FC2ブログ

金田式バッテリードライブ多機能DCプリアンプ(その5)

DCアンプシリーズ No.210
金田式バッテリードライブ多機能プリアンプ~フォノイコライザーアンプのみ製作
《FETバッファーの追加》
 
このNo.210のフォノイコライザーが持つAOCの効果と思われる深々とした低音。
低域が真に音楽のベースを構築する重要な要素だと更めて実感させられました。
 
さて、そうこうしている中でネット・サーフィンしていると、LA4さんのホームページでNo.210フォノイコにFETバッファーを付加する記事が目に止まりました。かなりの高音質を手にされた模様です。
 
kontonさんが仰るにLA4さんのNo.210は部品や定数を適宜変更してある為、理想NFとなっていますが、FETバッファーをデフォルトのNo.210に付加してもとりあえず理想NFにはならず、また音質的にどうかは試してみないと分からないとのことでした。
 
こうなると、ワタクシメもやってみようかと虫が疼いてきてしまったのです。
理想NFでなくとも、音さえ良ければ全てよしということで。
 
初段の定電流回路の動作電流は、kontonさんの仰る通り回路図から計算して2.4mAなので、ここもきちんとしようと手を付けました。2SK117BLのIdssは9.2mAでしたが、回路図の180Ωでは電流不足なので160Ωに変更しました。AOCも同様です。
 
終段のIo調整用の抵抗は、デフォルトで進工業のプレート抵抗なのですが、試した結果、PRPの抵抗の方が音のヌケが良くレンジも拡大することが分かり、ここはPRPに決定としました。私の場合、そもそも純正金田式ではないので、個別のバランスでそういう結果になったのかもしれません。抵抗値も更めて見直して、従前の150Ωから160Ωに変更。
 
さてFETバッファー(ソースフォロワー)の追加です。2SK117BLを選別して9.3mA前後のものでペアを組みます。ソース抵抗は33Ωで電流は5.5mAくらい流れます。6mAまで持っていくには、抵抗値をもう少々下げる必要がありますが、手持ちがないので暫くこれでいきます。
 
AOCの入力抵抗はデフォルトで820KΩ×2=1.64MΩですが、ここではkontonさんに倣って10MΩとしてあります。FETバッファーもAOCのループ内に入れてオフセットを調整します。
 
愈々、完成。
 

          写真左上の配線部分が今回付加したFETバッファー部分です。
          既存の配線からのジャンパーが2箇所あります。配線材はオーグライン、
          絶縁はテフロンパイプを使用しています。
 

写真の各基板の右上に見えるFETとスケルトン抵抗が、今回付加したFETバッファー部分です。
 
音出ししてみると、基本的な音の傾向は変わりませんが、音場感が異なります。FETバッファーを入れた方が、音像が小さく纏まり、バックグラウンドが静かになった様です。低域の伸びはどうでしょうか、寧ろFETバッファーなしの方が伸びていたかもしれません。暫くエージングして判断したいと思います。拙宅の環境ではFETバッファーがない方が良いという可能性もありますので、すぐ元に戻せるように基板配線を一工夫しておきました。
スポンサーサイト



コメント

No title

Kap​ell​ さん
こんばんわm(__)m
>寧ろFETバッファーなしの
私もブログで書きました様にFETバッファーなしの方が低域が下の方まで伸びていた様に感じました。
ただ三次元的空間表現がバッファありの方が勝って感じてしまい
元に戻れない状態です。
kontonさんの様にカスケードを入れて理想NFBに近づけた方が良いのかもしれませんが私は試していません(^_^;)
昔の記事No136ALLFETプリメインアンプにAOC、FETバッファを付けたらどうなんだろうと、つらつら考え出している最中です。
記事の中でSPの能率さえ良ければ±15V出力段共通でもという書き込みが有りましたので、少し興味を引かれてLTspiceでシミュレーション始めました。・・・

No title

LA4さん、やはりローエンドの再現性は、FETバッファーなしが勝るみたいですね。
私の場合、純正金田式ではないので、三次元的な部分で差が出るかどうかじっくり試してみたいと思っています。
理想NFBの世界も興味深いです。
過去の作にAOC&FETバッファ追加で、飛躍的な音質アップの期待が弥が上にも高まりますね♪(^^

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

Kapell

Author:Kapell
音楽は心のオアシス
オーディオは音楽の為に

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ