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ブルックナー・交響曲第5番


ブルックナー・交響曲第5番変ロ長調

セルジュ・チェリビダッケ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

Altus ALT138/9
CD・ステレオ・録音年月日:1986年10月22日、サントリーホール、ライブ



またもや、大変な録音が出てしまいましたね。

所謂、隠し録りが陽の目を見たパターンで、遺族が「ノー」と言ったら聴けずじまいだったことを考えると二重に幸運だったと思えてきます。

この演奏、チェリならではのテンポ感で風格のあるブルックナーが描かれています。止まりそうなくらいに遅いところもありますが、違和感より説得力が強いです。

遅いだけでもなく、例えばスケルツォの47小節目でテンポを落として、96小節まで徐々にアッチェレランドを掛けていく表情を見せたり、一筋縄ではありません。

この超スローテンポを軸として完璧なオケ・コントロール!どこまでも充実したハーモニー!

これは・・・個人的には同曲のベスト3ですね。シューリヒト/ウィーン、ヴァント/ベルリン、そしてこの演奏です。しかし、これ程に凄い名演が簡単に手に入るのは、何とも無上の悦びです!

オーディオ的にも、サントリーホールの音響が良く捕らえられていて良い録音だと思います。



チェリ独特の審美眼から生み出される深く澄んだ、そして広大なブルックナーの世界。

今日も、この5番に浸ろう。

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コメント

No title

これは素晴らしい一枚ですよね。高かったですが買ってみて正解でした。仰るとおりまさに完璧なコントロールです。2楽章は涙が出そうです。

No title

william_kapelllさんもやはり購入したんですね!この超ド級のチェリビダッケを!これを聴いてしまったら、他の5番は暫くの間は聴けないかも知れませんね!私もTBさせて頂きます。

No title

Jinさん、本当に買って正解でしたね。チェリとミュンヘンのブル5・日本公演となったらこの値段、というもの商魂逞しいですが仕方ないですよ(^_^;)。

No title

junozaさんもやはりですね!TB畏れ入ります。日本公演のブル8もLDしかないですが、本当に素晴らしい演奏です。CDではMETEOR盤(MCD- 036~037)の演奏がLDと良く似た解釈だと思います。あと93年9月のEMI盤がある様ですが、残念ながら未聴です。

No title

ベスト3と言われると聴きたくなりますね。5番はブルックナーのなかでも特に好きな曲ですし。

No title

dsch156さん、買って損はないですよ(^^♪。ブルックナーよりもチェリビダッケを聴くべき演奏・・・と言うより、やはりブルックナーを深く聴かせてくれる演奏だと思います。

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