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マーラー・交響曲第1番「巨人」


クーベリック指揮/バイエルン放送響(audite95.467)

1979年11月2日、ミュンヘン・ヘラクレスザールでのライブ録音

実に鮮度の高い、飛ぶ鳥を落とす勢いの「巨人」です。

クーベリックならではの格調の高さはいつもながら・・・奇抜なことはあまりせず、節度のあるオーケストラ・コントロール。それでいて鳴りは深く、情熱が迸るような高揚感も聴かせてくれます。

こうした演奏がCDで聴ける幸せを、つくづく感じます。

「巨人」はワルター/コロンビア響が名演として知られていますが、このクーベリック盤、個人的にはベスト1です。

録音も鮮明なステレオです。ライブ感が溢れていて、ホールトーンもよく聴き取れます。

こういう生き生きした録音を聴くと、低感度・近接マイク林立&ミキシング至上主義型の録音が如何に音楽を殺しているか分かります。ミキシングは足し算だとは限りません~引き算(相殺)もあります。下手をすると音楽の持つベクトル情報が無茶苦茶に失われてしまうのです。

これは厭くまで私見でして・・・マルチマイクでも良い録音は多々ありますので、誤解なさらないで下さい。

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コメント

No title

クーベリックは、格調高さと情熱の共存が素晴らしいですね。音楽に対する真摯な姿勢が伝わってきます。私もライブ感のある録音が好きですね。

No title

最近音楽や絵画を鑑賞したりしたくなっている、私です。。。芸術の秋だからかなぁ??心を落ち着かせたいのかなぁ???

No title

arzt7さん、本当に真摯な姿勢が伝わってきますね。ライブ感のある録音が良い・・・実際にコンサートに行った時の音が基準でないと、おかしいと思うのです。

No title

ぴ~こさんの詩も芸術ですね。心が落ち着かない・・・何か心配事、否、ときめくもの!・・・でしょうか?

No title

私はマーラーの1番がどうも苦手で・・・ 飛ぶ鳥を落とす勢いの「巨人」、これで好きになれそうな気がしてきました。

No title

jinさん、クーベリックは妙な癖がないですよ。美しき、格調高き「青春の嵐」が聴けます!

No title

暫くクラシックから遠ざかっていますが、是非聴いてみたいと思います。 ネットか秋葉原かな~

No title

yatsugatake001さん、芸術の秋ですから目一杯、クラシックをお聴き下さい!

No title

クーベリックのAUDITE盤は、すべて買い!です。これほど熱のある音楽が次々に出てくるシリーズも珍しく来日公演のマーラーの第9も出てます。(音響効果に問題ありとして、日比谷公会堂から東京文化会館に会場が変更されたライヴです)。それでも「巨人」となると、ワルター&コロンビアSOのCBS盤は捨てがたいですね。あのコントラバスのギーゴーいう音色・・そして終楽章の爆発的高揚、やっぱりワルターかなあ・・

No title

カワサキヤさん、このクーベリック盤はワルター老練の技とは異なる、溌剌とした輝かしい演奏ですね。「巨人」の曲想がマッチしていると思います~と言うか、クーベリックが意図して「巨人」に合わせているのでしょうが・・・。

No title

初めまして、交響曲しか聴かない私には非常に興味のあるブログだと思います。「巨人」の私のベストはワルター、とクーベリックなんですが、私のクーベリックは1968年録音のグラモフォン盤です。

No title

勝手にTBさせていただきました。ありがとうございます(^_-)-☆

No title

タカピ~さん、はじめまして。今し方、貴ブログのブルックナー・交響曲第7番にコメントさせて頂いたところです。偶然ですね・・・今後共、宜しくお願い致します。クーベリックはライブの方が燃えるタイプなので、この演奏、お薦めします!TB頂いて有難うございます。m(__)m

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