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ハイティンクのマーラー


マーラー:交響曲第6番イ短調「悲劇的」

ベルナルド・ハイティンク指揮
フランス国立管弦楽団

CD・ステレオ・録音:2001年10月24日、27日、シャンゼリゼ劇場、パリ、ライブ(フランス放送による録音)

NAIVE V4937



ハイティンクのマーラー・・・しかもフランスのオケです。

一体、どんなマーラーを聴かせてくれるのか、期待に胸は高鳴ります。


さて、拝聴させて頂きます。

むむっ、オーソドックスな様でいて、結構灰汁のある部分も。

濃やかな表情付け、ダイナミクスやアゴーギクも「これが私(ハイティンク)のマーラー観だ」と納得させる堂に入ったものです。基本は、丁寧・じっくり系の音楽作り。しかし黙って聴かされたら、これがフランスのオケだとは思わないでしょう。


個人的に同曲最高の演奏はボンガルツ盤ということに変わりはありませんが、このハイティンク盤もなかなかの好演と感じました♪

この曲は曲想・オーケストレーションからしてド派手にやりたくなるでしょうが、やり過ぎは禁物なのです。やり過ぎると行方不明になって、途中で飽きてしまいます。一歩手前で踏み止まる抑制が、何より感動を呼び起こします。



その場の感情に溺れることなく、冷静さと情熱が同居する熟達の筆で描かれたマーラー。

ハイティンクの思考が音化される瞬間(とき)。

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コメント

No title

フランスのオケのマーラー、面白いですね!
一歩手前で踏みとどまる抑制・・
音って本当に深く饒舌なものですね♪

No title

mamanさん、仏オケとマーラー、ちょっと変わった取り合わせですよね。聴いてみると、結構まともですよ。
私のお気に入りボンガルツ盤は、その抑制と解放のバランスが素晴らしく、実に感動的な演奏なのです♪

No title

こんにちは はじめまして
このCDを聴いてハイティンク氏のマーラーやブルックナーを、あらためて聴くようになりました。お気に入りの一枚です。
日頃はダイナミックな演奏も好きなんですけど。(^^;;
偶然昨晩このCDを聴いていたので、ジャケット写真を見て思わず書き込みさせ頂きました。失礼しました。

No title

みー太さん、はじめまして。
コメント、有難うございます。

お気に入りの方がいらして何よりです。昨晩、聴かれていたとは奇遇ですね。是非、またご訪問下さい。(^^

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