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2トラ38の優美





我が家の2トラ38機も、期せずして3台目となりました。

1台目のティアックA-7400RXは、モーターの回転不良が生じたものの、部品がディスコンであえなく下取りへ。2台目は同じティアックのA-6100MKⅡでしたが、スピンドルの軸受けに難があり、本体を少し傾けないとモーターのゴロが出ました。

この2台目、先日、ちょっとした片付けものをした際に誤って思い切り倒して、ピンチローラーの軸受けに甚大なダメージを与えてしまいました。う~ん、これはショック。当然、まともに動きません。これは修理と言っても部品がないでしょうし、出来たとしても相当コストが掛かりそうです。いっそのこと買い替えるのが吉と判断致しました。

そこで目に止まったのが、前々からチェックしていたnekoneko_onsenさんのところ。丁度、SONY TC-R7-2の良い出物があったのです。ヤフオクに入札、意気込んで落札を図りました・・・が、夕食で席を外した間に「いますぐ落札」ボタンを他の人に押されてしまいました。折角の美品だったのに~悔しさ頻り。

nekoneko_onsenさんに訊いてみると、また同機種をオークションに出すとのこと。これはラッキーです!やりとりの結果、それなりの価格で直接譲って頂くことになりました。(^^♪

さて遂にSONY TC-R7-2が送られてきました。nekoneko_onsenさんが内部を細部に亘ってメンテナンスされた上、外観も磨き込んであって大変綺麗です。

早速、繋いでみると、往年の2トラ38の余裕綽々の世界が出現。アナログ・レコードを超えるクォリティ・・・ダイナミックにして滑らか、生々しくシームレスな響きが部屋を満たしています。nekoneko_onsenさんは電子工学専攻だそうで、こうした電気・メカ弄りはお得意とのこと。それにしても、1973年の発売ですから、もう35年以上の歳月が過ぎているのですが、この音といい、外観といい、とてもそうは思えません。心を籠めたメンテナンスが、素晴らしいアナログの世界を蘇らせました。

因みに電源は、単相200Vから個別にPLITRONの医療用アイソレーション・トランスを介して供給しています。バックグラウンドの静けさに痺れます。

nekoneko_onsenさん、この場を借りて更めて御礼申し上げます。m(__)m

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コメント

No title

堂々とした風格のあるフォルム。昨今のデジタルオーディオなどはまるでおもちゃのように見えてしまいますね。
それにしても2トラ38の音はオーディオの王様のような音です。
ダイナミックレンジがどうのなどは意識させず、余裕たっぷりで鳴り響くでしょう。
だけど、もうテープは一般に売られていないから昔の秘蔵テープで楽しむしかないですね。

No title

JUNOZAさん、往年の機器ですが、その音質の素晴らしさはいまだに色褪せません。テープは、中古で良い物が出た時にすかさずゲットしないと後悔することになります。(^^ゞ
一方、今でも生録会をやっている様なので、気合を入れて25キロのデッキを抱えていく手もありかも・・・。

No title

おお素晴らしい、現役(学生)時代パイオニアの4トラ19cmオープンデッキを使用しており、当時まだ細々と入手できたデッカのミュージック・テープ(メータの復活やマゼールのブルックナー5番)はLPを軽く凌駕していた事を思い出します。まして2トラ38、憧れますねー!
その後ミルシテイン/スタインバーグ(キャピトル)のドボルザーク協奏曲を2トラ19で入手、これは実家近辺のオーディオ店で
カセットに落としてもらいましたが、確か現物はお礼代わりに預けたままです。AMPEXを使用したこのミュージック・テープも素晴らしいものでしたので、今度探し出してお持ちしたいです。

No title

damaterraさん、そうですね・・・学生時代、2トラ38は高嶺の花でした。2トラ19のドヴォ・コン、興味深いです。
AMPEXのテープは、私も気に入っていて昔から使用しています。このソニーのTC-R7-2も、nekoneko_onsenさんがAMPEX(今はQUANTEGY)456がベストマッチとして、それ用にチューニングして下さいました。

No title

お邪魔します。その節は誠にありがとうございました。TC-R7-2 の音質は本当に素晴らしいと思います。その半分は現代のテープ品質向上の賜物です。(当時物のテープを使ってみると良くわかります。)素晴らしい記事にしていただき感謝申し上げます。

ところでアンテロープのクロックが気になります。拙は迷った挙句ビッグベンになりました。

No title

nekoneko_onsenさん、こちらこそ有難うございました。
現代のテープ品質向上が半分ということは、TC-R7-2は時代の割りに高性能だったのですね。仰る様に、アンプ部分がディスクリート構成なのもポイントです。発売当時は必ずしも評価が高くなかったとのことですが、こうして数十年を経て大切に扱われることで真価を発揮する・・・とても感慨深いものがあります。
外部クロックにもお詳しいのですね。APOGEE Big Benは未聴ですが、アンテロープ+SRS SC-10は、密度が濃くクリアな音調が気に入っています。今後、その方向でも何かとご教示頂けましたら幸いです。

No title

お邪魔します。私も以前nekoneko_onsenさんのお世話になりました。あの方の入魂のデッキを所有出来て、羨ましいですね。これからも、お互いにR7を堪能しましょう!

No title

xss*w23*さん、本当に入魂のデッキですね。
持つ喜びを感じております。m(__)m
そうですね、お互いR7を堪能しましょう!

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