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ホーレンシュタインのマーラー




マーラー:交響曲第9番ニ長調 ※1
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮
ロンドン交響楽団

マーラー:「亡き子を偲ぶ歌」 ※2
ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ジャネット・ベイカー(メゾソプラノ)


録音:ステレオ
※1 1966年9月15日、プロムナード・コンサート、ロイヤル・アルバートホール、ロンドン
※2 1967年3月3日、ウッシャーホール、エジンバラ、スコットランド

BBC LEGENDS BBCL 4075-2


マーラーの9番は、清澄の中の退廃~深く広く揺ぎ無いものを感じさせる只ならない演奏。殊更奇を衒ったことはせず、ゆったりと落ち着いた足取りで音楽は進められますが、ここぞという場面では渾身のインパクトを響かせます。何気にコラージュの様に楽想を浮かび上がらせるといった秘術も聴かせたり、一筋縄ではいかない老獪さも併せ持っています。

ホーレンシュタインは見事にオケを掌握しており、充実した響きを引き出しています。ロンドン響も実に巧いです。ライブ録音で、楽章間に何故か拍手する輩がいるのは少々閉口しますが、この演奏の素晴らしさからしたら、実に些細なことです。

同曲は錚々たるマーラー指揮者達が幾つもの名演を残していますが、このホーレンシュタイン盤も、屈指の名演と思います。音質も比較的鮮明です。



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コメント

No title

ホーレンシュタインは、同レーベルの第八番「一千人の交響曲」(1959年LSO、元は確かワルター協会だったような・・・?)も名演ですね。
「巨人」や第三番などもあり、外せないマーラー振りのひとりですね。

No title

ホーレンシュタインのマラ8は、1959年オケはLSOですか。
同年にBBCの企画で行われたぶっつけ本番の同曲のオケは、BBC交響楽団なのでしょうから、同じ年に2回も大曲を演奏して成功を収めたのですね。
ホーレンシュタインのマーラーには、一種の安定感・風格がありますね。

No title

いかにホーレンシュタインといえども、同一シーズンに2つのオケで「一千人」は有りえないですね。「LSO→BBCSO」に訂正します、失礼しました。
ところで、3日前に共通の知人であるカワサキヤさんのグッドニュースがありましたね!近いうちに当家でオフ会を開催しようかと思っています。

No title

damaterraさん、畏れ入ります。
カワサキヤさんの吉報、存じ上げております。オフ会~いいですね!

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