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モーツァルト・交響曲38番「プラハ」


クリヴィヌ指揮/フィルハーモニア管弦楽団(DENON CO-4176)

指揮のエマニュエル・クリヴィヌ(1947年生れ)は、元々ヴァイオリニスト。
16歳でパリ音楽院の首席。1965年、ザルツブルクでのカール・ベームとの出会いが、指揮者としての道を決定付けました。

この演奏、第1楽章の導入部分、第5小節はスコアではピアノの指定ですが、クリヴィヌはピアニッシモで奏させます~陰翳の濃さと馨しさが、ここからを一層期待させます。主部が始まると俄然エンジンが掛かり、もう飛ぶ鳥を落とす勢いで・・・目くるめく瞬間の連続、まるで大空を自在に滑空するかの如くです。

第2楽章も凭れることなく、凛とした様式感が綺麗。第3楽章は、生き生きとした響きそのものの美しさが清涼感を生んでいます。全体に胸が高鳴る密度の高い演奏だと思います。

プラハはワルター/フランス国立、シューリヒト/パリ・オペラ座が有名な演奏ですが、クリヴィヌのこの躍動感に満ちた演奏も素晴らしいものです。

カップリングの36番「リンツ」も、コントロールの効いた好演だと思います。

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コメント

No title

Kapellさま、是非このクリヴィヌのプラハを聴いてみたいと思います。ありがとうございました。

No title

GUSTAV様、恐縮です。お気に召すかどうか分かりませんが、ご感想を頂けましたら幸いです。

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