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メジューエワ/ショパン・リサイタル2010


 
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
 
CD1
ショパン:
・ノクターン 嬰ハ短調(遺作)
・幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66
・エチュード 変イ長調 作品25の1
・エチュード ヘ短調 作品25の2
・エチュード ホ長調 作品10の3『別れの曲』
・エチュード ハ短調 作品10の12『革命』
・ノクターン 変ホ長調 作品9の2
・ワルツ 変イ長調 作品69の1『告別』
・ノクターン へ短調 作品55の1
・ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 作品58
・ノクターン 変ホ長調 作品55の2
・ワルツ 嬰ハ短調 作品64の2

 録音時期:2010年7月15日
 録音場所:富山県小矢部市、クロスランドおやべ・セレナホール
 録音方式:24bit + 96kHz Digital録音(ライヴ)

CD2
・ノクターン 変ロ短調 作品9の1
・バラード第1番 ト短調 作品23
・プレリュード 変ニ長調 作品28の15『雨だれ』
・ポロネーズ第6番 変イ長調 作品53『英雄』
・ワルツ ヘ短調 作品70の2
・ワルツ 変ニ長調 作品64の1『小犬』
・幻想曲 ヘ短調 作品49
・3つのマズルカ 作品59
・幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
・ノクターン 嬰ヘ長調 作品15の2

 録音時期:2010年7月16日
 録音場所:富山県魚津市、新川文化ホール・小ホール
 録音方式:24bit + 96kHz Digital録音(ライヴ)
 
 
メジューエワの弾くピアノの音は何より美しい。
時に清冽な色香すら感じさせる響き。
 
大胆とも思えるアゴーギク、相当テンポ・ルバートを利かせていますが、嫌味がなく何よりショパンの音楽を感じさせてくれます。
 
『革命』のエチュードは、まるでコルトーそのものの解釈・表現で驚かされます。昔の優れた演奏も相当聴き込んでいる方とお見受け致しました。バラード第1番も、真に一大抒情詩といった演奏で実に感動的です。幻想曲は、男性ピアニスト顔負けのダイナミクスの幅で圧倒され捲くります~音楽が完全に自分のものになっており、息をもつかせぬ迫真の響きには言葉を失います。
 
一筋縄ではいかない多彩な表現力を持ったピアニスト。
 
まだCDの一部を聴いただけですが、じっくり聴きたくなる演奏です。
 
メジューエワのショパン・・・花に隠された大砲。
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コメント

No title

私は(↓)こちらを購入しましたが、ご紹介のCDはノーチェックでした。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3950579

全くおっしゃるとおりで、メジューエワのショパンはいずれも素晴らしいですね。
Kapellさんが記事にされたCD(限定盤!)も欲しくなってしまいましたが、メジューエワのショパン、どれだけ発売され続けるのでしょう(笑)

No title

ハルコウさん、実は私も昨日偶々立ち寄った新宿のタワレコで、このCDを見つけ衝動買いした次第です。限定盤とは知らずに。
このライブCD、聴衆も曲毎に最後の音が消えてから拍手をするマナーを守っていて、好感が持てます。お薦め◎です!

No title

実はショパンはあまり聴いていません、ホロヴィッツぐらいかなぁ。あとパハマンのが古いけど素敵です。メジェーエワは名前だけしか知りませんが候補リストに入れておきましょう^^

No title

ひろちんさん、ホロヴィッツはお聴きになるのですね。
パハマンは、RCA赤盤復刻シリーズのLPで持っています。葬送行進曲の不吉なまでの美しさは、最近のピアニストでは聴けない類のものですね。
メジューエワも是非お聴きになってみて下さい。(^^

No title

この方は本当に姿からして楚々として、演奏も清潔ですね。
そうかと思うと男性っぽいところもあり、これからも楽しみなピアニストですね。
お写真は最近の彼女でしょうか。美しさも健在ですね♪ポチ☆

No title

mamanさん、仰る通り品格の高い演奏ですね。
ポチ☆、有難うございます。
写真の方は、昨年2010年のコンサートツアー時のものと思います。

メジューエワの心の泉には、何か名状し難い悲しみがある様な気が致します。

No title

[メジューエワの弾くピアノの音は何より美しい]
まだ聴いたことがないのですが、Kapellさんの紹介記事を読むと「う~ん、どうしよう?!」聴いてみようか?という気にさせられてます。

No title

Junozaさん、これはショパンコンクール優勝とかのレベルを超越した演奏と思っております。
ちょっと聴くと感情を抑えた客観的な演奏に聴こえる時がありますが、それは次の表現(感情の動き)の伏線だったりします。集中度が並大抵ではなく、音楽が充実していてテクニック的にも破綻がないのは真に瞠目に値します。
本当にお薦め◎です!

No title

私はクロスランドおやべ・セレナホールと新川文化ホール・小ホール
のほぼ中間地点に住んでいます!
しかし、どうゆうことかコンサートへ行っておりません(涙)
メジューエワはショパンもベートーヴェンもラフマニノフもみんな心に染み入る響きが入ってきますね。
しかし、これ、限定盤なんですね。買いそびれてしまいそうです。

No title

恵さん、中間地点にお住まいとは!
しかし、凄いピアニストが居たものです。河村尚子にも感動しましたが、メジューエワも素晴らしいです。東京近辺でコンサートがあったら、私も是非行ってみたいと思います。

限定盤ですので、どうか早めにお買い求め下さい。(^^

No title

はじめまして メジューエワの記事ということで拝見しました
この方のピアノはイイですね
解説にも書かれてますが集中力が凄い 凄すぎて本人も保たない(汗)
私は沼津のライブ録音盤がお気に入りで他に数枚ありますがこの盤は未聴ですが期待どうりの様ですね
メジューエワを集めてみようかと調べた時この数年の間に練習曲集数枚の他発売とかなりポピュラーな存在になりましたね
遠く離れた異国での活躍は寂しさとか無いのだろうか など気になってしまいますね
もっともあの美貌と実力ですから暮らしに不自由は無いでしょうが…
おそらく今後、最高峰ピアニストして誰もが知ることになるでしょうね

No title

マサさん、はじめまして。
ご訪問、有難うございます。

メジューエワが日本人と結婚してくれたことが、私達にも福音でしたね。(笑)
仰る通り、本当にもっとメジャーになって然るべきピアニストです!
今後共、彼女の録音&コンサートには注目していきたいと思います♪

No title

こんばんは
昨日久しぶりにstereo sound誌に目を通し 相変わらず手の届かない物を並べて…と思いながらもゲストにイリーナ メジューエワ!?
珍しくオーディオの話は無くて演奏や録音の考え方を話していますが想像以上に凄いですね
論理的でかつ匠の技を極めようとするような方でした
ピアノという「機械」を使いこなす事で人に伝える事が出来る と機械として理解しようとする技術みたいなもの…当たり前そうでなかなか聞いたことの無い話をされてます
やはり伝わるものが違うのにはわけがあったのですね

No title

マサさん、こんばんは。
stereo sound誌にも、メジューエワ女史がお見えでしたか。(^^
メジューエワは、常に自らの生き方を考えている芸術家と感じました。
芸の道を究めることが、きっと彼女の生き方そのものなのでしょう。
ピアノという機械を血の通った生き物にする「術」こそ、真に「芸術」なのですね。

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