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イッセルシュッテットの第9



ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125《合唱》

ハンス ・シュミット=イッセルシュテット指揮
ジョーン・サザーランド(ソプラノ)
マリリン・ホーン(メゾソプラノ)
ジェイムズ・キング(テノール)
マルッティ・タルヴェラ(バス)
ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:ヴィルヘルム・ピッツ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

CD・ステレオ・録音:1965年12月8-12日 ウィーン、ゾフィエンザール


奇を衒わない、堂々たる第9

演奏も見事ですが、録音も秀逸。広大なスケール、響きの厚み、深み、艶やかさ。

嘗てキングレコードからTHE SUPER ANALOGUE DISCとして出されていて、その素晴らしい音質に吃驚仰天しておりましたが、今般、CDで購入してみました。というのは、PCオーディオでCDをリッピングした場合と比べてみたかったからです。

予想通り、アナログ・ディスクと非常に良く似た音調ですが、安定度が一層高く、2トラ38を聴いているイメージです。16bit 44.1kHzは、決して侮れません。世の中、ハイレゾ、ハイレゾと騒ぎますが、普通のCDにも物凄い音が隠されているのです。

当時のデッカの録音技術には、本当に敬服致します。60年代をはじめ、現代でも通用する多くの優れた録音がありますので(これはデッカに限らずですが)、更めてCDで買い集めてリッピングしていこうと画策中です。
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コメント

No title

ごぶさたしています。
このジャケット写真は、ユニバーサルのルビジウム・カッティング盤でしょうか?同シリーズには興味津々ですが、イッセルシュテットは全集として揃わないので、小生はキングレコードの「ハイパー・リマスタリング」盤に頼っています。(タワー・レコードあたりが全集化しないのは、ユニバーサルから中途半端にリリースされているからだとすれば、却ってうらめしい・・・)
子息エリック・スミスのプロデュース(除く第7番?)による、VPO初のセッション録音での全集は、今でも色褪せない演奏ですね!
クリュイタンス/BPO盤と並んで、もっと評価されてしかるべき名盤と考えます。(と思ってネットをあたったら、充分評価されてましたが・・・)

No title

こんにちは
偶然ですが最近イッセルシュテットの第9を聴きました
スーパーアナログは持っていないのでCD初出盤です
久しぶりに聴いてその力みのない美しい演奏と録音の良さに思わず全曲を聴き通してしまいました(第9を通して聴くのは何年ぶりでしょうか?)
仰る通り古い録音にも秀逸なものが多いですね
結局は録音方式や記録メディアよりもオリジナルの録音次第、プロデューサーのセンスの問題かと思っています
ハイレゾ音源も評価の高いものをダウンロードして聴いてみましたがやはりオリジナルの録音次第で特にリマスター音源は不自然さが感じられました

No title

damaterraさん、ご無沙汰しております。
>ユニバーサルのルビジウム・カッティング盤でしょうか?
いいえ、その子息エリック・スミスのプロデュースによる録音です。
FIDELIXの中川氏の受け売りですが、ルビジウム・クロックはルビジウムによる校正機能付の水晶発振器で、発振しているのは紛れもなく水晶そのものです。オーディオ用途では、長期の安定度や周波数精度よりも、ノイズを極限まで低減してジッターを抑制することの方が重要と思われます。それ故、ルビジウムだから音が良いとは限りません。
クリュイタンス/BPO盤も、垢抜けした解釈で、フルトヴェングラー時代のBPOの音が味わえる価値高い録音ですね。

No title

> パスピエさん
イッセルシュテットの第9を聴かれていたとは奇遇ですね。
思わず、全曲を聴き通してしまったお気持ちが分かります。
仰る通り、プロデューサーのセンスは録音の良し悪しの鍵ですね。名プロデューサーと言われる人の録音は、将に素晴らしい音の芸術作品と言えましょう。ハイレゾにしても、新しい録音だから良いとは限らず、リマスター音源も首を捻りたくなるものがありますね。

No title

こんばんは。
私のCDは1988年の西ドイツ盤ですが、このCDはたまたまリッピングしていなかったので、このたびブログを拝見して、flacでリッピングしてLINN DSとCDプレーヤーとで聴きくらべましたら、明らかにリッピングの方が低音部の分離と量感が優れていることがわかり、驚きました。いままで、ほかのCDではあまり感じなかったので、元の録音の良いものは、お書きになられているように、リッピングにより元の良さがでてくるのかなと思いました。

No title

> yymoonさん
仰る通り、低音部に顕著にリッピングの効果が出ますね。
まずは元の録音の良し悪しで、次にデータ変換過程のノイズ環境がポイントになってくると思います。ハイレゾと言う前に、皆さんに16bit 44.1kHzの本当の音を聴いて欲しいです。

No title

シュミット=イッセルシュテットのベートーヴェン全集は、以前キングのロンドン盤で持っていました。
全体に立派な演奏でしたが、その他いろいろと併せて手放しています。

現在は全集がないのがファンには残念ですね。海外Universalの全集CDは高騰していますね。

音楽の内実が充実したいい演奏をする人だと思いながら、ヨーゼフ・クリップスやブロムシュテットなどとともに、私の中では underratedな指揮者になっています。
手許のベートーヴェン全集は、フルトヴェングラー、ワルター、クレンペラーだけになってしまい、この超-巨匠3セットがあると、次どこに行っていいやら‥‥と困っていて、正反対? のハイティンク/コンセルトヘボウを買ってしまいました^^。

No title

> へうたむさん
イッセルシュテットのベートーヴェン~立派な演奏ですが、個人的に好みの演奏とは異なります。
ファンに申し訳ないですが、オーディオ的な興味の方が強いです。(笑)

お持ちの超-巨匠3セットに追加するとすれば、私ならシューリヒト/パリ音楽院管ですね。1と3と9は、フランス国立管とのステレオ録音もあります。

No title

おぅ、この時期にベートーヴェン第9を・・ハンス ・シュミット=イッセルシュテットはドイツの音楽家らしいイメージが強く、がっちりした音楽を演奏してくれる大好きな指揮者です。
そんな指揮者の第9がCDで聴けるんですね!早速、探しに行きましょう!

No title

> JUNOZAさん
何だか~年がら年中、第9を聴いております。(笑)
イッセルシュテットは、ドイツ魂を感じさせる音楽家ですね。
この第9の録音は、その分厚い響きを存分に堪能させてくれます。
私は、こちらのCDをアマゾンで購入しました。

No title

いい曲ですが、なかなか全部を通しで聴くのが難しいですね。
でも、年末だけにちょこっとだけ聴くのは、もったいない曲です。

No title

> たかきたかあきさん
全曲通しで聴くのは、やはり偶にですね~。
仰る通り年末だけでは勿体無いので、一つの楽章だけとか部分を年中聴いております。(笑)

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