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ブルックナー・交響曲第6番


ブルックナー・交響曲第6番イ長調(ハース版)

オットー・クレンペラー指揮
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

東芝EMI TOCE-6127
CD・ステレオ・録音:1964年11月


クレンペラーのブルックナーというと、第8番の独自な改変等もあって、少々恣意的な演奏と取る向きもあります。

私は、クレンペラーのブルックナーが好きです。こせこせなよなよしない頗る立派な音楽がここにあります。勝手なカットまでされると、どうかなとは思いますが・・・時にはクレンペラー盤を取り出して聴いてみたくなるのです。

晩年EMI録音の第9番の演奏は音楽が空中分解しかかっていて、クレンペラーの肉体的な衰えを感じさせます。しかし、彼の言いたいことはずっしりと伝わってくる・・・そういう意味で非常に感動的な演奏です。

そして・・・この第6番、アダージョが素晴らしいです。雄大で本当に美しい・・・宇野功芳氏は別の曲で「アルプスの威容」という表現を使われますが、私はこのアダージョこそ「アルプスの威容」だと思います。

この演奏を聴くと、第7番よりこの第6番の方がごく自然な純化された美しさがあるのではないかと感じます。

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コメント

No title

ブルックナーのNo6を感動的に演奏し聴衆に満足を与えることは非常に難しい曲だと思います。willam kapellさんがこのNo6で感動されたということは、このクレンペラー盤は真に名盤であろうと確信しますね。

No title

Junozaさん、恐縮です。クレンペラーの実力を何気に聴かされてしまう演奏ですね。

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