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LIRICOのセッティングと試聴

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LIRICOのセッティングですが、デュポン・コーリアン(人工大理石)板の上に載せました。この下は見えませんが、PLEXTERのCDドライブだったりします。もっとリジッドな台に載せないといけないとの声が聞こえてきそうですが・・・。

LIRICO底面のディップスイッチは、全てフロントパネル側にしてあります。と言うか、デフォルトでそうなっていました。中川氏の推奨で、ノイズ等の問題がなければ音質的にはこの設定が最良とのこと。

さて試聴です。

カートリッジはデンオン DL-103、ターンテーブルはORACLE DELPHI MKV、アームはVPI社JMW-9 Signature、フォノイコはマーク・レヴィンソンのLNP-2(モジュールがバウエンから自社に変わる過渡期のモデルで、メーターモジュールだけがバウエンという珍しい個体)を使用して、プリ出力をジェフ・ローランドのCOHERENCE(バイパスモード)に入れチャンデバKRELL KBXへ、パワーの中高域はパスラボのXA100.5、低域はマッキンのMC-2600、スピーカーはJBL S9500という構成。

まずはクリップスがロイヤルフィルを振ったモーツァルトの交響曲35番を聴いてみます。一聴して、ノイズが非常に少なく、クリアなことに驚かされます。様々な楽器の音がくっきりと際立ちながら、一体感を持って、広大な音場に響いていきます。妙な癖がなく、生き生きとして躍動感に溢れる音。過度応答が優れている為、レコードのスクラッチノイズが目立たず、音の背後に静けさが感じられます。

次にクレンペラーが手兵のフィルハーモニア管を振ったブルックナーの交響曲4番を聴いてみます。やはり上記の印象は変わらず、アナログを聴く悦びに浸ることが出来ます。分解能に優れ、表情が豊かで、聴感上のダイナミックレンジが大変広く感じられます。

これは実に素晴らしい!!

フィデリックス社の中川氏は、A級パワーアンプで、かのマーク・レヴィンソンにも大きな影響を与えた方です。プリアンプ等のローノイズ化の重要性についても、中川氏とマーク・レヴィンソンは一致するところがあります。フィデリックス LIRICOとマーク・レヴィンソン LNP-2のコラボは、時代を超えた技術と音楽(再生)の融合と言えるかもしれません。

LIRICO到着

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LIRICO到着。

これからセッティングと試聴です。

(写真は撮影の為、適当にクロックユニットに載せただけです。)

スピーカーのエッジ崩壊予防対策

JBL S9500

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JBL S9500のウーファー・エッジは、湿気に弱いウレタンです。
10年もたない・・・

何とかならないものかと思案して、クレポリメイトを塗っては乾かして数回施工。

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ある時、YouTubeを何気に視聴していると、車のボディに信越化学のシリコンオイルを塗布・含浸させてピカピカにしている動画を発見。このシリコンオイルについてネット上を調べていくと、長年日光や風雨に晒され、塗装が白っちゃけた玄関ドアに塗布して新品の頃の輝きを取り戻したというコメントも見つけ、これは試してみる価値があると、まずは自家用車に、そして玄関ドアにも施工。

車はピカピカになり、撥水が半端ないです。このシリコン施工は洗車も同時に出来るので、カーシャンプーが不要になりました。玄関ドアですが、長年日光に晒された部分については流石に新品同様とはいかないものの、日光に晒されていない部分は新品の頃の輝きを取り戻しました。これは凄い!

さて、そうなるとスピーカーのエッジにも試したくなるではないですか。この信越化学のシリコンオイルはシンナー等の有機溶媒を使用していないので、ウレタンを傷めることがありません。またシリコンオイルとして安定性・品質が保証されているので、安心感があります。後は塗って音がどうなるか、です。

早速、エッジに施工。エッジの表側だけに塗布することにしました。シリコンオイルは浸潤していくので、裏側に敢えて塗布する必要がないと思われます。裏側を塗るとなるとユニットを外すのが億劫ですし、フレームが邪魔でエッジにアクセスしにくく、うっかりシリコンオイルをコーン紙に付けてしまうと厄介です。施工後、いろいろな曲を掛けてみましたが、音質はプラシーボか良くなった様に感じます。まぁ、悪くなっていないことは確かです。前回エッジを交換(リコーン)したのは4年前なので、耐久性は5年後くらいにならないと分かりませんが、大いに期待はしております。

ところで、玄関ドアの施工中にこのシリコンオイルを石のタイル等に零してしまった処、そこだけ色が変わってしまいました。う~ん、これは困った~駄目元で手許にあったAベンジンを振り掛け、ショップタオルで軽く上から叩く様にすると、綺麗さっぱりシリコンオイルが取れました。本当にあっと言う間です。これも嬉しい発見でした。

SAEC XR-1

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プリアンプとチャンネルディバイダー間にSAEC STRATOSPHERE XR-1を導入しました。

STRATOSPHEREシリーズは、DAC出力のアナログケーブル、DDCとDAC間のデジタルケーブル、クロックケーブルと使用してきて、その圧倒的な情報量とクリアな音場、フラットな帯域バランスで感心すること頻りでした。今回は、プリアンプとチャンネルディバイダー間に導入です。

繋いですぐは帯域が狭く変化に乏しい音ですが、分刻みで音が良くなっていきます。期待を超える驚きの音。やはり圧倒的な情報量とクリアな音場、フラットな帯域バランスで、SAECのケーブル作りの技術とセンスが窺われます。

PC-TripleCという導体の採用、絶縁材の吟味、構造、オリジナルの端子、全てが相俟ってこの見事な音質が達成されています。SAECのケーブル作りは、必要なものをシンプルに巧みに組み合わせており、余計なノイズカット素材を入れたりしていません。高価なケーブルではありますが、その音からすればリーズナブルな世界です。

シューリヒトのベートーヴェン「運命」

Schuricht_Orchestre Municipal de Strasbourg_Beethoven Symphony #5

シューリヒトのベートーヴェン交響曲第5番「運命」には結構多くの録音があります。

1. 46年パリ音楽院管
2. 49年パリ音楽院管
3. 53年シュトゥットガルト放送響
4. 55年ストラスブール市立管
5. 56年フランス国立管
6. 57年パリ音楽院管
7. 57年ベルリン放送響

この演奏は4のストラスブール市立管とのものになります。2、3、7は残念ながら未聴です。1と6は10年以上経ているものの同じオケということもあってか、すっきりとした中にも気迫の籠った演奏が似ています。双方スタジオ録音と思われ、やや落ち着いたイメージがありますが、生き生きとした中の味わいの深さはシューリヒトならではです。5のフランス国立管との演奏はライブ録音らしく、一転迫力に満ちた演奏になります。4のストラスブール市立管との演奏も、ライブ録音で燃えに燃えていて、思わず目頭が熱くなってしまいます。

情熱を省くのではなく抑制し、しかも常に作品の魂を追って止まない~シューリヒトのベートーヴェンは真に「高潔」を感じさせます。
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Author:Kapell
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