30年くらい経っている代物ですから、見た目が綺麗でも中は相当に劣化していると思われました。

音を出してみて・・・幸いブリージングはないのですが、案の定、妙に音が籠もっていて多少歪が感じられます。これは電源の電解コンデンサーが駄目になっている可能性大です。

蓋を開けてみました・・・写真で分かりますが、電解コンの足元に電解液が漏れ出した跡がありますね。そりゃ~何十年も経っていて大丈夫な訳はないです。

しかし、この基板を見て感激しました・・・往年の名TRコンプリ:A872とC1775が惜しげもなくいくつも使われているではないですか!金田式DCアンプを作ったことのある方ならお分かりですよね。

さて、即、電解コンの交換作業です。
秋葉の海神無線でニチコンKZを購入、470μF×4と100μF×2で1,200円くらいでした。

外した旧電解コンデンサーの写真をご覧下さい。このように電解液が漏れ出しています。

交換後、DBXの音は見事に蘇りました。本当に反応がフレッシュになり、低音も高音も伸びています。これでオーディオラボの「SIDEbySIDE Vol.2」がじっくりと聴けます。

2トラ38の音は、真に素晴らしいです。これは、CDやアナログレコードを凌駕しています。
しかし、悲しいかな・・・最早、オープンリールは死語と化しているのです。

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コメント

No title

DBX!なんという懐かしい響き。当時は凄いノイズ・リダクションとして、CDのようなノイズ・レスの世界を聴かせてくれましたね。菅野沖彦さんのオーディオ・ラボがDBXを使ったLPを出してましたね。「ALONE TOGETHER」など、いまはCDで出ていますが、CDにも負けない音でした。DBXエンコードのテープ、わたくしも幾つかもっていますが、オープン・デッキが無いので・・・

No title

カワサキヤさん、その「ALONE TOGETHER」、今も時々聴いています~CDとの聴き比べも面白いですね。DBXエンコードのテープ、不要でしたら買い取りますよ!(^^♪ 良いアナログ録音には、何とも捨て難い魅力があります。

No title

dbx224ですが、私も持っています。
修理とかどうしたらいいんでしょう?
スキルがないもので・・。

No title

flattwinさん、はじめまして。
コメント、有難うございます。
上記のコンデンサー交換は、そんなに難しくありません。ご自分でトライされるならば、アドバイスさせて頂きます。どうしても無理な場合は、コストは掛かりますが、アンプ修理工房に頼んでみたら如何でしょうか?
http://amp8.com/

No title

懐かしさついでに。
物置のどこかに、 Lカセット があるはず・・・
テープはデュアルでしたっけ?

No title

shin_pa_paさん、Lカセットとは!!
昔、秋葉の石丸でLカセットを見て、暫し憧れていた自分を思い出しました。
Lカセットのテープ・・・ソニーのデュアド・フェリクロムという2層構造のテープがあった様な気がします。普通のカセットの方だけだったかどうか、記憶が定かではありません。

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