FC2ブログ

ブルックナー・交響曲第7番


ヨッフム指揮/アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(Altus ALT-015/6)

ブルックナー・交響曲第7番ホ短調
モーツァルト・交響曲第33番変ロ長調

1986年、ヨッフムが死の半年前に来日公演(人見記念講堂)で残した名演。

シューリヒト、クナッパーツブッシュ、朝比奈 隆、ヴァント、いずれの演奏とも異なる19世紀ロマン派色のブルックナー。ゆったりと琥珀色の景色を眺めていくような、ヨッフムならではの演奏。

こうしたアプローチだとブルックナーは失敗してしまうものなのですが、ヨッフムは老練の技で素晴らしく味わいのある演奏を繰り広げています。

学生時代にこのコンサートを聴いた友人(ピアノの達人)が、甚く感動していたのを思い出します。

モーツァルトもテンポ・表情が絶妙なニュアンスを醸して、それはそれは見事です。
ブルックナーにも聴かれたロマン派色はここにもあります。その色に染まりながら音楽を享受すること自体が格別の喜びと感じられる・・・そういう雰囲気をもった演奏です。

録音も大変良く、音の伸びが秀逸です。このライブ感はマニアも納得のはず。

ヨッフムの遺言。

スポンサーサイト



コメント

No title

ヨッフムのブルックナーは、ロマン的な解釈でも成功するところが、ヨッフムならではですね。この来日公演が以前TVでも放映されていたので、撮っておけばよかった~と思いました。

No title

このヨッフム盤、私の中で「ベスト3」内に勝手にランク付けしています。

No title

arzt7さん、TV放映があったのですか・・・DVD出ませんかね?これは是非、見てみたいです。

No title

junozaさん、「ベスト3」ランクイン、そのお気持ちよく分かります。他は、ヴァント/ミュンヘンのブル9と・・・何でしょうか?

No title

第7番の第1位は「カラヤン」ウィーン・フィル盤です。2位は「マタチッチ」ですね。http://blogs.yahoo.co.jp/junoza2000/153353.html(昔書いた記事ですが・・)

No title

junozaさん、その「ベスト3」は同曲の「ベスト3」なのですね。正にその記事に私がヨッフムの件をコメントしていました(^_^;)。なるほど、カラヤン/ウィーンの7番ですか、興味津々です。同コンビで8番は持っているのですが、7番は未聴です。カラヤンは磨き上げた旋律の優美さ、マタチッチは骨太で素朴な美しさ、スタイルは相当違いますね。

No title

カラヤン/ウィーン・フィルのブルックナーNo7はカラヤン最後の録音らしいですよ!是非、CDを購入しましょう(笑)!第2楽章が完璧です♪

No title

junozaさん、そうですね、確かカラヤン最後の録音と書いてあったのを思い出しました。そこまでお薦めとあらば、購入させて頂きます!

No title

カラヤン最後の録音、ウィーンフィルとの七番は、絶対に落とせない名演と思います。シューリヒトのコンサート・ホール盤(ハーグ・フィル)とは対極にありますが、あそこまで美しければ、わたくしは、あがなえません。マタチッチも線の太い名演ですね。マタチッチは9番のウィーン響も(オケはちょっと下手ですが)よいです。(アマデオ原盤)ムジーク・フェラインのライヴで、じつは当夜、そこに居合わせたので、思い入れがあるのです。ただ、実際の音はもっともっと巨大な響きだったので、録音の限界を感じました。それでも名演ですが。

No title

カワサキヤさん、カラヤン/ウィーン・フィルの7番、実は一昨日、アマゾンで即買い!しました。近日中に配送されます~非常に楽しみです!マタチッチ/ウィーン響の9番、素晴らしいですね・・・別途、シューリヒトの9番の記事でコメント致しました。マタチッチ/ウィーン響の9番、録音はあまり弄っていない感じで素性は良いと思います。いずれにしても生には敵いませんが・・・。

No title

junozaさん、カワサキヤさん、ご両人のお薦め「カラヤン/ウィーン・フィルの7番」ゲットしました。早速、聴きまして、非常に感銘を受けました。清澄、優美の極致、繊細にしてダイナミック・・・これは、別途記事を書かせて頂きます!

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー) URL

プロフィール

Kapell

Author:Kapell
音楽は心のオアシス
オーディオは音楽の為に

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ