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金田式バッテリードライブ多機能DCプリアンプ(その4)

DCアンプシリーズ No.210
金田式バッテリードライブ多機能プリアンプ~フォノイコライザーアンプのみ製作
 


 
PRPの抵抗が届いて早速工作を再開。
 
部品の足を一つ一つポリマールで磨いてはエタノール・アルコールで拭き取り、ピカピカ状態にしてハンダ付していきます。これには時間がえらく掛かりますが、金属光沢は気分が実に良いです。IC等では静電気の問題があってポリマール磨きは怖いですが、トランジスターやFETは大丈夫だと勝手に思い込んでやっております。
 
MJの記事には書いてありませんが、一応、2段目の2SA970と終段の2SC2240はhfeを測って揃ったものを選別しました。あまり神経質になる必要はないのかもしれませんが、揃っているに越したことはないでしょう。
 
因みにMJ記事の回路図(39頁上右)のツェナーダイオードの向きが逆になっています。[図13]バッテリーチェック基板の配線図が正しいのでご注意下さい。
 
さてオーグラインの基板裏配線も終わり、調整に入ります。
 
AOCの調整は未体験ゾーンでしたが、ブラームスみたいに?行きつ戻りつを何回か繰り返して、最終的に0Vに合わせることが出来ました。昔の金田式プリでは、3万円(ステレオで6万円)もするSEケースマイカが使われていたので恐ろしい出費でしたが、このAOCは安価・簡便な回路でドリフトを抑えてくれる優れモノですね。
 
出力段のコレクター電流Ioを5~10mAになる様に2段目エミッター側の抵抗値を決めるのですが、デフォルトの160Ωでは少々不足なので、150Ωとしておきました。部品のバラつきで、ここの抵抗値が130Ωくらいになることもある模様です。
 
無事、調整も出来たので、次は基板と端子間の配線とシャーシーへの格納です。出来るだけコンパクトに作ろうということで、シャーシーがギリギリの大きさの為、モガミ2497は諦め、代わりにBELDENのプロ用ケーブル88760を採用しました。この88760も細いのは良いのですが、固くて取り廻しが結構大変です。シャーシーに収めてからショートや基板のランドごと外れて断線になると困りますので、慎重に指でケーブルを収まり良く曲げて癖を付け何とか格納に漕ぎ着けました。
 
遂に完成!
 




 
 
早速、音出ししてみます。
 
緊張の一瞬。おぉ、きちんと音が出ています。これで暫しエージングです。この時点でも金田式らしくヌケの良い音で、パルシブな音の反応が大変スピーディに感じられます。
 
この後が愈々楽しみです!♪
 
 
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コメント

No title

おお!素晴らしいですね!

石プリもシンプルに作れば音がいいですね!

くま

No title

うわー・・・見るからに音が良さそうですねー・・・!

聴いてみたいですね・・・

No title

皆さんアナログ再燃焼って感ですよね。
金田式 ⇒ レコードであって欲しい一人です。

これからが楽しみですね! プライトロンは何処へ(笑)

No title

くまさん、純正金田式ではないですが、趣味性豊かに!?仕上がりました。(^^ゞ
このシンプルさが作り易い上に音も良いです。往年のNEOHi-Topスイッチングレギュレーター型プリを超えるかどうかは、まだ分かりませんが・・・。

No title

sak*dou**さん、見た目がカラフルになりました。金田式純正でないPRPの抵抗の赤も目立ちますね。Mundorfのフィルムコンは持った感じも重量感があり、独製だけあって作りも良いです。

No title

はこにわさん、本当にアナログ再燃焼状態ですね。
このアンプを待っていた金田式マニアは多いそうです。アナログレコードの音は本当に魅力的と思います。

プライトロンを使った電源を作って、EVOLTA電池とどちらが良いか比べてみるのも面白いですね。(^^

No title

綺麗に出来ました、さすがです。
音も良さそうですね、バッテリー駆動ですかオーディオ機器には
電源ノイズは大敵なのですね。

No title

ウッドさん、外側の見た目はとても綺麗ですが、基板下の配線は詰め込み状態でとても見せられません。(^^ゞ
オーディオ機器でもゲインの大きいフォノアンプ等は、特に電源ノイズに対策しないといけません。ノイズはデジタルでもジッターの原因になるので、兎に角、厄介なものです。

No title

Kapell様
今日は。バッテリードライブのプリ・アンプやフォノ・アンプはノイズが極めて少ないようですね。昔、テクニクスでしたか、バッテリードライブのプリ・アンプを雑誌で見たことがあります。確か、絶賛されていました。記憶しているくらいですから、印象が強かったのでしょう。自作ができるKapell様は凄いです。ノイズを気にせずに音楽に没頭できるのは、素晴らしいことですね。

No title

リラ1890様
今日は。テクニクスもバッテリー駆動のプリ・アンプがありましたね。私も記憶があります。
アンプ等の自作は、友人・知人の影響で金田式に興味を持ってからです。数十年前からですが、途中かなりの長期間ブランクがあります。元々(電子)工作が好きで、それに音楽が結びついてしまった訳です。(^^ゞ
ノイズを減らすことは、アナログでもデジタルでも重要ですね。

No title

こんばんは。
フォノイコできましたね。赤いPRPの抵抗が光ってますね。

No title

milonさん、お陰様で出来上がりました。
PRPの抵抗は、音質に大きく貢献しています。静寂に音楽が響き渡る様は、何より感動的です。
金田氏も製造中止の進工業プレート抵抗の代替品と言うか、本命にこのPRPを指定したら良いのにと思うこと頻りです♪
貴ブログの記事がなければ、本機の完成はありませんでした。
重ねて御礼申し上げます。

No title

Kapellさん
お早うございますm(__)m
こちらには初めてお邪魔します。
PRPの抵抗に興味を持ちました。
こちらも方向性やスケルトン化するとどうゆう変化
が有るのでしょうね・・・

No title

LA4さん
お早うございます。m(__)m
貴HPやkontonさんのところでは、お世話になりました。
PRPの抵抗は、ニュアンス豊かに且つ非常に澄んだ音がします。それでいて安価なのが助かります。
仰る様に方向性やスケルトン化は、とても興味深い課題ですね。

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