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ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」



ショスタコーヴィチ:

1.交響曲第5番ニ短調作品47
 ニューヨーク・フィルハーモニック
 レナード・バーンスタイン(指揮)
 録音:1979年7月3日・4日、東京文化会館(ライブ、デジタル)

2.チェロ協奏曲第1番変ホ長調作品107
 ヨーヨー・マ(チェロ)
 フィラデルフィア管弦楽団
 ユージン・オーマンディ(指揮)
 録音:1982年5月3日、フィラデルフィア(デジタル)

Blu-spec-CD・ステレオ

SONY CLASSICAL SICC 20004


バーンスタインのショスタコ「革命」、79年の来日公演ライブ録音。

この曲の初演者ムラヴィンスキー/レニングラード・フィルの鋭い眼光でドライブを掛けていく凄まじい演奏も素晴らしいですが、このバーンスタイン盤もオーソドックスな名演だと思います。

バーンスタインが初めてモスクワを訪れて、同曲を演奏した際、居合わせたショスタコーヴィチが感動のあまり指揮台に駆け寄ったというエピソードが残されています。

演奏も感動的ですが、その音質がまた素晴らしい!

このCD、正確にはBlu-spec-CDと言い、Blu-ray Discの素材と製造技術を応用したものです。

以下、Blu-spec-CDの能書・・・

1.Blue Laser Diode(ブルーレーザーダイオード)~半導体レーザーカッティングによる極微細加工で
  マスターテープクォリティを忠実に再現することに成功

  Blue Laser Diode(ブルーレーザーダイオード)カッティング
  ・最適化された光ファイバーの採用により、Blue Laser Diode(BLD)のビーム品質を向上。
  ・より短波長のブルーレーザーを用いることにより、極微細加工を実現。
  ・半導体レーザーの採用により、カッティングマシンの冷却効率を向上させ、ファンなどによる振動を完全に     排除した正確なカッティングを実現。

2.Blu-ray Disc用に開発された高分子ポリカーボネート採用によりジッター(ノイズ)の原因を低減、収録された   一音一音を最大限鮮明に再生

  Blu-ray Disc用高分子ポリカーボネート採用
  ・スタンパーに刻まれたピットをポリカーボネートに正確に転写することにより、BLDカッティングと併せジッター   の低減(排除)を実現し、マスターテープクォリティのCDが誕生。


確かにまるでマスターテープを聴く様な充実した音なのです。静かな部分では、超低域で東京文化会館の空調ノイズまで聴こえます。兎に角、微細音・余韻の再現性が見事で、真に東京文化会館のホールの音がします。

ニューヨーク・フィルの分厚く力強い弦の響き、金管の咆哮、打楽器の爆発!隆盛期の荒々しくも豪快なアメリカン・サウンドがショスタコの音楽と同化し、シナジー効果を生んでいます。

その生々しさ・艶やかさと言ったら、とても30年近く前の録音とは思えません。この録音・Blu-spec-CDは、更なるワープ現象をリスニング・ルームに齎すのです。♪

デジタル録音の初期にも、こうした名録音があるとは!
録音は、59年スタジオ録音時と同じジョン・マックルーアが担当しているそうです。

まだまだCDには隠された音があると思い知らされます。カッティング技術の進歩により、極微細加工が可能になったことが効いているのだと思いますが・・・この音は、SACDや通常CDのハイグレードDACでの再生をも凌ぐと仰る方がいらっしゃるのも納得致します。非常にアナログ・ライクな響きで、細大漏らさず音を放出してくる・・・じっとして座っていられない様な躍動感のある音。(^^

この他のBlu-spec-CD化された録音も、是非、聴いていきたいと思います。今後も、Blu-spec-CDからは目が離せません。♪

これはお薦め◎です!

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コメント

No title

どうも御無沙汰です。
…やっぱりイイですか!Blu-spec-CD。
ディランの『Highway61』もこの仕様で再発してたので、気になってました。
絶対買いたいっす。

No title

Blu-spec-CDそんなにいいですか???
チョット懐疑的になっていましたのでうれしい報告です。

ラインナップをみて一枚買いに行ってみますね。

No title

らいかろりん・Sさん、やはり狙っていらっしゃったのですね。
別にソニーから宣伝料を貰ってはいないのですが、このBlu-spec-CDには降参です。(^^♪
ディランの『Highway61』、買われたら感想をお聞かせ下さい。

No title

jbls9500さん、実は私も買って聴くまでは「お試しモード」でした。聴いてビックリ!~嬉しい驚きです。この手の取り組みでは、大成功だと思います。他のメーカー・レーベルも、この方式でCDを出してくれると良いのですが・・・。

No title

クラッシック の レスに なんですが、”太陽神 ” Earth Wind and Fire お気に入りです。 血が騒ぎます!

No title

shin_pa_paさん、どうぞ!違うジャンルでも一向に構いませんよ。♪
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2812635

いやぁ~クラシックに限らず、昔の名盤がこうして復活するのは有難いことです。音自体にも血が騒ぎます!(^^ マイルス・ディビスの”Kind Of Blue”もあってしまったからには、買うしかない・・・。

No title

最近過去の名演がリマスターされて再発するシリーズが多いですね。最新録音より昔の音質の方がいいとなると、それは不思議なことですね。
それにしても、最新録音での名演が欲しいですね。
それがないから、つい昔の再発CDをゲットしてしまうのですね。

No title

>”太陽神 ” Earth Wind and Fire

おお、大好きな盤ですね~
是非インプレお願いしますm(_)m

No title

JUNOZAさん、幾つかあるリマスター・再発シリーズを比較された方に拠れば、中でもこのBlu-spec-CDは出色の出来だそうです。アナログ・レコードで音質が良かった録音は、このBlu-spec-CDで是非復活して貰いたいと思います。
最新名演且つ名録音も探したいですね。♪

No title

遅まきながら明けましておめでとうございます。
このコンサートには、kapellさんも良くご存知の某大学の某サークルのメンバーが大挙して押しかけてます!(何故か小生だけは行ってない・・・律儀に前期試験中で自粛でもしてましたか?・・・)
裏話をご披露すれば、ライブ録音のために林立していたマイクのうち、コンサート中にフルート主席奏者ジュリアス・ベイカーの前のマイクだけがくるんとそっぽを向いてしまったそうです。従って、1楽章中間部のフルート・ソロなどは完全に別録りになっており、注意して聴いていれば判るそうですがBlu-spec-CDではどうでしょうか。

No title

もうひとつ、本家SONYとしてSACDはどーなってるのー!です。
Kind Of Blueも太陽神も浪漫の騎士もスーパー・ギター・トリオも、あとワルターだってグールドだって、バーンスタインの巨人だってハイブリッドじゃ無くてSACDシングルレイヤーが素晴らしいのに・・・
ちなみに、Vinさんのところにチラ書きしたとおり、昨年末SACDプレーヤーを衝動買いしました。4台目にしてかなり満足しています。

No title

damaterraさん、明けましておめでとうございます。

某サークルの大挙参列のお話、そう言えばそんなこともあったかも・・・。ご指摘のフルート主席前マイクそっぽの件ですが、拙宅で聴いたところ、フルートだけではなく、その後のクラリネットも別録りの模様です。他の楽器に比べてホール等の間接音が少なく、ダイレクトな感じを受けます。第2楽章ではマイクをきちんと直したらしく、そのフルートの音は間接音成分を多く含み、オケの中に溶け込んでいます。ただ、マイクそっぽの事実を知らなければ、気が付かないレベルのものと思われます。(^_^;)

おぉ、高級SACDプレーヤーを買われたのですね!是非、このBlu-spec-CDを掛けてみて下さい。試聴結果をお知らせ頂けましたら幸いです。それから・・・私はSACDそのものを否定するつもりでこの記事をアップしたのではないので、その点は誤解なさらないで下さい。m(__)m

No title

damaterraさん宛コメントの続きです・・・

一方、Blu-ray Discの規格で音声信号だけを記録する試みもされており、インターネット経由のハイスペック音声データ・ダウンロードも進んできている模様で、今後の展開がどうなるか期待が高まります。拙宅は、当面一般CD規格で楽しむつもりです。♪

No title

画像から独特の世界!

なかなかこういう曲を家でじっくり聴くことが
ないですがそういう雰囲気のあるお家とかだと
また良いのかもですね~ヾ(´ε`*)ゝ

でも本当、お詳しくてビックリです(*^.^*)

もっと素敵なコメントかけたらな~
音楽しらずだわ・・・私(x_x;)

No title

ayaさん、そんなお気になさらないで下さい。
この曲は、芸術の自由すら束縛した旧ソビエトの体制に対する反駁精神が水面下で強かに流れています。表面的には迎合した様になってはいますが・・・。
外でipodとかで聴くのも良いかも・・・ん!思わずしかめっ面になりそうですね。(^^ゞ

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