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テンシュテットの「復活」



マーラー:交響曲第2番 ハ短調「復活」

クラウス・テンシュテット(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
ヤルト・ファン・ネス(メゾ・ソプラノ)
 
CD・ステレオ・録音:1989年2月20日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホール、ライブ


1989年2月、咽頭癌の病を押して指揮台に立ったテンシュテット。

ロンドン・フィルも、見事にその棒に応えています。

尋常ならざる気迫、真に稀代の名演。

何と全曲92分50秒の演奏時間となっています。
因みに・・・
シノーポリ/フィルハーモニア  85分47秒
シューリヒト/フランス国立   82分15秒
ノリントン/シュトットガルト   78分17秒
テンシュテットの演奏は、全体に遅いのではなく、緩急の幅が大きいのです。しかし、他に比してテンポが遅い部分も凭れることが無く、深い呼吸が伴い、そこに新たな音楽が奏でられていることに気付きます。

終楽章が何より印象的で、そのどこまでも広大な響きには、本当に陶然とさせられます。

高揚感の中に永遠への祈りすら感じさせる「復活」。

マーラーの「復活」に、テンシュテットが籠めた想いの丈!


録音もライブながら、音質が鮮明で大迫力の響きを堪能出来ます。



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コメント

No title

これは私も持っています、テンシュテットはライヴが凄かったようですね、良質の録音が残っていて本当によかった。

No title

何か息が詰まるような緊張に満ちた演奏で、EMIに残されたスタジオ録音と同一コンビの演奏とはとても思えません。彼はスタジオ録音とライヴ録音が別人のように違うとよく言われますが、これなんか、その最たるものと言えるかもしれません。といって、愛聴するには、なにか常軌を逸しすぎている気もします。

No title

> ひろちん。さん
お持ちでしたか。マーラーには、かなりの拘りがおありとお見受け致しました。録音だけでも、買う価値があると思います。

No title

> yositakaさん
テンシュテットは、本当にスタジオ録音とライブ録音の違いが、他にも似た傾向の指揮者がいるとは言え、特に極端ですね。仰る通り、素晴らしいのですが、常軌を逸している感はあります・・・デフォルメの大家かと。ライブだと、そのデフォルメが俄然生きてくる気が致します。しかしながら、私も愛聴するのはシューリヒト/フランス国立です。

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