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アキュフェーズDP-75→Wadia Digilink40→Wadia DMX-32(その1)


 
2009年12月13日の拙ブログ記事「FIDELIX・新型クロックの威力」で、アキュフェーズDP-75のクロックを
FIDELIX 初代超低ジッタークロックに換装して素晴らしい音質を得られたのですが・・・。
 
超低ジッタークロックの正式製品版PureRhythmが出たので、PureRhythm1に早速交換。
 
しかし、そのことがまさかその後半年を越える問題となるとは想像だにしませんでした。
 
PureRhythm1交換後、アキュフェーズDP-75(SPDIF出力)→Wadia Digilink40→AT&T光ファイバー→Wadia DMX-32で音を出そうとすると、何とWadia DMX-32のリレーがカチカチいって、音がザラザラとノイズだらけになり途切れたりする始末。
 
Wadia輸入元アクシス・技術担当の方やFIDELIXの中川氏、アキュフェーズの技術担当の方に相談申し上げ、ご協力頂いて原因の特定を図るもなかなか一筋縄ではいきませんでした。
 
FIDELIXの初代超低ジッタークロックでは問題なくロックしたものが、新型PureRhythm1ではロックしません。元々アキュフェーズDP-75にあった既存水晶発振子を外してPureRhythm1に装着して試すもロックせず。一体どうなっているのか・・・???
 
Wadia DMX-32は同期クロックの許容範囲がLevel1では50ppm以内に収まっていないとロックしない仕様になっています。Level2では±1,000ppmまで受け付けるので、Level2にすればきちんとロックすることが分かりました。
しかし、Level2では同期回路で発生するジッターが多くなる結果、音質が悪化するのです。折角、素晴らしいクロック=PureRhythmを導入した意味がなくなってしまいます。
 
FIDELIXのPureRhythmはクロック波形をより方形波に近づける回路になっており、結果として若干出力周波数は低目に出るとのこと。とは言え、アキュフェーズDP-75のクロックをデフォルト状態で使用した場合、同期クロックは70ppmほどズレていたのですが、これは問題なくロックして使えていたのです。
 
おかしい。PureRhythmでなければ、クロックのズレが50ppmを超えていてもロックする???
 
これらの事象を説明出来るのはこれしかないでしょう。
つまり・・・「Wadiaの同期クロック許容範囲は、クロック波形が急峻な(方形波に近い)ほど狭まる傾向がある」のです。Wadiaのクロック同期回路は一般的なPLLではなく、RockLokというオリジナルの同期回路とのこと。
 
FIDELIXのPureRhythmの精度は1万分の1レベル(100ppm)です。普通なら全く問題のない精度で、本件の様なケースは極めてレアになります。中川氏にお願いしてPureRhythmのクロック16.9344MHzを少数以下第4位まで合わせた物を作って(選別して)頂くことになりました。10万分の1(10ppm)レベルです。
 
この場を借りてFIDELIXの中川氏には、更めて御礼申し上げます。
 
今は、PureRhythm選別品の到着を心待ちにしております♪
写真はPureRhythm用電源ですが、MHIさんが製作された基板で金田式DACの+5V電源を使用します。
 
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コメント

No title

ほう!原因は何処なんでしょうね~~え!

デジタルはクマの理解の範疇を超えています(笑)


くま

No title

くまさん、原因はとどのつまりPureRhythmとWadiaの相性です。
同期クロックの波形と精度、双方が影響してこの不具合が生じていたものと考えられます。私も素人ですので、その道のプロの方々にお教え頂きながらここまで辿り着きました。
近日中にFIDELIXからPurerhythm高精度版が来ますので、問題点の確認が取れます。楽しみです!♪

No title

FIDELIX信者の小生としましては・・・
>中川氏にお願いしてPureRhythmのクロック16.9344MHzを少数以下第4位まで合わせた物を作って(選別して)頂くことになりました。10万分の1(10ppm)レベルです。・・・
うーん、うらやましい!
現状デジタルデータの究極の送り出しは、「電源等にしかるべき対応をしたSSD+Purerhythm高精度版」かと推測しています、それをI2S経由でCAPRICEにてD/A変換すれば・・・凄いことになりそうです!

No title

Kapellさん
私も5台ほど改造しましたが、ソニーのCDP-X77ESを改造した時同じようなノイズが載りました、CDP-337ESDも同様でノイズのが大きいぐらいでしたが、このCDPはクロックの専用電源を本体にアースしてノイズが一切消えました、早く解決すると良いですね。

No title

damaterraさん、一時は諦めの気持ちも過ぎったのですが、PureRhythmの音があまりにも良いので思い止まりました。人間もそうですが、相性が悪いのは困りものです。
>現状デジタルデータの究極の送り出しは、「電源等にしかるべき対応をしたSSD+Purerhythm高精度版」かと推測しています、それをI2S経由でCAPRICEにてD/A変換すれば・・・凄いことになりそうです!
S/PDIFはRCAケーブル1本でもデータを送れる簡便さを優先した規格ですので、現時点でI2Sがデータ伝送の究極になりそうですね。SSDはもっと大容量化で価格がこなれてきたら導入したいですが、その前にハイブリッド・ディスクを入れてみたいと思います。afplayのメモリー再生を前提とすれば、HD→SSD化によるドライブノイズ低減(HDはデータ読込後も回転している)→更なるジッターの低減が期待出来るかもしれません。

No title

ウッドさん、同様のノイズが載ったことがあるのですか。
私の場合、原因が異なりますが、クロック専用電源のアースが影響することも念頭に置いて作業したいと思います。
アドバイス、有難うございます。m(__)m

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