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パーテルノストロのブルックナー


DISC1
・交響曲第1番ハ短調 WAB.101[リンツ稿/ノヴァーク版][52:47]
 I. Allegro [13:14]
 II. Adagio [14:52]
 III. Scherzo: Lebhaft. Schnell [09:27]
 IV. Finale: Bewegt, feurig [15:14]

 録音:2004年7月10日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC2
・交響曲第2番ハ短調 WAB.102[1877年稿/ノヴァーク版][58:02]
 I. Moderato [18:39]
 II. Andante: Feierlich, etwas bewegt [14:49]
 III. Scherzo: Mäßig schnell [07:08]
 IV. Finale: Ziemlich schnell [17:26]

 録音:1997年7月26日
 プロデューサー:ウーテ・ヴェルツェル
 エンジニア:シッジ・メーネ

DISC3
・交響曲第3番ニ短調 WAB.103[1889年稿/ノヴァーク版][56:06]
 I. Mäßig bewegt [21:54]
 II. Adagio, bewegt, quasi Andante [15:12]
 III. Scherzo: Ziemlich schnell [06:51]
 IV. Finale: Allegro [12:09]

 録音:1998年7月18日
 プロデューサー:ウーテ・ヴェルツェル
 エンジニア:シッジ・メーネ

DISC4
・交響曲第4番変ホ長調 WAB.104『ロマンティック』[第2稿/ノヴァーク版][67:12]
 I. Bewegt, nicht zu schnell [17:35]
 II. Andante, quasi allegretto [14:49]
 III. Scherzo: Bewegt. Trio: Nicht zu schnell [11:09]
 IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell [23:39]

 録音:1999年7月17日
 プロデューサー:ヴォルフガング・ローテ
 エンジニア:ノルベルト・クレーフェコルン

DISC5
・交響曲第5番変ロ長調 WAB.105[ハース版][78:14]
 I. Adagio. Allegro [21:46]
 II. Adagio [18:50]
 III. Scherzo: Schnell [13:33]
 IV. Finale: Adagio. Allegro [24:05]

 録音:2001年6月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト
 エンジニア:クリストフ・ヴルスター

DISC6
・交響曲第6番イ長調 WAB.106[ノヴァーク版][59:00]
 I. Maestoso [16:33]
 II. Adagio: Sehr feierlich [19:07]
 III. Scherzo: Ruhig bewegt, etwas gemessen [08:40]
 IV. Bewegt, doch nicht zu schnell [14:40]

 録音:2003年7月5日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC7
・交響曲第7番ホ長調 WAB.107[ノヴァーク版][62:36]
 I. Allegro moderato [20:07]
 II. Adagio: Sehr feierlich und sehr langsam [21:10]
 III. Scherzo: Sehr schnell [09:50]
 IV. Finale: Bewegt, doch nicht zu schnell [11:29]

 録音:2000年7月15日
 プロデューサー:ティルマン・イェルンス
 エンジニア:アドリアン・フォン・リプカ

DISC8-DISC9
・交響曲第8番ハ短調 WAB.108[ノヴァーク版][85:30]
 I. Allegro moderato [17:13]
 II. Scherzo: Bewegt, lebhaft [14:24]
 III. Adagio: Feierlich langsam, doch nicht schleppend [28:38]
 IV. Finale: Feierlich, nicht schnell [23:15]

 録音:2002年7月13日
 プロデューサー:ローラント・キストナー
 エンジニア:ブリギッテ・ヘルマン

DISC10
・交響曲第9番ニ短調 WAB.109[ノヴァーク版][61:52]
 I. Feierlich, misterioso [25:36]
 II. Scherzo: Bewegt, lebhaft [10:45]
 III. Adagio: Sehr langsam, feierlich [25:31]

 録音:2005年7月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

DISC11
・テ・デウム WAB.45 [23:01]
 Te Deum (Allegro moderato) [06:30]
 Te ergo (Moderato) [02:51]
 Aeterna fac (Allegro moderato,feierlich, mit Kraft) [01:37]
 Salvum fac (Moderato) [06:32]
 In te Domine speravi (Mäßig bewegt) [05:31]

 録音:2005年7月23日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト

・交響曲第0番ニ短調 WAB.100[ノヴァーク版][47:13]
 I. Allegro [15:51]
 II. Andante [13:10]
 III. Scherzo: Presto. Trio: Langsamer und ruhiger [07:16]
 IV. Finale: Moderato. Allegro vivace [10:56]

 録音:2006年6月24日
 プロデューサー:ジークベルト・エルンスト
 エンジニア:ペーター・ブラウン
 エンジニア:ブリギッテ・ヘルマン

 バルバラ・クラム(ソプラノ)
 モニカ・ワレロヴィツ(メゾ・ソプラノ)
 マティアス・シュルツ(テノール)
 シュテファン・アダム(バス)
 シュトゥットガルト・フィルハーモニア合唱団
 ヨハネス・クネヒト(合唱指揮)
 ロイトリンゲン・ヴュルッテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団
 ロベルト・パーテルノストロ(指揮)

 録音時期:1997-2006年
 録音場所:ヴァインガルテン・バジリカ
 録音方式:デジタル(ライヴ)




何とCD11枚組で1,380円(HMV・マルチバイ)の超廉価盤。17世紀に建てられたドイツ最大のバロック式バジリカであるヴァインガルテン・バジリカで、1997年から2006年にかけておこなわれた演奏会のライヴ録音を集めたものとのことです。

安さに負けて、半信半疑で購入してみました。

最初に聴いたのが3番。第1楽章の第1主題がボツボツと切れる感じで奏され、やや珍妙な味わい。オケの縦の線が思いっきり合わないところがあったりで、これは買って「シマッタ~」かなと思いきや、第2楽章・アダージョは一転、深々とした響きが出てきて・・・心に染み渡ってきます。

次に8番を聴いてビックリ!
朝比奈60%、チェリビダッケ20%、シューリヒト10%、カラヤン10%の混合したブルックナーです。いやぁ~これって反則ではないでしょうか。しかし、真にブルックナーを演奏する喜びに溢れているのです。お見事!ただ、第4楽章のコーダは個人的にアッチェレランドを掛けて欲しくなかったのですが・・・これはこれで納得させられるものがあります。8番だけでも既に1,380円の価値は充分かと存じます。(^^ゞ

それではと、次に9番を聴いてみると、演奏が8番ほど興が乗っていない、少々調子が悪いイメージです。8番が素晴らしかっただけに、これは中途半端に感じます。このオケは、大フィルに似たところがあって調子が良いと凄い演奏をしますが、アンサンブルが今イチなところがあります。

さて7番はどうか・・・くっきりと美しい立派な演奏です。う~ん、いやが上にも期待は高まり、5番へと入ります。第1楽章冒頭、低弦の提示部後、金管の主題が実に荘厳に響き、今までに聴いたことがない広大な世界が現出します。第4楽章のコーダも遅めのテンポで壮大な中に全曲を締め括るのです。本当に素晴らしい!オケの精度は?のところもありますが、兎に角感銘を受ける演奏です。シューリヒト/ウィーン、ヨッフム/コンセルトヘボウ、チェリビダッケ/ミュンヘン、クレンペラー/ウィーン、ヴァント/ベルリンの演奏に比肩し得るものを持った名演奏と思います。

6番も4番も、充実した響きに安心して身を任せられるブルックナー。普通は聴いていて飽きてしまう0番も、堂に入った表現で思わず聴き込ませます。1番や2番のアダージョも、こんなに美しい曲だったのかとしみじみ気付かせる内容に畏れ入る次第。テ・デウムも味わい深い名演奏だと思います。

これほど素晴らしい演奏が超の付く廉価盤で手に入るとは、実に有難く勿体無い話です。ライブなので多少傷があるものの、全集としての価値も頗る高く、何よりブルックナーならではの法悦の世界へ誘ってくれます。

これはお薦め◎!



荘厳、静謐、憧憬、孤独、そして祈り


パーテルノストロのブルックナー、日本に来たら是非生で聴いてみたいです!♪

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コメント

No title

今注文しています、到着が楽しみです!!!

No title

超お買い得のブルックナー、パーテルノストロはもっとメジャーになっていい指揮者だと思います。N響辺りを振りに来ませんかねー。

No title

勿論、私もこのCD狙っております。kapellさんの記事で尚一層聞いてみたくなりました(笑)
ただ、気になるのは第8番のコーダで速度が速まってしまうのですか?!

No title

JUNOZAさん、8番の最結尾の手前、第1主題が変奏されるところでアッチェレランドが掛かり、その後、遅めのテンポに戻るのですが、個人的には少々唐突なイメージがあります。
とは言え、8番も全体として立派な演奏なので、兎に角お聴きになってみて下さい。(^^♪

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